お弁当屋さんに来ていた2歳の子が可愛すぎた話。お弁当屋さんで妊婦さんと、男の子。
母「春千夜君、来週くらい、お母さんまた入院しないとダメなんだ。赤ちゃん産まれるから。」
子「春千夜くん、お母さんいない間、良い子に出来るよ。この前は寂しくて泣いたけど、もうお兄ちゃんだから。」
母「そっか。ありがとう。あ、赤ちゃんも兄ちゃんの事大好きって言ってるよ。」
(胎動を触らせてる。)
子「赤ちゃんは女の子だから、春千夜くんが守ってあげるからね。」
母「お母さん、赤ちゃんにおっぱいあげたり忙しくなるけど、春千夜君のことずっと大好きだからね。」
子「わかってる。赤ちゃん寝てる時に、ちょっとだけ抱っこしてくれたらいいよ。もうすぐ3さいだもん。お兄ちゃんだもん。」
お母さん涙ぐんでた。息子君はお兄ちゃんになるのがすごく嬉しいみたい。
お弁当屋さんも息子君の会話聞いてコロッケおまけしてあげてた。
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職場近くのお弁当屋さんにて。
前にも投下したお母さんが妊婦の3歳男の子。
今日はそのお父さんと。常連らしい。
弁「お母さんどうや?もう1ヶ月くらい入院してはるやろ。」
父「昨日生まれました。産後もしばらくここにお世話になりそうです。」
子「やっとお兄ちゃんになったよ。すごい可愛い。 あのね、お母さんが春千夜君のことぎゅーした後は、 僕は千壽ちゃん(妹)をイイコイイコしてあげてねって頼まれてるんだ。僕は赤ちゃんの時、ずっと甘えられたけど、千壽ちゃんは僕がいるから お母さん半分こでしょ?だからその分、僕が千壽ちゃんと遊んであげるんだ!」
父「張り切ってますけど、赤ちゃん帰りしないか心配です。」
弁「大丈夫や。お母さん入院してもしっかりしてたもんなぁ。 ほなお兄ちゃんになったお祝いやな。」
ウインナーおまけしてた。
優しくて賢いお母さんなんだなぁってまた思った。
そのうち赤ちゃんも連れてるとこ見られるといいなぁ。
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お弁当屋のおじちゃんと、母親と4歳男の子、一歳の女の子
弁「おっ久しぶりやなー。」
母「半年ぶりです。えっと、ミックス弁当と、春千夜くんは?」
兄「僕は、コロッケ弁当!あ、コロッケって卵入ってますか?」
弁「あげもんは卵使ってるけど、どうした?」
兄「そっかー。千壽ちゃん、卵食べるとカイカイになっちゃうの。じゃあ僕、鮭弁当にする。」
母「コロッケでいいのよ。千壽ちゃんにはお母さん作るから。」
兄「お母さんはお熱だから帰ったら寝るの!僕、妹ちゃんと半分こがいいの!」
弁「偉い兄ちゃんやなー。よしっ、鮭弁にコロッケおまけしてやんよ。」
下の子が産まれる前に同じお弁当屋で聞いた会話さらしたんだ。良い子に育ってた。
出来上がるの待ってる私にヨチヨチ歩きの妹ちゃんがしがみついてきて、兄くんが
「すみません。千壽ちゃん、お姉さんにご迷惑でしょ。」
とか拙い喋りで言ってた。明らかに私のがお母さんより老けてるのに…。