心配と信頼の間スチュワード「――なのでカーディからはできるだけ目を離さないでください。ちょっと気を抜くとよく分からない機械を適当に操作して壊しかねないので」
テキーラ「なるほどね、了解了解。とりあえず大変な子だってのは何となくわかったよ。……それにしても」
スチュワード「……なんです?」
テキーラ「スチュワードさんは彼女のことが心配でしょうがないんだねぇ」
スチュワード「別にそういう訳では……。作業室に置いてある機械の値段知ってます?暴走して作業が遅れるぐらいならまだいいですけど、万が一壊れでもしたら……」
テキーラ「……ま、そういうことにしとこうか」
スチュワード「目の前でアイツのこと見れば貴方にもよく分かりますよ」
テキーラ「俺も妹がいるからさ、何となく気持ちはわかるつもりだけど……一つだけいい?」
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