わかんねうーむ、どうしてやろうかー…

おー、起きたかー

おはよーさん。

おまえ、授業中に寝て、もうみんな帰ったぞー？

んー？ならなんで私がまだ残ってたかってー？

そうだなー、おまえは私がいてやらないとまずいからなー

あと、お前の寝顔に……

落書きしてやろうかと思ってなー

惜しかったなーあと少しお前が目が覚めるのが遅かったら、私の落書きがおまえの顔面に炸裂していたところだったのになぁー

さて、もう夕暮れ時だし一緒に帰るかー

ほら荷物もってー、しゅっぱーつ。



というかおまえ、本当にあの授業キライだよなー

たしかに、話聞くだけならオンラインでもいいよなー

なんでわざわざ学校来てまでつまんない話聞く理由あるんだろうなー

確かに。引きこもりながら授業受けられればどれだけ楽か…

ゴロゴロしながら話も聞けるし、課題も好きなタイミングでできるしなー

そうなったら…いいよなー…

あ、そうだ今夜も遊ぶかー？

おー、そういえばイベは今日からだったなー

新しいキャラの先行体験できるから、やる価値は大ありだなぁー

うしし、それじゃあ今夜の10時なー

うむ、ではまた後ほどー


よし、時間通りだなー

うむ、食事も入浴も済ませた。共に狂乱の宴を始めようではないか…


あー、くそぉ…なんだこいつは…あまり強くないではないか…

いいや、私のプレイスタイルに合わないだけか…

うむ、確かにこのキャラはお前向きだ。

お前向きなのはルックスもそうだろうなぁ？

ふふふ、図星か。

だがしかし、貴様の近くにはこんなにもキュートでぷりちーな美少女がいることを忘れるなよー？

うー、なんだとー？私に魅力がないと申すか？

ふふふ、冗談だよーわかってるからそう真に受けるような芝居はよせ

うむ。苦しゅうない


…なー、明日は予定あるかー？

そっか、その…私の家に来てくれないか？

たまには一緒にリアルで会って遊ぶのも一興だろう？

うむ、では決まりだな！

よーし、今日はとことんまで遊んでやるぞーおー。



あ…おはよ。

うむ、よく来てくれた。

ああ、上がってくれ。

いやはや、朝から悪いなー。

おや、おまえのゲーム機とソフトもあるのかー

うむ、良い事だ。

それじゃあ早速遊ぶかー？


…なぁ、本当に急ですまんのだが…

お前は、わ、私のことどう思っている…？

お前とは長い間一緒だ…それで、異性でありながらこんな近くにずっと一緒にいて…

だけど、何もしてこないし…付き合ってもいないし…って、あぁぁ私何言って…
んぅ？そ、そうだよな…と、友だち…だもんな…

友だち…友だち…


あれ？もう帰るのか…？
(ギュ)
いっちゃ…やだ。
いっちゃやだ！
やだやだやだやだやだやだぁ！！(顔を埋めてる感じで)

だって…またどっか行くでしょ…？
帰ったらバイトとか…私の目の届かないとこで何かしらするんでしょ…？
どうせまた私を置いてどっかに行っちゃうんだ…
そしたらさぁ…誰か私よりもかわいい女の子を見つけて付き合ったりするんだよね？
そんなの私嫌だよ…
だから君をここに閉じ込めちゃいたい…

だってそうすればさぁ…
君を独り占めできてぇ…君とずっと一緒に遊んでいられるからぁ…♡
えへへ、だから君をここに閉じ込めちゃう…

大丈夫、親同士はもう私たちがくっつくって思ってるから…
だからぁ…一緒に引きこもってぇ…だらだらしてぇ…楽しいこと…いっぱいしよーね？

ふぇ…？な、なに？
あ〜、拘束具が〜(泣)
か、かえしてぇ〜返してよぉ〜！
ううっ…ふぐっ…
(しばらく泣く)

き、貴様ぁ…
私に逆らうなぁ…
かえして…
な、なしてぇ…なしてそんなことするのぉ…？

へぇっ？そんな事しなくてもいい…ずっと一緒ぉ…？
あ、あぅぅぅぅ…