Recent Search
    Sign in to register your favorite tags
    Sign Up, Sign In

    _wt_am_

    @_wt_am_

    ☆quiet follow Yell with Emoji 💖 👍 🎉 😍
    POIPOI 10

    _wt_am_

    ☆quiet follow

    20220504発行 Web再録
    過去~今のふたりの話。
    過去捏造+ご都合魔法要素が含まれますので何でも許せる方向け。R-18ですがぬるめです。ざっくり4部構成になっています。
    支部にも公開 https://www.pixiv.net/artworks/100832857
    初めてちゃんと本にした同人誌でした。
    お手に取っていただいた方、有難うございました。

    18歳未満閲覧禁止

    Age verification
    Tap to full screen (size:822x1167).Repost is prohibited
    😭😭😭😭🙏🙏🙏🙏😭😭😭😭👏👏👏👏👏💴💴💴💴😭😭💘👏👏💴☺😭😭😭❤❤❤😭😭😭😭😭😭😭😭😭😭❤❤❤❤❤❤❤❤❤❤😭😭😭😍🙏
    Let's send reactions!
    Replies from the creator

    recommended works

    cross_bluesky

    PROGRESSパラロイ本(ブラネロ)の冒頭部分。
    CRITICAL ERROR 鳴り響くエラーメッセージ、動かなくなるボディ。辛うじて稼働していた聴覚センサーが最後に拾ったのは、見知らぬ男の声だった。

     高層ビルの真ん中を薄紅色の花弁が舞い、眩しい光と音に溢れたネオン街──フォルモーントシティ。そこでは人間の他に、アシストロイドと呼ばれる人の手によって作られた機械たちが暮らしている。
     整備と機械化の進んだハイクラス・エリアとは違い、階級社会の底にあるワーキングクラス・エリアには治安の悪い場所も決して少なくない。法の目をかいくぐった非合法な店が立ち並ぶ中、管理者不明のアシストロイドたちはメンテナンスもされず、ただ使い捨ての道具のように各々の役目を全うすべく働かされていた。
     ──フォルモーント・シティポリスのもとに大規模な麻薬取引のタレコミが入ったのは夕方過ぎのことだった。ワーキングクラス・エリアの歓楽街の一角で、違法アシストロイドたちと引き換えに、隣接したシティから大量のドラッグが持ち込まれるという。人の形を精巧に模したアシストロイドは高値でやり取りされるのだ。特に違法アシストロイドは、人の心に取り入りやすいよう愛らしい見目をしているものが多いから尚更。
    5751