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    now_or_lever

    @now_or_lever 思いつくまま短文を投げていきます。

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    now_or_lever

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    元ネタ「友人の子供を預かってるがために我慢してキスだけし川の字で寝た」

    仕事が死ぬほど(死なない)忙しく性欲溜まりっぱなしの海神、フルパワーでこじに伝えてた予定より1日早く仕事を片付けアポ取らずにこじ宅に凸したら遊びに来てたゲルちゃんと鉢合わせ
    すぐさま押し倒してやりたいところだが流石に自重し帰ろうとするも嬢ちゃんが気遣うだろ帰るな茶でも飲んで行けと止められる
    海神が怖くて気まずいゲルちゃんと過熱気味の海神と薄ら気付いてるが何もフォローできないこじの地獄のティータイム
    夜、川の字は無理なのでゲルちゃんだけ客間で寝るよう言い聞かせ気遣いまくるゲルちゃん
    吾と神様は雑魚寝するわ、そうだぞ若い娘がこんな男と褥を共にするなと海神に言われ申し訳なさそうにゲルちゃん一人客間へ
    絶対せんぞ神様、嬢ちゃんが起きたらどうする今夜は寝ろと宥められたが全く寝付けない
    翌朝ゲルちゃんが玄関の戸を閉めて帰宅の途についた瞬間後ろ手に鍵を掛けながら口吸ってくるのでせめて移動させろと抗議される海神

    ちょっとゲルちゃんかわいそすぎるのでちゃんと書くかは未定です…
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    now_or_lever

    DONE「御不満ですか?」を題材としたゼウハデ…の筈だったものです。最近の本誌の次男(ネタバレ無し)が好きでつい書いてしまった。末っ子と次男のお話です。兄弟絡みの話はなんぼあっても良いですからね。
    御不満ですか?「こんなときまで兄貴面するんじゃねえよ」
    若気の至りの項目に例文で載るほどの暴挙。直情的な次兄は殴りかかってきた。すぐ上の兄は背筋が凍るほど冷ややかな目を向けてきた。そんな弟たちを静観していた当の長兄は、少しも心乱さずやれやれと肩をすくめていた。

    あれからどれほどの時が経っただろう。
    「やっぱワシ、お兄ちゃんの弟で良かったんだわ」
    「今更かよてめえ」
    椅子が四脚あるテーブルにて、老いた末の弟と機械の体になった次兄が向かい合っていた。向かい合っていた、とすると若干の語弊がある。次兄はテーブルに向かわず明後日の方向を見ていたし、末の弟は持っていたティーカップに視線を落としていた。最終闘争も終結し、もう誰も座ることのないその二脚の椅子に視線を移す。瞼を閉じると「困ったヤツだ」と言いながらも微笑む長兄と凪いだ海のように静かなすぐ上の兄が瞼の裏に浮かぶ。今まさに茶を入れて皆で飲んでいるかのごとく。実際成神してからそのような雰囲気で兄弟全員がただの食卓を囲むことなど数えるほどしか無かったというのに、こんなときに限って記憶は鮮明に戻ってくるのだ。末弟は己のデキた脳味噌を少しばかり疎ましく思った。
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    now_or_lever

    DONE駄菓子屋パロ時空のこじポセです。薄ら両片思い。オリジナル要素が強いので粗筋(https://poipiku.com/3772614/6683664.html)を先にお読みの上お楽しみください。
    それはテーブルの上の二つの麦茶がすっかりぬるくなってしまった頃。

    「坊ちゃんは紙風船で遊んだことはあるかい?」
    盆休みは流石に店を閉めているだろうな、そう思いつつもつい足を運んでしまったいつもの駄菓子屋で、彼にそう問われた。今は夏休みで帰省しているが、急ぎ実家で済ませたい用事が片付いたので散歩がてら立ち寄った。オーナーと将棋に興じつつ奥の座敷で店番をしていた彼と話して小一時間。口下手の自分が提供出来る話題に限界を感じ始め、名残惜しいがそろそろ腰を上げようとしていた矢先の質問だった。
    「存在は知っています…本で…」
    嘘ではない。子どもの頃確か図鑑か何かで見た筈だ。昔の玩具がフルカラーで掲載されたページに、平らに畳まれた状態と、空気で膨らませた姿とを両方目にした記憶がある。自分が実際触ったことのある玩具と言えば、外国のメーカーの、どちらかというと高価な部類に入る知育玩具だった。幼過ぎて脳に残っていないだけかも知れないが、思い返してみても確か弟のおもちゃ箱には紙製のボールは無かった。普通のゴム風船なら腐るほど見たが。
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