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    MISO_3939

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    2回目🌟バナ〜の時に心を落ち着かせるために書いた、いベスト妄想2話のみ。

    櫻子ちゃんみたいな🎪サブキャラもっと欲しいのでよこせください。

    1話たくさんの称号

    2話 昔のライバル
    ピアノの発表会で金賞だった男の子との再会。そいつは有名なピアノの演奏家になっていた。

    3話 予感
    ピアノのをひかなくなった理由を思い出す。しかし、金賞の男にピアノを誘われる。
    そこで初めて司のピアノを3人が聞く。


    4話 自分の特技
    アメリカで感じた敗北感を改めて感じる。

    5話 秀でた才能
    えむには身体能力、寧々には歌声、類には発明と演出。ではオレには何がある?

    6話 導きの星の行方
    KAITOに相談する。自分の強みとは?


    7話 満天の星空
    司はひとりじゃないことを改めて感じる。

    8話 フォルテッシモ
    次のステージへ




    1話

    「じゃじゃーん!!見て!お兄ちゃん達がくれたの!」
    「なんだこれ?盾か?」
    「そうだよー!頑張ってフェニックスワンダーランドの宣伝してくれてる功績を称してってくれたんだ〜!」
    「それは凄いね。それに僕ら一人一人にわざわざ作ってくれたのかい?」
    「こんなの貰えるなんて…。なんかちょっと嬉しいかも…。」
    「まぁ、タダでというわけじゃないがな。」
    「あ!お兄ちゃん!」
    「こんにちは、ワンダーランズ×ショウタイムの諸君。」
    「タダでという訳では無いとはどういうことだ?」
    「簡単な事だよただ、これを受賞しているところをインターネットに載せてもらえればそれでいい。」
    「お前達の存在をもっと大々的に持ち上げてもいいと判断したんだ。これからも頑張ってくれよ?」
    「もちろんだ!オレたちに任せておけ!」
    「敬語を使え、敬語を!!」
    「お兄ちゃん達、私達を信じてくれてるんだね〜!!ありがとうーーーー!!」
    ドス!
    「おぇ!!えむ…苦しい…」
    「ふふっ。仲のいい兄妹だね。」
    「そうね。なんだかんだ楽しそうだ。」

    《天馬家、司の部屋》

    「ふう、やっと片付いた…。ワンダーランズ×ショウタイムの活躍の成果として盾を貰ったがまさか飾る場所がないとはな。
    さすがオレ!あまりにも賞を取りすぎるあまり飾る場所が無くなるとは!!…と言っても大半は小学校などでの小さな大会のものだがな。」
    トントン!
    「お兄ちゃん!お母さんが美味しいケーキ買ってきてくれたの!一緒に食べよ〜!」
    「わかった。あと少しで片付け終わるんだ。そしたら下へ向かう。もう少し待って欲しいと母さんに伝えてくれ。」
    「わかった〜!…それにしてもすごいトロフィーの数だね!さすがお兄ちゃん!」
    「そうだろう、そうだろう!!」
    「あ!これ私も見に行ったお兄ちゃんのピアノのコンクールのやつだ!懐かし〜。銀賞!凄いなぁ〜。」
    「金賞は取れなかったのが悔やまれるな…。」
    「も〜そんな顔しないでよ〜!銀賞でも凄いんだから!!」
    「そうか?咲希がそう言ってくれるならそう思うことにしよう!!」
    「そうそう!!お兄ちゃんすごーい!」
    「はーっはっはっは!!何せ世界一のスターになる男だからな!これくらい朝飯前だ!」
    「でも、本当にすごいなぁ。私全然賞とか取れなかったし…。」
    「そんなことないだろう?咲希もいくつか賞をもらっていたではないか。」
    「あれは、ほとんどの人が貰える賞で小さなところのやつばっかりなの。だからお兄ちゃんみたいな大きな大会で取れたら思い出になるだろうなぁって。」
    「咲希…。こんなものあってもなくても同じだ!」
    「え?」
    「咲希の演奏はオレの心にずっと残ってる!誰よりも心に響いてきた!だから咲希の演奏が世界一…いや、宇宙一だ!」
    「もう、お兄ちゃんてば大袈裟だよ!でもありがとう!それに、これからいっちゃん達とのバンドで有名になってこれより大きなトロフィー貰っちゃうんだから!」
    「そうだ!それでこそオレの妹!」
    「っと、そうだ。咲希、こんな話をしている場合ではないだろう。ケーキはいいのか?」
    「あ!そうだった!お母さん紅茶入れてくれてるんだった!お兄ちゃんも早く来てね〜!」
    パタパタ
    「ああ!すぐに行く!」
    「…。こんなもの、意味なんてないんだ。これが一体なんの役に経つというのだ…。」
    「1番にすらなれないのに笑顔を届けられるのだろうか…。」





