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    kon_04_06

    @kon_04_06

    妖はじにハマりすぎた

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    kon_04_06

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    記憶喪失2

    前回の続きです

    #妖はじ
    bewilderment
    #安倍晴明
    haruakiAbe
    #妖怪学校の先生はじめました!

    記憶喪失2翌日
    「ん...」晴明が目を覚ますと時刻は17時頃だった
    流石に寝すぎた
    学園では生徒が下校した頃だ
    ぼーっとしていると自分が被っている毛布がモゾモゾと動く
    「(なんだろう)」とめくると腹のあたりに白いモチモチに葉っぱが生えた物体がいた
    物体は寝ていた身体を起こし目を擦る
    晴明を認識すると「あせーめーくん起きたんだね」晴明の顔に飛びつく
    「うわああああ」見たことない謎の物体に飛びつかれて晴明は顔を青くして引き剥がして投げる
    華麗に着地した物体は「もう失礼な反応だね」プリプリと怒る
    「な、なななななな(なんで喋ってんの)」
    晴明は物体を指さし言語にならない言葉を発する
    「ボクはマシュマロいつもせーめーくんと一緒にいるマンドラゴラだよ」
    「マンドラゴラなのにマシュマロなんだ」謎のネーミングにツッコム晴明ははてと気になることがある
    「せーめーって」
    「せーめーくんはせーめーくんだよ」晴明を指す
    「僕の名前は晴明(はるあき)じゃないの」
    「でもみんなせーめーくんって呼んでるよ」
    「(なるほど所謂あだ名ってやつだな)」と1人納得する晴明
    「せーめーくんマシュマロとお話しよ」
    何故だかマシュマロといると心が落ち着くような気がする晴明はマシュマロを抱いて今日あったことをきく
    「__それでね、その生徒が感情と表情が合わなくなる薬をばらまいちゃってね」
    「あははそれで怒った顔で何故か大笑いしてたんだ」
    話に夢中になっているとコンコンと扉がなる
    「はーい」とマシュマロを抱いて立ち上がる
    扉を開くとそこには秦中と神酒が立っていた
    「おう、酒持ってきたぞ」秦中が酒が入ったレジ袋を掲げる
    部屋に入った三人とマシュマロはテーブルに大量の酒を広げる
    プシュッと缶を開ける秦中を見習い晴明も缶を開けて中の匂いを嗅ぐ
    「なんや、晴明君お酒飲んどったことも忘れとんのかいな」
    「僕これ飲んだことあるのなんか変な匂いだけど」
    「まぁいいから飲んでみろよ」
    晴明は意を決して酒を口にいれる
    「なんか...美味しくも不味くもないね」
    「お前は酒より食いもんだったもんな」
    「そうなんだ、ていうか神酒くんはお酒飲まないの」酒を遠ざけられジュースを握らされている神酒を疑問に思う
    「ホントはボクもお酒飲みたいんやけどなぁ」
    「こいつに酒飲ませたらこの辺一帯半壊するぞ」
    「え」何故と晴明は神酒をみる
    「いややわぁ、そないに見つめられると照れるわァ」神酒は口元に手をあてはんなり笑う
    「こいつ学生の時になぁ__」
    秦中の神酒酒乱エピソードから始まり学園の出来事を話したりしていると時刻は0時前をさしていた
    「じゃあ俺らは帰るな」
    「また明日な晴明君」神酒がマシュマロを抱く
    「うん」
    手を振り二人とマシュマロを見送った晴明は扉を閉め寝る準備をして布団に潜る
    「(親友ってこういうものなのか...)」
    その日夕方まで寝ていたせいで目が冴えている晴明は今日を振り返った
    目を瞑っても眠れないので起きてテレビをつける
    これといった番組はなくただぼーっと眺める
    「(さっきまで楽しかったのに)」
    膝を抱え寂しさに縮こまり早く朝が来るのを待ち望む
    「前の僕はどうして記憶が無くなったのかな」
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    Nuwa_150

    MAIKING聖杯戦争に参加する千年長生き晴明さんと召喚されたキャスター道満が見たいとかマロ送った君!君のせいで!ちょっとだけ、書きたい冒頭書いちゃったよ!
    ふぅ……もう満足したし、やっぱ全体を書くのは疲れるので無理だとわかりました。
    歪霊聖杯異記 Fate/Ghost of revenge


     この土地は呪われている。
     終戦後、数多く落ちた弾頭と共に、神秘のヴェールは破壊された。
     人々は信仰を失った。
     崇め奉った現人神が鬼畜米兵に負けたのだ。
     だが、残されたモノはある。
     高度経済成長期を迎え、神秘が死んだ、この世界でも生きている呪いがある、神秘がある、人々が信じ続けている魔術のテクスチャがある。
    「Ghost of revenge……」
     一人の魔術師が、母国語で呟いた。言葉は魔術である。人の思考を制限し、神秘を象る原初のツール。
    「即ち、怨霊」
     この国の人、思考、民族、宗教性を表す言語。独自の観念を掴んだのは、この日のためだった。
     1999年、動乱の経済崩壊を迎えて、もはや彼らが信奉するのは神の慈悲ではない。
     天、地、空、物、人、それらの『怨み』だ。
     この国の者たちは、神を信じない。しかし、厄災を落とす『霊』は信じている。
     この土地で強い力を手に入れるなら、神を崇めるより、墓を暴く方がよほど障る。
     魔術師は笑った、なんという皮肉!
     暗雲から開放された月光が、舐めるように外界を照らした。
    4550

    Nuwa_150

    MAIKING歪霊聖杯異記 Fate/Ghost of revenge
    プロット途中まで
    1.怨霊聖杯起動
    B29の爆撃、侮辱と祖霊は荒ぶり、怨霊は目覚めた。
    千年生き、日本を守護してきた半神、安倍晴明は謎の魔術師集団の策略で歪んだ聖杯戦争に巻き込まれる。
    目覚めた騎馬兵(ライダー)平将門の襲撃に、晴明の召喚に応じたサーヴァントは、彼が良く知る陰陽師、蘆屋道満であった。

    2.首無し公将門
    まさかの道満の召喚、将門公に対しては不利であり、敵もほくそ笑む。
    しかし、かつてのライバル道満に「貴様、その程度の男だったのか?」と発破をかけられた晴明は頭を回す。
    すなわち、首がない者がどのように敵を察しているのか?
    それは音、気配である事を
    「芳一になりたくなければ、耳までしっかり」
    二人は気配遮断の術を駆使し、式神を囮に、首無しで不完全な将門を一次的に道満の体内に封印しようとする。
    キャスター蘆屋道満の能力は怨霊を体内に取り込み、自らの力へ転じる事。
    将門ほどの強い怨霊は吸収しきれないかもしれないが、一時的に封じる事ならできる筈だと、二人の意見が合致する。
    しかし、後一歩の所で敵のマスターが天空より将門を撤退させ、取り逃す。
    残された二人、晴明は、道満の瞳に残る輝き、真っ直ぐな黒髪 5752