源がいつ恋に落ちたかの考察(本誌によってこの妄想に大きな解釈違いが起きたら公開範囲変えるかもです)
(当方は色んな方のさまざまな解釈や二次創作が大大大好きです)
(共感コメントはいつでもお待ちしています!)
今回考察にあたって、源の心境の変化を2フェーズに分けてみました。
フェーズ1:大事な同期期(好意は持っていたかもしれないが、恋ではない期)
フェーズ2:源が藤への恋心に目覚めた日
考察に入る前に私の思う源像も✏️
源の3大ポイント
(1)「同期」を重要視している
父とその同期たちを見て「警察に所属していれば[味方]がいなくなることはない」と子供の頃から身に染みていて(別章その10)、(その62・118)では退官式に同期と出ることに強いこだわりを見せています。
(特に118では「仕事に大志も夢もないけど、俺の唯一の目標は無事に退官式を迎えること 出来れば同期たちと」とまで言っている)
これを踏まえて……
(2)藤・桜のペアが好き(源にとって大切なもの)
学校時代からお互いを支え合う藤と桜は源の思い描く「同期像」で、3人で受けた補修の時間は大切な思い出。
これが実は源の嗜好にもつながっていて…!(後述)
藤桜のために異動届けを出して人気のない町山署に来るくらい大事な存在。
そしてもう一個……
(3)女性を信用していない
(その139)で源は「女の子好きになっちゃっても全然信用とかできない」と明言。
(髪を切れば)イケメンで全生物たらしの源に長期的な彼女ができないのは、このトラウマのせいなのか、はたまた藤に対する思いからなのか。
(その185)では「(恋愛に)夢見すぎ」「恋愛成就(中略)大人からすると「しんどいことの始まり…」としか思えなくね?」発言。この男、拗らせすぎてます。
聖子ちゃんとの関係がなかなか進まない理由にここもある気がしてならないです…!
という、私なりの「源像」を持った上でなるべく時系列順で考察をします。
★フェーズ1:大事な同期期
【警察学校】
私は源が学校時代は聖子ちゃんに恋心を抱いてない説を推してます!
そう思ったエピソードが二つ。
(その135)では玄田の「(如月を)学校時代から好き」に対して「男からするとちょっと重いかなあ」と源。これ嘘ついているように思えなくて、「近くにいるだけですぐに恋に落ちるほど俺ら単純じゃねえよ」も源の本心だと思います。
じゃあ(その148)の拓ちゃんに対するクソ重マウンティングはなんなのか?
この回想シーンで1つだけ源の特殊能力(目がグルグルになる描写)があって「俺の仕事のことで不満があるなら 俺を本当には好きじゃないってことじゃん」と言ってます。
藤は「源の特殊能力が効かない」ので、これは拓ちゃんに向けて放った言葉でしょう。
クソ自分都合解釈なのですが大事な同期の藤のために「仕事のことを理解してやれよ」と拓ちゃんに説諭しているのでは…!
こじつけですが、途中から「聖子ちゃん」呼びになったのは電話と金曜日の間に桜とのやりとりがあったタイミングなだけかなーと。
藤は入学から彼氏がいたこと・すぐ恋に落ちるほど単純じゃないこと・その後飯に誘う(ご飯の場でマウンティングし続けるほど性格曲がってないと思う…)ことから、この時点では源は藤のこと「仲の良い同期」として見ている気がします。
【町山署異動】
源が異動したのは同期(の中でも大事に思っている)藤桜のためで、(桜のために自分をそっちのけにする藤にぐっとは来つつも)藤への恋心からではない気がしています。
フェーズ1での源藤はお互いのこと、割と本気で嫌がってた印象。
(その54)六法全書を取り調べ室に持ってくる件で、藤は、一瞬でも源とそういう関係に見られたくない、と語り、嘔吐レベルで嫌がる+源も「誠二」呼びに本気でビクビクする。
(その57)ペアを組まされてメンチを切るような嫌そうな顔+カップルっぽく見えるのはイヤと両人が思っている。
この辺りの源藤のお互いへの態度ですが、フェーズ2で変わってくるので後述。
(その74)源は藤に「幸せにならないで!」というのですが、この辺は山田にもしている態度だし(その58)で藤松桃でも同じようなやりとりをしているので好きだから言ったわけじゃないと仮定します…!
