Recent Search
    Create an account to bookmark works.
    Sign Up, Sign In

    chi

    @chi__mougen

    chiの倉庫

    ☆quiet follow Yell with Emoji 🌷 😚 👍 💛
    POIPOI 7

    chi

    ☆quiet follow

    推しカプに「地球最後の日、どう過ごす?」と聞きたくなる悪癖が悪い方に出てしまった話です。玉バンかも怪しい

    受け取り方によってはメリバのように思えるかもしれないし、明るく前向きな印象はないかもしれません。ただ事前にお伝えしておくと心中的な話では絶対にないしそのような意図もないです。

    SF(すこしふしぎ)だと思って読んでください。
    以上を踏まえて読むよって方はパスワード「いいよ」で。

    Tap to full screen .Repost is prohibited
    🐰💚👏👏👏🙏🙏🙏💚💚💚💚🍑🍑🍑🍑🍑💚👏👏👏👏👏💕💞💞💞💞
    Let's send reactions!
    Replies from the creator

    chi

    PAST2年前の御影先生オンリーで展示していた作品の再掲です。今はこれの続きを書いていて、本にできればと思ってます!当時読んでくださった方、本当にありがとうございました!

    御影先生お誕生日おめでとうございます!

    ※作品の注意
     捏造モブが出てきて、素行が悪いです
     主人公の名前は小波美奈子です
    月はグリーンチーズでできている 小波美奈子はあの日のことをよく覚えている。梅雨が明け、いつの間にか数を増やした蝉の鳴き声が夕方になっても喧しい、蒸し暑い夏の日だった。
     高校生になって初めての期末テスト最終日で、いつもより早く学校が終わったのを良いことに、キンキンに冷房の効いたリビングのソファーに寝そべって学園青春ドラマを観ていたら、いつの間にか眠りに落ちてしまっていた。その頃のはばたき学園、とりわけ一年生たちの間には形容し難い妙な息苦しさがあって、少し疲れていたのかもしれない。キッチンからじゅうじゅうと夕飯支度の音が聞こえてくるまですっかり夢の中を満喫し、起き抜けの美奈子に母が「卵切らしてたから買ってきてくれない?」と、使いに出した。母の一言がなければこの日は怠惰を極めただけの、思い返すこともなければ記憶のフックにかかりもしない、なんの変哲もない一日になっていただろう。
    8131

    recommended works