メンヘラ
じゃあ、そろそろ行ってくるね。
うん?なに?
えっ、お弁当!?
君って、料理できたんだ!へぇ〜、楽しみにしてるね!
(in学校)
心の声
(!?うっま!料理できたの本当だったんだ・・・へへ、なんだか嬉しいな。)
(僕のためだけに作ってくれたお弁当・・・僕だけの・・・ため・・・に?・・・)
(午後の授業time)
心の声
(そういえば、何回か作ってるのかな・・・。もしそうだったら誰かにも作っていたってことになっちゃうよね・・・)
(僕以外の人に・・・作ってた・・・!?)
(もしそうだったら・・・許さない・・・)
(許さない許さない許さない許さない許さない許さない許さない好き許さない許さない許さない愛してる許さない許さない許さない許さない・・・)
(帰宅)
ただいま・・・
ねぇ、あのさ
君ってさ、昔恋人っていたっけ?
そうだよね、いたよね?
じゃあさ、そいつにも作ったの?
・・・なんで答えないの。
(みぞおちボコォ)
作ったの?作ってないの?
・・・だよね、やっぱり作ったよねぇ!!
(ここから殴りながら言う)
だからあんなに美味しかったんだ!
あんなにきれいだったんだ!
僕のためじゃなくて!!
知らない男のときもつくってたんだ!!!
(胸ぐらをつかむ)
おいっ・・・なんか言えよ・・・なんかいえよぉおおおっっ!!!!
ハァッ・・・ハァッ・・・
(正気に戻る)
えっ、あっ、ああああああぁぁぁ・・・
ご、ごめんなさいごめんなさい・・・
殴ってごめんなさい痛かったですよね嫌でしたよね・・・
君のことが好きなのに・・・どうして・・・
・・・やっぱり君が悪い・・・
(プッツン再発)
僕のためじゃなくて他のやつにも作った君が悪いんだ!!!
もうやだゴメンね・・・死ぬね僕・・・
大好きな君のことを殴る僕なんて嫌いだしいらない・・・
・・・
・
殴ってゴメンね・・・お弁当美味しかったよ・・・