かろん @ka_rongbf @ka_rongbf主にパーエル。ネタの切れはしとか。勢いに任せたものとか。 ☆quiet follow Send AirSkeb request Yell with Emoji POIPOI 16
かろん☆quiet followDOODLEボスコさんに会う前の子モートさん。暗いだけの話。 show all(705 chars) Tap to full screen .Repost is prohibited Let's send reactions! freqpopularsnackothersPayment processing Replies from the creator Follow creator you care about!☆quiet follow かろんDOODLEパーエル。いちゃいちゃしている。眠い眠いね…。まどろみの君船を漕ぐ様に、鳥が緩やかに羽ばたく様に、赤い大きな耳が視界の端でゆらゆらと揺れている。更に言えば肩に預けたその耳の元、柔らかな赤髪の頭も時折かくりと落ちかけては戻りを繰り返している。 長い前髪の間の金色はだいぶ前に瞼の裏に隠れたきり姿を見ていない。 「横になったらどうだ?」 「…ンー」 夜の散歩と称した見廻りから戻るなり渋い顔をしてパーシヴァルの隣に無言で座り、気がつけばこの有様。どう見ても睡魔の方が優勢なのに、エルモートは頑なに其処を動こうとしない。 「アンタも、寝るならねる…」 もぞもぞと告げる語尾も若干怪しい主張は、今夜何度も聞いたもの。 「もうすぐ終わると言っているだろう?」 手元の書類を示しこれも何度目かの言葉を返す。 1505 かろんDOODLEツバサくんとショウくんとモートさん。自分の誕生日にかこつけた誕生日ネタです。思わず長くなったので読みやすいかなとシブにも上げました。中身は同じですm(_ _)m祝福を貴方にその話を聞いたのは、たしかマナリアで彼が臨時講師をしていた時。 ちょっと寝坊をしたら授業の開始時間に間に合わず、開き直って堂々遅刻した所を炎獄先公に見つかり悪党めいた笑顔で追加の課題を出された日だった。 親友たちの手を借り足りない知識を寄せ集め、どうにか空欄を埋めた課題を提出すべく夕陽の差し込む校舎を歩いていると、通りかかった資料室から話し声が聞こえツバサは足を止めた。 「炎獄センセーって誕生日いつなんですか?」 きゃらきゃらと聞こえる数人の女子の声は落級の生徒ではなく普通科の生徒のものだろうか。 廊下に居たツバサはバレないように資料室に近づき、会話の相手の返答に息を潜めて聞き耳を立てる。 「ンなの聞いてどうすンだァ?」 6541 かろんDOODLE遠距離恋愛パーエル。季節ネタやっとこう。ハッピーバレンタイン!!(遅刻組)あまいひととき想い人にチョコレートと共に気持ちを贈る、人によっては一大イベントでもあるバレンタインデー。 その決戦の日が近付きグランサイファーも甘い香りで包まれている。 そんな中エルモートは普段から厨房やラードゥガなどで色々と作ったりしているせいか、数人の女子団員に捕まり一緒に菓子作りをする羽目になっていた。 「これは?湯煎?お湯で溶かせばいいの?」 危なっかしい手付きで砕いたチョコを入れたボウルを手にイオが手順を確認に来る。 「あー、今行ってやるからちょっと待ってろ…、ヤイアそれはもう少し薄くしねェと上手く抜けねェぞ」 「は〜い!」 傍らでクッキーの生地を伸ばすヤイアに声をかけてクッキー型の入った籠をテーブルに置く。 「あっ!それ、こむらがえりみたい!ソレにする!」 4664 かろんDOODLEボスコさんに会う前の子モートさん。暗いだけの話。 705 かろんDOODLE火古戦場お疲れ様でした!ずっとパーエル+ミカ様でちまちま頑張っておりました。推しが活躍するのは良いもんですねぇ…。終幕僅かに残った灰を巻き上げて一陣の風が夕日で染まる戦場を吹き抜ける。連戦を重ねた古戦場も閉幕を迎え島はひっそりと静まり返り、渦巻く炎も今は消え失せ見る影もない。熱を無くし冷え切った戦場は寂しさすら感じた。 多分それは迫る別れの時を想わせるからかもしれない。 グランと他の団員達が先に艇へと戻り閑散とする焼けた平野を、エルモートは手近にあった大きめの岩に座りぼんやりと眺めていた。長い外套の裾が少し冷えた風に揺れぱたぱたと音を立てる。 (終わっちまったなァ) 目を閉じればまだすぐそこに揺れる炎が見える。 美しく愛しい紅い紅い真っ直ぐな炎と、それを操る紅い騎士。 噛みしめるように思い出して短く息を吐きアーソンを両腕で抱え直す。 2164 かろんDOODLE火古戦場が初日メンテになったので…。束の間の休息定期的に開放される古戦場。 今回も強敵を相手取り連戦に次ぐ連戦を繰り広げる…はずだった。 「あれ?閉まってる…」 とある島の古戦場へと続く入り口の扉は固く閉ざされ、何かが書かれた小さな板が下げられている。 「…メンテナンス中、だってよ」 ビィが文字を確認し読み上げた。 「ありゃ、トラブルでもあったのかな」 色々と準備はしていたものの、閉鎖されているのではどうしようもない。ポリポリと頭をかきつつ、まぁしょうがないか、と団長であるグランはくるりと踵を返しグランサイファーが待つ港へと一旦戻ることにした。 「せっかく戻ってきて貰ったのにごめんね」 グランが炎を模した紅い刀身の剣を携えた騎士、パーシヴァルへと声をかける。少し前に国政を手伝うためにウェールズへと帰っていた彼は、古戦場の主力の一人として招集されていたのだ。 1012