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    小さな葉っぱ

    @happa_shumi08

    ↓活動場所
    https://profcard.info/u/KeSCw6Nd2DYriEq7xhk0cnUZqaF2

    ・くじらのひとの黒迷さん(BLは書けない)
    ・SB69の男女CPやバンド内のわちゃわちゃ
    ・マリオのワルイージ×ロゼッタ
    で文字書きをしています。絵は描けず、文章のみの投稿です。テキトーにお気楽に二次創作ライフを送ってます!
    黒迷さん関連にはパスワードを付けさせて頂きます、ご了承くださいm(*_ _)m
    【パスワードヒント】
    ・お二人の下の名前のイニシャルを誕生日が早い順番に
    ・お二人は漫才日本一の何代目チャンピオン?
    英字は全て小文字でお願いします。

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    小さな葉っぱ

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    SB69より91しま。
    お題を頂きました。クロモスとゼロホリ(ゼロティク)に共通の敵が現れ、共闘潜入する事になった二人。
    ツイッターで投稿した画像小説と同じものです。

    頂いたお題:私は、貴方に守られなきゃ生きていけないような弱い人間じゃないわ
    お題配布元:夢見月*

    ##SB69
    #男女CP
    maleAndFemaleCp

    偽カップルパーティー会場へ続く長い廊下を二人並んで歩む。進む二人分の靴を赤い絨毯が鈍い音で受け止めていた。
    カップル役としてこの宴に潜入し、情報を得て来る事が919としまっくに与えられた任務だ。
    「ちっ、なんでてめえなんかと恋人役を……。13の野郎の指示とはいえ、イラつくぜ」
    ダークグレーの背広姿をした919が前頭部に手を置き、頭を抱える。
    「私だって潜入するならハカセとが良かったわよ。ま、四の五の言ったってしょうがないわ」
    「おい、潜入がバレても自分のケツは自分で拭けよ?」
    919が横目で鋭い視線を向ける。肩出しの深い紫色をしたマーメイドドレス姿に、心臓がおかしな音を立てた事にイラつきながら。
    「あーらお生憎様。私はあんたに護ってもらうほど弱いミューモンじゃないの。それより、ちゃんとバレないようエスコートしなさいよ?」
    会場メインの大広間の扉の前に行き着く。
    「この俺にいちいち命令すんじゃねえ。だが、やるからには徹底してやるからな。ちゃんと演技に付いて来い」
    「はいはい、分かってるわよ」
    そして919は彼女に手を添えさせる為に腕を出す。

    気に入らないし、彼にとっていけすかないタイプではあるが、
    『私はあんたに護ってもらうほど弱いミューモンじゃないの』
    これくらい言えるタマでなくては、カップル役なんて嘘でも引き受けなかった。


    (おわり)
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