【源→藤桜】
91話あたりから源の藤桜ペア対する「同期愛」が滲み出てきます。
(その91)桜との補修で、藤にもらった資料を源は(家とかにじゃなく!)職場にずっと保管していて、しかも取り調べとかで絶大の信頼を寄せる山田に「触んないで」とまで言う…(🤦🏻♀️どんだけ大事やねんその資料…はぁ)
(その96)「大丈夫(中略)お前には絶対に俺がついている」この発言は正直悩みましたが…(特別編1:同期の桜)でも藤桜が「お互いに絶対(必ず)助ける・力になるよ」と言い合っているので、3人の絆があれば出てくる言葉でもあるなあ。なので恋心は一旦保留。
+単行本の(その100)の後のおまけで、源父が「藤さん嫁に来てくれないかなあ」に対し源は「嫌…俺聖子ちゃん…ホント無…」って言ってるので信じることにします。
あと、(その106)でのデートで源は女の子にサプライズケーキまで用意しているの、割とガチで彼女にしようとしていた感ある。
源は同期が大事だとは思っているけど、同期なら誰でもいい訳じゃなく(その108)で服部が「取り調べのコツ教えてよ」と言うのに対し、源は頑なに嫌がります(女の子横取りされたからかもしれませんが)
だけどそこを「助けてあげてよ」と藤がいうと、断れない。
(特別編3)カナが提案した「藤先輩を桜先輩がかばえば、あとはモジャ先輩がなんとかしてくれますよ」も、どちらか1人じゃなくて、藤桜のセットだと源は断れないっていうところがめっちゃポイントだと思ってて…!
こっから昔の話から最新話あたりまで行ったり来たりするのですが、まず(その150)。
さりげないエピソードだけど、個人的にはめちゃくちゃ引っかかっています…。
源「女の子同士が仲良く過ごしているのを眺めるだけで、心が豊かになれるというか…満たされるというか…」
いいですか…!!!!!! この「眺め」というワード、テストに出ます!!!!!!
(その104)源「俺も3年間ずっと、またアレが見たかったんだ」(嬉しそうな顔)
(その151)桜と聖子ちゃん(とその他)が復帰を喜んでいるところを見て感極まって、道場を出ちゃう源。
(その188)源「俺も…聖子ちゃんと桜が嬉しそうなのが、とてもとても嬉しい」(顔疼くめる誠二)
川合「……いい眺めですね」源「うん……」
はい!!!!!!!!
こ・こ・で!!!
「眺め」がつながりました!!!!
伏線に私はぞわっとしたよ、みこ先生🙈
源は聖子ちゃんと桜が一緒に支え合って仕事をする姿が見たかったんだね🤦🏻♀️
眺めているのが好きだったんだね😭
フェーズ1で最後に触れて置きたいのが、源が好意を寄せているのは、なぜ桜じゃなく藤なのか
(その108)で源は「学校時代から(←ここポイント)ずっと同期を大切にしてくれてんの、なんかぐっとくるじゃん」て言ってて、これすなわち学校時代後も同期を大事にしているってところにぐっときているのかと。
同期のために「自分をそっちのけにしちゃうほど(その188)」頑張る聖子ちゃんに、源は桜の事件をきっかけとして(異動前は他の署だったし)心惹かれ始めたのだと思います。
★フェーズ2:源が藤への恋心に目覚める期
【目覚め期】
源が聖子ちゃんへ恋に落ちたきっかけは(その117:エースの美徳)だと思っています…!
寝ちゃっても起こさない、電気を暗くしておいてあげる、自分そっちのけで布団をかけてくれる聖子ちゃんに最初は源も普通の対応をするのですが、布団をかぶせた時に握った手が冷たくて「こんなに手が冷たくなるまで、自分そっちのけで同期を気遣う聖子ちゃん」に完全に源は落ちたんだと思います。たまらなくなって、愛おしくて手をすりすりしちゃう、と。(🤦🏻♀️この話何回読んでも動悸が止まらなくなります…)
(ここめちゃくちゃ妄想なのですが)聖子ちゃんの顔を見て、少なからず自分に好意を抱いてもらっているのを源も勘づいたのではないかと……。
ただでさえ人心把握術に長けていて(酔っているという前提ですが)「聖子ちゃんちょろい」的な発言をしている(その148)のと、次の日「なんかご機嫌」なのは源にとって「良いこと」がないとご機嫌にはならないわけで、ここで聖子ちゃんが嫌悪感だったり、本気で怒ってたら源の翌朝のご機嫌はなかったと思います。
源にとって嬉しい出来事だったわけですが、聖子ちゃんに「おちょくり」で片付けられてしまったので悲しい顔をしてしまったのでは…!ないかと…!!
