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    ImmortalWindil

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    ImmortalWindil

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    クソガキなヒュンケル&エイミと保護者ラーハルトのバレンタインデー。恋愛的な要素は当然全くありません。ほのぼの。

    2/24〜25 ピクスクバレンタインイベント参加作品。店舗エフェクト(ラヒュエのみ)頑張ったから見にきてね!
    https://pictsquare.net/5q62l665oc31346kmv3qbezj

    #ラーハルト
    rahalto.
    #ヒュンケル
    hewlett-packard
    #エイミ
    amy
    #エイミ(風の賢者)
    #ノンCP

    『涙のワケ』 今日はバレンタインデーです。仕事を定時で終わらせたラーハルトくんは、手提げ付きの白い箱を提げて家に帰りました。
     ラーハルトくんが家の扉の前までくると、何やら扉の向こうから泣き声が聞こえます。
     慌てて鍵を開けて中に入ると、ちびっこヒュンケルくんとエイミちゃんが、ワンワン泣いているではありませんか。
     一体何があったのかと、ラーハルトくんが尋ねると、二人はこう言いました。
    「ラーハルトのために二人でクッキーを焼いたんだけど、味見をしたらあまりに美味しくて、二人で全部食べちゃったーーー!!!ウワーン!!!」
    「ラーハルトに食べてもらう分がなくなっちゃったーーー!!!ウワーン!!!!」
     それを聞いたラーハルトくんは、「何だそんなことか」と安心してため息を一つつくと、二人の頭を撫でながらこう言いました。
    「そんなに美味かったのか、良かったな。食べ始めたら止まらないほど美味いクッキーのレシピをオレも知りたい。教えてくれ。次の休みに三人で作ろう」
     そう言うと、ラーハルトくんは白い箱からチョコレートケーキを取り出し、三人で仲良く食べたのでした。

    おしまい。
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    🍪🍪🍪🍪🍪🍪☺☺☺☺☺☺
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    asamag108

    MAIKING魔界旅中のダ様とラー。CPではない、と思っている。
    話にあんまり絡んでないけどダインさんも一緒に旅してる。
    「ラーハルト、これ読める?」
    魔界の旅の途中、主君に差し出されたものは手書きのメモであるようだった。
    魔物ばかりの島で育った主君――ダイが読み書きを苦手としていることは聞き知っている。本人曰く、勉強して簡単な本くらいなら読めるようになったということだったが、何か彼の知らない難しい言葉でも出てきたのだろうか。
    そう思ってメモを受け取り、ラーハルトは眉を寄せた。
    一文字目から、ラーハルトにも見慣れない字が連なっていた。
    全体を眺めればいくつかは知っている文字が現れて、それが魔族の文字で書かれたものだということに気付く。
    一体どこでこんなものを、と思うと同時、その思考を読んだようなタイミングでダイが口を開いた。
    「旅に出る前にヒュンケルから『魔界で役に立つかもしれない情報を纏めておいた』って渡されたんだ。もしも落としたりした時に面倒があるといけないから魔族の文字で書いたって言われたんだけど……おれ、人間の字はちょっと読めるようになったけど、魔族の文字なんて全然分かんなくて。さっきクロコダインに聞いてみたけど、読めないって困った顔されちゃったんだ」
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