ある少年大統領の謝罪と誓い今回、私の至らなさで、反乱を止められなかったことを謝罪します。
ピリカに住む民の方々。本当に申し訳ありません。まだまだ復興の最中ですから、大変なことも多いでしょう。
ピシアを解体しろ、ギルモア将軍やドラコルル長官を処刑しろ、方々からそのような声が現在も聞こえてきます。皆さんが辛く怖い思いをしながら生活されていたのですから、当然です。
しかし、クーデター前こそ国防に携わり、彼らがピリカ星の平和を守り抜いていたこともまた事実です。
実際、ピリカ星の軍隊はこの辺りの星の中でも、群を抜いた軍事力を誇っています。
ピリカ星の歴史は長いですが、その間ずっと彼らがこの星の治安を維持してくれていました。
だからこそ、我々は本当の意味での【平和】を知っていたのです。
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