ちなみにエースの美徳のテーマの一つとして「表情」があると思ってて、サブちゃんのポーカーフェイスや、川合・源のわかりやすさを触れているのが対比になっているのかと。聖子ちゃんの表情は源レベルだったら容易に汲み取れる気がする…。
最後らへんの聖子ちゃんが人差し指で前髪を触る仕草も、あとで後述。
ちなみにエースの美徳以降、源藤で仕事(捜査や張込)・多人数の飲み会の行き来以外で2人きりになる描写がなくなります。(前までは2人で飲みに行ってたりしてた)
ゴキブリ退治に「頼んで異動までさせた男」じゃなくて山田を選んだりするのも聖子ちゃんが2人きりになるのを避けていたり…?
(その131:暴走ゴリラ鎮圧事件)以降ちょっとずつ源は聖子ちゃんに好意を滲み出して行ってる気がします。
あと聖子ちゃんの源に対する態度も以前とは変わっている描写があります。
張り込み:(その57)で睨みつけるようにカップル役を嫌がってた2人なのに、(その142)では意味深な光のない目でお互いを見つめあったり。
(その139:最後の昼餐)の「コンビニ袋だけ提げて夜に部屋まで会いにきてくれたら私はすっごく嬉しいな」がまんまエースの美徳の源だったり。
【滲み出ちゃう好意期】
こっから2人の様子がおかしくなっていく😂
(その145:ネコシエイター)では、聖子ちゃんの「彼ピ」に異様に執着する源と「あんたに彼女ができてないのに私が彼氏作るわけないじゃん!」と当たり前に言う聖子ちゃん。
(特別編2:怪しい蜘蛛ゆき)源は必死に「冗談だった」って手を握ったことを無かったことにしようとする。聖子ちゃんは「体中のどこを触られても(中略)嫌じゃない」「私が1番信頼してる異性はあんた」と。お互い好意がありそうな感じなのに「もうあんなことしないでね」とか無かったことにしようとするあたり、2人とも桜のこと脳裏によぎってるんじゃないかなあ……3人の関係が歪になることを避けたかったんじゃ…。
てかこの特別編って完結してるんすかね?
(その148)でわざと聖子ちゃんに負ける源。勝ってたら聖子ちゃんに何を「なんでも一個聞いて」もらうんだろうか……(付き合ってとか言っちゃうんじゃないか)
(その161)で彼女を作った源の承認欲求は完全に聖子ちゃんに向いてるし、キモい源に対して聖子ちゃんも「どこに気持ち悪い要素があるのさ」って言っちゃうし。彼女できたら源は聖子ちゃんに何を言って欲しかったんだいっ!君ら2人異常だよ?
あと読み返してびっくりしたけど、(その12)で山田とカップルのフリした時は聖子ちゃんは普通の手の繋ぎ方だったけど、この回だと恋人繋ぎなのよ……🤦🏻♀️ これ源からやってる気がする。(なんならこの時に指の間気持ちいいと好意ある〜の話してて欲しい)
(その165)動物園興味ない聖子ちゃんは(たぶん)源の実家目当てで一緒に付いてきちゃうし。
(その167)では聖子ちゃん、あっさり源に抱きつくし、源も「キスしても良いか?」なんてただの同期には言わないでしょ?もっとスマートな回避できるでしょ君なら。
あと気になってるのが(その172)の拗ね拗ね聖子ちゃんの前髪の触り方がエースの美徳の時と一緒なこと。
源も源で(その31)では聖子ちゃんは死んでも大丈夫な候補として誘って突入してたのに、(その174)では人質に選べないし、川合となら一緒に死ねる!(聖子ちゃんは死なせたくない??)って変わっちゃうし…!好きじゃん!!!
(その178)で聖子ちゃんの「元々直すほどの仲じゃないし」の「ほどの仲」って意味深だし。ただの同期だったら直すとかじゃないし、友達でもないし、恋人でもないし????どう言う意味なんだい???って考えたら切なくなるし。
(その183)で聖子ちゃんを見る目がS級の変態と同じになっちゃうし、(その186)ではしれっとTシャツで鼻血拭うし。
(その188)で「飲み足りなくない?」って聞く前から源は携帯を取り出していて「断られるの前提」で動いてるのは、エースの美徳以降2人きりになるのを(桜のこともあって)避けてきたから自然な流れな気がしている…!
でも、桜が結婚したのでフェーズ2もそろそろ終わりで、桜という2人のストッパーがなくなったことによるフェーズ3移行時期に移る気がしています!!!!!!
てか特別編って3話しかないの・・・?なんかこれからシリーズで来そうじゃないですか?どうなんですかね・・・・そうなるとマジで情緒がファイヤーバーンしちゃうのですが🙈🔥🔥🔥
すごくダラダラと駄文を書いてしまい申し訳ないです!!
読みづらくてすみません!!!!!!!
とにかく今週の本誌更新がとても怖い&楽しみですー!