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    けいちゃん

    えっちなやつとかえっちじゃないけどワンクッション入れたいやつはここに投稿します。
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    けいちゃん

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    【尾月尾】謎シチュのふたり

    #尾月尾
    endOfTheMonth

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    kate_nisee

    PAST絵じゃないんですが、最初の宇佐月タグ用。初めて書いた宇佐月はリーマンパロでした。まだ手探りだった懐かしい時期
    初描き宇佐月(たぶん2020年の10月くらい…?) 事務室にまだ明かりが皓々とついていることに宇佐美は驚き、そして部屋の中にいた月島はこの時間に事務室に入って来る者がいたことに驚いた。
    「あれ、お疲れ様でーす!」
     ヘルメットを小脇に抱え、作業服に安全チョッキというスタイルの宇佐美が声をかけ、それに対し幾分くぐもった声で、打ち合わせ卓のところに座っていた月島が「お疲れ」と返した。そして口の中にあったものを飲み下し、「お前も食うか?」と目の前に並べ立てている諸々を指し示す。
    「何食べてんですか?」
     晩飯にしちゃ寂しいんですけどぉ。そう荷物一式を自分のデスクに置いて近付いてきた宇佐美は、その段ボールの前に屈みこんだ。
    「こないだ入れ替えしただろ?」
     備蓄の非常用食料。そう月島は答える。その声を聞きながら、ああそういえばこの間、災害対策物品のうち、そろそろ賞味期限の切れそうな非常食一式が総入れ替えになったなあと宇佐美は缶詰のパンを手に取りながら思い出していた。そして古いほうの食料品や缶詰は、適当に持って帰っていいぞと言われていたことも。
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    namidabara

    PROGRESS6/6 進捗
    20日目/ 6/3の続き!尾の告白に対する月の返答。結局たたなかったと似たような流れになってしまいましたが、こっちの方が先です。結局~はパクリなので…(誤解を招く発言)
    追加パート書き始めてしまった……。水曜日までに終わらせたい!
    尾月原稿「……お前、営業なのにプレゼン下手くそだな」
    あまりにも拙く、しどろもどろなそれらの言葉が耳から潜り込み、食道を伝って落ちて、そうして腹の奥底にすとりすとりと降り積もっていくような感覚がした。いつもの無数の膜を重ねた言葉ではない、剥き出しの言葉の漣。それらはどこか、幼い子供が一生懸命に紡ぐその響きに似ていた。
    「……自分に価値があって、売り込むことになるなんて想定してなかったので。完全な資料不足ですな」」
    「営業成績一位取ったこともある奴が、聞いて呆れるな」
    「アンタも同じようなもんでしょう」
    自分に、誰かに乞われるような価値があるかと問われれば、多分月島も同じように否と答えるだろう。その上で長所を上げて売り込めなんて言われたら途方に暮れるだろう。欠陥部分は慣れたように指摘し並べ立てられるが、逆をするのは酷く難しい。何よりも、自分にそれだけの価値があると声高々に宣言しているようで恥ずかしくて堪らないのだ。
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