生理の重いps、普段はしっかりお薬携帯してるけどその日に限って持ち合わせを切らし這々の体で医務室に向かうものの途中で力尽き座り込んでしまう。ちらちら見てくる学生はいるものの友達いない+人に頼りたくないので助けを求めることも出来ず痛みが和らぐのを待つが全く収まる気配なく、恥を忍んで道行く人に声を掛けるか悩んでいたところ、黒髪ポニテのでかいジャージ女に肩を叩かれる。
「顔色が良くねえ。体調悪いのか?医務室行けそうか?」
痛みに耐えながら状況を説明するps。事態を把握した体育科と思しき女学生が待ってろ、とだけ告げてその場を去る。走って戻ってきたその手にはなかなか巨大な救急バッグ。psの前でそれを開けると沢山の銘柄の痛み止めが入っていた。
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