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    doen2525

    ネタのメモやらチラシの裏レベルのらくがきやらの避難場所

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    doen2525

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    国広くんオークションにかけられる任務中に国広が攫われた!短刀たちのお陰でとある地下にあるオークション会場にいるということが分かり、部隊は国広を救出するためにそこへ向かった。「どうしよう……もしも他の人に山姥切国広が買われてしまったら…」と顔面蒼白な審神者を宥めつつ、部隊長の長義は真顔で会場入り口にいる黒服たちをみねうちで黙らせて中へ突入する。奥ではすでにオークションが始まっており、舞台の上に座らされた国広の姿があった。「さあ、こちらはかの名刀山姥切国広!練度も高い刀剣男士です!さあまずは1000万小判から!」と黒服が何か言っている。長義は会場にいる黒服を一人ずつ千切っては投げ、千切っては投げ、ずんずんと最前列に向かう。「1000憶小判」長義の声が高らかに会場に響いた。国広は長義の姿に気付き「山姥切…」と声を漏らす。「俺の写しがたったの1000万小判だと?笑わせてくれる」「あ、ダメだ滅茶苦茶キレてる」刀を構え鬼神のごとく殺意を放つ長義に「お、落ち着け山姥切!俺は無事だ!まずは6秒深呼吸しろ!」とアンガーマネジメント6秒ルールを試す国広。長義は大人しく6秒深呼吸をした後「さて、どいつから殺そうか」と殺意6秒増しになってしまった。「ダメだったか……」
    帰還後「山姥切長義……それ、あれですよね?ケチャップですよね?あの人間たちの返り血じゃないですよね?」と審神者が滅茶苦茶ビビり散らかす。斬りはしなかったが思いっきり殴ったり蹴ったりしたので普通に返り血浴びてるだけだし「大丈夫だ、山姥切は無傷だから」とよくわからないフォローをする国広。
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    doen2525

    DOODLE100%捏造設定。モブ職員さんいますし喋ります。
    とある写しととある本歌のよもやま話山姥切長義は幼い姿で顕現した。それだけならよかったのだが自身の霊力のコントロールができず、しばしばその力を抑えられず暴走させ体調を崩していた。霊力をうまく扱えるようになり安定するまで時の政府管轄の医療機関に収容されることとなった。ここは合戦場で手入れですら治らない深い傷を負った刀剣男士が何振りも収容されており、治療を続ける個体、あるいは最期の時を静かに待っている個体がいた。
    「おれはほんかやまんばぎり。でも、おれはふかんぜんだから、かっせんにいくことも、ましてやかたなをふるうこともできない。おれは、どうして」
    そんなある日の事だった。霊力が暴走し、ベッドでうなされていた長義の元に誰かが近づいてくる。それは汗で張り付いた長義の前髪を指で梳き、優しく頭を撫でてくれた。そうすると、その日の夕方には症状がおさまっていた。とても懐かしく温かな大きな手のひら。ぼんやり覚えていた長義は、いよいよその誰かと対面する。その誰かは唐突に長義の病室を訪れた。一目でわかった、それは山姥切国広。長義の写しである刀剣男士だった。
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