    2話 昔のライバル

    《ワンダーステージ》昼

    「よし!今日も客を笑顔にするぞ!」
    「わんだほーい!」
    「「わんだほーい!!」」

    ……

    「姫!くっそ!姫を返せ!」
    「王子…!」
    「はーっはっはっー!!そう簡単に姫を渡すと思うなよ〜!」
    「待っていてください!必ずやお助け致します!」

    ……

    「確かこの辺りに助けになってくれる仲間がいると聞いたのだが…って、何だこの硬い人形は!」
    「ニンギョウデハアリマセン。」
    「うわぁ!喋った!!」
    「トモニヒメヲタスケニイキマショウ!」
    「お、おい!勇者である俺より先に進もうとするな〜!」

    ……

    「ハッハッハ!待っていたぞ王子よ。姫を取り返したくば我々を倒すんだな!」
    「く、強い…。」
    「ワレワレデハココマデナノデショウカ…」
    「王子…。こうなったら…。♪〜♪」
    「姫…何を…?って敵の動きが鈍くなったぞ!」
    「やったわ!私の子守唄も役に立つのね!」
    「た、確かに姫の子守唄はとても眠く…。いかん!俺まで寝てしまっては意味がない!行くぞ!」
    「ハイ!」

    ……

    「こうして姫を助けた勇者は平和になった国で姫と仲良く暮らしたのでした。おしまい。」

    パチパチ

    ……

    「よし!今日も大成功だったな!」
    「さすがはスターになる男だねぇ。殺陣もだいぶ上手く行っていたよ!」
    「そうだろうそうだろう!!」
    「うるさい。調子乗りすぎ。」
    「なんだと!」
    「でもかっこよかったよ〜!ビュン!カキーン!ズバッ!って!!」
    「ハッハッハ!そうだろう!」


    「あの、すみません…。」
    「?、どうかなさいましたか?」
    「天馬司くんですか?」
    「ああ、そうだが…。」
    「やっぱり!!俺のこと覚えてる?天野光!」
    「…。すみません。覚えてないですね…。は!もしやオレのファンか!」
    「いや、ファンとかではないけど。ピアノの発表会でよく一緒になってたじゃん!ほら、盾とか貰ったじゃん。」
    「…。あぁ!思い出したぞ!あの光か!久しぶりだな!」
    「良かった〜!思い出してくれて。覚えてるの俺だけとか寂しいもんな。」
    「こんなところでどうしたんだ?オレの記憶が正しければこんなところに遊びに来るような奴じゃなかっただろう?」
    「まあな!でも今日はお前に会いに来たんだ。」
    「は?」
    「あのう…。ちょっといいかい?」
    「司くん!その人はだぁれ?」
    「ああ、すまん。紹介を忘れていた。」
    「こいつは昔一緒にピアノをやってたやつでな。発表会で一緒になることが多くて仲が良かったんだ。数年ぶりで大きくなっていたから分からなかったがな。」
    「初めまして。天野光と申します。司くんと仲良しでした!今はプロのピアニストとして活動させてもらってます!」
    「プロ?!すごいな。」
    「私知ってる…。この間の大会で最年少で賞を総なめしたっていうあの天野さん…?」
    「おや、僕を知ってくれてるのかい!ありがとう!」
    「う…あ…そんなこと…。…笑顔が眩しい…。」
    「ねぇねぇ!光くん!今日はショーを見に来てくれてありがとう!楽しかったでしょ〜!」
    「ああ、すごく面白かった!司くんが爆発に飲み込まれた時は冷や汗が止まらなかったけどな。」
    「おや、楽しんでくれたようで何よりだよ」
    「あれはオレも冷や汗が出るけどな。」
    「はは!楽しそうで何よりだ。
    っと、そんなこと話に来たんじゃないんだよ。」
    「なんなんださっきから騒がしいやつだな。」
    「まあまあ、聞いてくれよ。司くん、ピアノの演奏会の代打として来てくれないか?」
    「は?代打?そもそも最近はピアノにあまり触れていないから上手く引けるかどうかわからんぞ?」
    「いいんだって!オレと一緒に少し引いてくれるだけでいいんだ。」
    「司くんピアノ引けるの?!」
    「あれ?知らなかったの?司くんはね、この俺と同じくらい昔は凄かったんだぞ!」
    「天野さんと同じくらい…。嘘。」
    「おい寧々。嘘とはなんだ!嘘とは!これは真実だ!」

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