◯北信介
キタキツネの妖精。人々の熱狂を奪い地球温暖化を加速させようとする悪の組織に抗うべく、プリキュアとなる人材を探している。
ある日バレーボールの試合会場に迷い込み熱狂する人々を見て「これや!!!」と思いたち稲荷崎高校に人間の姿で入学する。しかしパッとした人材に出会わず普通に1年間学生生活を送った。2年になり宮侑を見つけ「こいつならいけるんちゃうか…」と思ったがあまりに粗雑な性格のため見送る。しかし彼程人を惹き付ける人間はいない。自らの手でプリキュアにふさわしい人材にすると奮闘する。
◯宮侑
稲荷崎高校バレーボール部2年。自他共に認めるイケメンで強豪校の正セッター。当然のごとく校内でモテまくっている。バレーの応援にくる女子は勿論、神業プレーは男子生徒や一般客をも熱狂させる。北さんのことはずっと苦手だがバレーボール含め自分に真摯に向き合ってくれる姿勢に実は感謝している。目立ちたがりだが人助けには興味がない。でも北さんの言うことは聞く。
◯宮治
稲荷崎高校バレーボール部2年。侑の双子の片割れ。侑とのコンビネーションで人々を惹きつける。オールラウンダーなプレーは1人でも十分魅力的で、水面下で侑より女子人気が高い。侑のおかげで多少良いやつに見えるがあまり人の心はない。北さんの言うことは聞くがそれよりも食べ物で動く。どこか達観しているので人助けはしんどくない程度にしても良いと思っている。ご褒美の食べ物がないと屍になる。
◯銀島結
稲荷崎高校バレーボール部2年。正義感が強くまっすぐなプレーを買われている。人当たりが良く誰にでも優しい、浮いた話があまりないためガチ恋勢の数が圧倒的に多い。困ってる人を放っては置けない性格でプリキュア適正としては高い。双子のせいで損をすることも多いが優しさ故たいていのことはゆるしてくれる。でも銀島がキレると2年全員黙る。北さんは自分が引退しても銀島がいれば安心だと思っている。
◯角名倫太郎
稲荷崎高校バレーボール部2年。スロースターだがトリッキーな攻撃が目を引く。いつも斜に構えており人助けには1ミリも興味がない。侑とは小競り合いが多いが実は気が合うところもあり悪ふざけするタイプ。故郷を離れ少し寂しい思いをしていた頃北さんの厳しくも優しい態度にすっかり懐いた。治は餌付けすればちょろいし銀島は単純に良いやつだしなんだかんだバレー部メンバーが大好き。宮を見に来たファンのうち3割は角名に落ちる。