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    himmel_dienacht

    @himmel_dienacht

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    himmel_dienacht

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    今書いてる原稿。
    犯探♀の世界で、捜査で怪しいクラブに来て知らん客に絡まれてる📚を🎲が助けるけど結果的に失敗した話。
    ※続きは大人向けだけどここはそうでもないパート
    ※治安が悪い世界
    ※大体設定が捏造しかない

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    himmel_dienacht

    PASTまどマギの設定のみパロの帝幻と乱数の話。元ネタは魔法少女ものですが本作では特に性転換や女装はなく「魔法少女(概念)」です。

    まどマギ知らない人向けの大雑把な設定メモ
    ・願い事を一つ叶える代わりに、敵(魔女)と戦う契約を結んでいるのが魔法少女
    ・魔法を使うために魔力がいるけど底をついたら魔法少女は死んでしまう。魔力の残りは契約している時に手に入れる宝石の濁り具合でわかる。回復アイテムは魔女が落とす
    桂冠詩人とフォルトゥーナ1
     素寒貧で公園に座り込んでいた時に、そいつは現れた。困っているのなら願いを叶えてやろうかという、小さな白い生き物が。
     戦いの運命を受け入れるなら何でも願いを叶えてやる、とそいつはいった。何と戦うんだ。そう問えば色々説明してくれたが、その内容は夢物語のようだった。世界を害する魔女だとか、何だかそういう話だ。幻太郎の小説の方がまだ地に足がついていると思えるくらいに、そいつの話は現実離れしていた。
     一通り話を聞いて――三割も理解できなかったが――、だけど俺は断った。
     誰かに与えられた幸運など、何が楽しいというのだろう。そういうものは自分でつかみ取ってこそだ。だからそんな奇跡に用はない、と言ったら、そいつはあっさりといなくなった。
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    recommended works

    1852m海里

    MOURNING
    花になった貴方【最終回】松「目を覚ましておくれよ…お願いだ…。」目を開けない貴方に、僕はもう一度キスをする。

    もし、夢で暖かで心地の良い空間を見つけたらどう思う?ここにいれば幸せな気持ちになれるし、辛いことや苦しいこともない、得るものもなければ失うものもない。私ならずっとここにいたいと思ってしまうな。何もなくてもこんなに心地よくて、幸せなら良いじゃない。ずっとここにいても、良いよね。審「松井…。」松井…?何を言ってるんだろう。ここに来てから無意識に何か言葉を発してるんだけれど、何を言ってるのかよく分からない。松井ってなんだっけ。いいや、今私とても幸せだから。私を囲むこの花たちを見てると愛おしくてたまらなくて、この上ない多幸感に包まれるの。松「駄目だよ。」審「え…?」誰だろう、綺麗な人だなあ。この人を見てると、花を見てるときと同じ気持ちになる。どうしてだろう。審「ねえ、貴方も一緒にここにいよう。この場所はね、とても暖かくて幸せな気持ちになれるんだよ。」松「…。」どうしたんだろう。彼は私の目をまっすぐに見つめたまま返事をしてくれない。彼の目からは今にも涙がこぼれ落ちそうで、とても辛そうに見える。松「貴方はここにいるべき人じゃない。」どうしてそんなことを言うの?松「よく聞いてくれ。」そういうと彼は大きく息を吸い込んで深呼吸をして言う。松「僕は松井江。松井興長の持ち刀だ。そして今は…貴方の、主の刀だ。」突然のことに立ち尽くす私に構わず彼は続けた。松「貴方はこの場所が暖かくて心地が良いと言ったね。よく見てごらん、貴方は本当にそう思っているのかい?」そんなこと言われても、貴方の方こそよく見てよ。ここは暖かい光が差していて、愛おしい花々に囲まれていて…。審「あれ…?」振り返るとそこは私の知っている景色ではなかった。花々はバラバラに切り刻まれており、血のように真っ赤な液体が一帯を染めていた。
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