用心深さヒイラギは妖になる前、人間だった。どんな人間だったかと言うと、人斬りだ。
色んな恨みをかっていた彼を殺す為に、お偉いさんの娘、綺麗なお嬢さん(恋心)を利用した殺害方法。ヒイラギを監禁し、お偉いさんがヒイラギを1番苦しみ悶えながら死ねる処刑法は何かと考えた結果、お嬢さんがまだ好きだったヒイラギに対して、熱した刀でヒイラギの眼を火傷させたり(瞼をくっつけさせる)鼓膜を破って耳を切ったり、二度とお嬢さんの顔を見れないよう、声が聞けなくなるようにし、外に放つ。それらを平然と実行した。
お嬢さんの顔を声を二度と感じれないこと、騙されたこと、火傷や拷問で目や耳が使えなくなったこと、すべて苦しかったヒイラギは短刀で自分の腹を切って自殺する。(だからお腹に包帯を巻いている)
そしてヒイラギはこの恨みを忘れぬように妖になる。(長年生きてるため、怒りで考えられないため、自分の過去を忘れかけている)
二度と恋なんかしないと心に決めたのに、朱音ちゃん(プティさん宅の子)の魅力に心が揺さぶられてしまう。