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    PnknDol

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    PnknDol

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    P百々 ホラーっぽいのを書きたかった

    【状況説明】
    徹夜の作業で事務所に泊まったP。仮眠スペースで目を覚ますと「学校に行く前にぴぃちゃんに挨拶しに来た」と言う百々人が覗き込んでいて──

    「良いことが有りましたか?」

    目に見えて上機嫌の百々人さんに問いかけると、内緒話をするようなトーンでこっそりと教えてくれた。

    「実はね。ぴぃちゃんが寝言で僕のこと呼んでたの、聞いちゃったんだ。」
    「えっ」

    微笑ましいエピソードを聞けるかと思いきや、自分の恥と向き合うことになるとは。それでも、知らないままにはしない方が良いだろう。

    「寝てる間、どんなことを言ってましたか……?」
    「僕の名前以外はよく聞き取れなかったよ。ぴぃちゃん、どんな夢を見てたの?」

    今日見た夢。既に記憶は曖昧だけど、『パッションで育つ豆』を持ってきた社長が一瞬で枝豆を大豆にしたのは覚えている。

    「確か、社長と新しい仕事の話をして、賢くんもそこにいて……。ずっと会議室に居た夢だと思うんですけど、百々人さんはいつ登場したんでしょう」

    何らかの理由で入ってきた?それとも突然現れた?
    夢だからどっちも有り得るけど、そんな展開が有ったら覚えていそうなものなのに。

    ……そういえば、『人は夢を何個も見ているけど覚えられない』って聞いたことがあったな。
    百々人さんが聞いた寝言が、最後の夢じゃなくて、自分の覚えていない夢のものだとしたら──

    「百々人さん、いつから事務所に来ていましたか?」
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