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    namidabara

    @namidabara

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    namidabara

    ความคืบหน้า6/6 進捗
    20日目/ 6/3の続き!尾の告白に対する月の返答。結局たたなかったと似たような流れになってしまいましたが、こっちの方が先です。結局~はパクリなので…(誤解を招く発言)
    追加パート書き始めてしまった……。水曜日までに終わらせたい!
    尾月原稿「……お前、営業なのにプレゼン下手くそだな」
    あまりにも拙く、しどろもどろなそれらの言葉が耳から潜り込み、食道を伝って落ちて、そうして腹の奥底にすとりすとりと降り積もっていくような感覚がした。いつもの無数の膜を重ねた言葉ではない、剥き出しの言葉の漣。それらはどこか、幼い子供が一生懸命に紡ぐその響きに似ていた。
    「……自分に価値があって、売り込むことになるなんて想定してなかったので。完全な資料不足ですな」」
    「営業成績一位取ったこともある奴が、聞いて呆れるな」
    「アンタも同じようなもんでしょう」
    自分に、誰かに乞われるような価値があるかと問われれば、多分月島も同じように否と答えるだろう。その上で長所を上げて売り込めなんて言われたら途方に暮れるだろう。欠陥部分は慣れたように指摘し並べ立てられるが、逆をするのは酷く難しい。何よりも、自分にそれだけの価値があると声高々に宣言しているようで恥ずかしくて堪らないのだ。
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    namidabara

    ความคืบหน้า6/1 進捗
    15日目/モブ有描写あります。最低なモブαによるΩへの差別発言も。
    ここ!!!!ここが書きたかった!!!!もともとここら辺は書いてたんですけど、見てみてしたくて書いてた部分も繋げました。「いつになったら人間になれるんだ」の辺りの台詞から、この作品が始まったと言っても過言ではない…。
    尾月原稿【#008】

    じわりじわりと肌寒くなってきた十月、月島は息を切らして走りながら、嫌な予感に胸を締め付けられていた。
    『ねーえ、係長~。どっかでイポㇷ゚テ見なかった?』
     きっかけは、外回りから帰って来た月島に、杉元が辺りを見回しながら話しかけてきたことだった。聞きたいことがあって探してるんだけど、全然見つかんないんだよね。杉元の言う通り、確かに有古はしばらく席を外しているようだった。デスクには中途半端に広げられた資料と飲みかけの紅茶が置いてあり、外出した様子や会議に行った様子もない。
    『ああ、有古ならちょっと前に呼ばれて出て行った』
     声を上げたのは野間だった。
    『さっきっていつ?』
    『俺覚えてるよ~。丁度休憩から帰って来たのと入れ違いだったから……。あれ、もう三十分くらい経ってるな』
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    namidabara

    ความคืบหน้า5/28 進捗
    11日目/友達とご飯食べに行ってたから日付変わってしまった!
    短め。明日には005~006を纏めて支部に上げる予定です。モブを嘲笑する尾大好き~♡
    尾月原稿【#006】

     雨上がりのむわりとした不快な空気が、猶更尾形の心をささくれ立たせた。あちこちで聞こえる水滴の音が煩わしい。夏の雨上がりが尾形は一等嫌いだった。
     あの日、暗闇の中で月島の痛々しい表情を見て以来、尾形の考えることは一つだけだった。月島の過去。どうしてわざわざロシア語の子守歌を歌ったのか、あの表情をさせるのは誰なのか。それだけが気になってしまって仕方がなかった。
    ロシア語。ロシア語から連想されるのは鶴見だ。ロシア支社で勤めた経験があり、妻もロシア人。月島に一番近しい人間で、ロシア語に精通している人間と言えば鶴見しか居ない。また鶴見だ。ああ、むしゃくしゃする。
    知ってどうするというのだろう、と冷静な自分が問い正す。仮に月島と鶴見の間に何か関係があったとして、それを知ったところで尾形には一つもメリットがない。精々、まあ随分と泥沼ですなあ、なんて笑って、鶴見への脅しのネタが一つ増えるくらいだろう。そもそも月島を直属の部下に据えているのだから、その揺さぶりさえも効く気はしないが。
    2028

    namidabara

    ความคืบหน้า5/23 進捗
    6日目/なんやかんや尾の世話を焼く(?)宇が好きです。
    あと、尾は受け取るのが下手って言うのは私の認識。受け取れる箱も与えられる愛もあるのに、自分で蓋して抱え込んじゃうから何も注がれない。それを見て「やっぱり俺は祝福されない」なんて自嘲してるイメージです。
    尾月原稿度重なる深夜残業を生贄に、大きなプロジェクトを無事大成功に収めた尾形は、現在ゾンビのような顔色のまま宇佐美に連れられてとある喫茶店に居た。
    『頑張ったご褒美にランチ奢ってやるよ。あ~、僕ってホントに良い先輩!』
     本当にいい先輩は自分でそんなこと言わねえ、などと思いつつも、軽口を叩く元気もなかった尾形は無言で宇佐美の後ろをついて行った。何はともあれ一食分が浮くのは悪くない話である。店のメニューで一番高いものを食ってやろう。そんなことを思いながら入店したのは、オフィスがあるビルから左程離れておらず、さりとて入り組んだ道の奥にあるためパッと見は見つけられないような立地に居を構える喫茶店だった。店内には尾形たちの他に二組程度しか客が居らず、書き入れ時のランチタイムにこの様でやっていけるのだろうか、とぼんやりと思った。
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    namidabara

    ความคืบหน้า5/18 進捗
    1日目/初日だから一番幸せ絶頂なパート書いてたけど、この後の事考えるとなんか気が重くなっちゃったな……
    尾月原稿「そんなに気になるならさ、奪ってくればいいじゃん。いつかの三島みたいに」
    宇佐美は頬杖をついたまま言う。おどろおどろしい雰囲気を漂わせて向こうの卓を見つめるだけの尾形にうんざりしてきたようだ。いつかの三島のように。ようするに、腕相撲大会で勝ち抜いて月島を攫ってとっとと帰れ、ということだろう。
    尾形は何を馬鹿な、と顔を顰める。そんなことするなんて柄じゃない。第一、三島にしたように杉元が自分に手加減するとは思えなかった。尾形百之助という男は勝てない勝負には挑まない性質なのだ。腕を痛めて負ける無様な未来は容易に想像できた。だから、そんな馬鹿なことはしない。
    つまんないの~。カクテルを傾けて言う宇佐美に舌打ちをしながら、手元の全く減らないレモンサワーを舐めてちらりと盗み見る。白い肌をすっかり真っ赤にした月島の傍には、様々な人間が入れ替わり立ち代わりやってくる。そのどれもに大口を開けて笑ったり、はにかんで笑ったりして対応しているから、きっとうんと沢山の祝福を受け取っているのだろう。途切れない人影たちは月島の人望をありありと見せつけていた。坊主頭をわしわしと撫でまわす菊田が憎たらしくて仕方がない。
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