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    裏のるあん

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    裏のるあん

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    誰だよ!「2度と文章は書かん!」とか言ったやつはぁ!!!!(ドンガラピッシャーン!)

    タレラディです。書きかけです。
    原稿でヒィヒィ言ってるのに何書いてるんだろうというツッコミで出来てます(?)
    現実逃避のたびに続き書きます。

    #タレラディ
    tarellady

    紅より赤し赤い。
    いや、紅いと言うのが正解だろうか。
    赤というには黒くくすみ、まるで流れ出た血のよう。じんわりと戻る意識と視界に広がる紅。意識が戻る感覚と反して、自分は死んだのだと思わず考えた。が、目を瞑れば暗くなり、開けばまた紅い。どうやらこの紅は、現実に目の前に広がる光景らしい。

    …生きてる。

    途端にひらける思考。ゴォゴォと空気を揺らす低い音と、物が焼ける臭い。
    視界を埋める紅は、大地の劫火を写した空だった。自分はそれを見ている。…見えている?…ここは、どこだ。

    (…‼︎)
    ーーガバッ!

    勢いよく起き上がる。寝ている場合ではない。
    今の戦況は?ナッパやベジータは無事か。思い出せ…そう、たしか……この惑星の奴らはとんでもない怪物を飼い慣らしていた。こんな惑星3人で十分だと、援軍も持たずにやってきたオレたちは……データにも無い桁違いの戦闘力を持った奴らに歯が立たなかった。それから…どうした?…オレは……その怪物にオレは……


    「王子様たちなら、無事だぜ」


    突然耳に入る声にハッとする。聞き馴染みはない、だがどこかで確実に聞いたことがある声。
    恐る恐る振り返ると、見慣れた戦闘服に身を包む浅黒い肌の男が、距離をおいて座りこちらを見据えていた。

    「お前は……」

    どこかで…、と言いかけるのを彼は遮った。

    「久々だな、ラディッツ」
    「…………た…ターレスか?」

    彼は肯定の言葉の代わりにニヤリと笑った。
    彼とはいわゆる幼馴染…いや、幼馴染"だった"と言うべきか。ターレスは惑星ベジータを発ち、星を流離っていると風の噂では聞いていた。たしか、自分が王族の側近として働き始めた頃だっただろうか。
    あの頃より背丈こそ伸びたが雰囲気は変わらず、忘れていた記憶が次々と芋蔓式に甦ってくる。そして同時に多量の質問も。
    思考が追いつかず口をパクパクさせるオレを見て、ターレスはクスクス笑った。

    「変わらなくて安心した。元気そうじゃないか」
    「オレは…その…」

    本来息災を確かめられるべきはターレスだ。彼は皆の知らぬうちに姿を消せたと思っているだろうが……惑星ベジータの中でも、彼の消息を確かめようとする者や非難する者で溢れたことを、彼は知っているのだろうか。
    そしてオレがそれを見て、気が気でなかったことも…

    …いやまて。

    「ターレス、思い出話は後だ。何が起こった?なぜ貴様はここに……」

    そこまで言いかけてハッとする。
    ここにきて初めてきちんとターレスを見た。空が紅いせいか、体全体が赤く照らされ全く気付けなかった。ターレスの額、腕、体の至る所から鮮血が流れ、劫火にたまにキラリと反射していた。
    咄嗟に這うようにして駆け寄る…それと同時に気を失う前の記憶が蘇る。記憶の通りならオレは、あの怪物の凄まじい攻撃を真正面から食らったはずだった。そして恐らく死んでいた。まさか。

    「ターレス、貴様…オレを庇ったか…?」
    「だとしたらなんだ?」
    「なんだ…って……」

    どう質問すれば良いのかわからない。
    遠く、大地が燃える低い轟音が未だ鳴り響いている。無言のまま目元に流れた血を拭うターレスを見つめたまま口を摘む。

    「約束、したろ」
    口火を切ったのは、ターレスだった。
    だが、なんともピンとこない言葉。

    「や…約束…?」
    「お前を、守ると約束した」
    「……は…?」

    覚えがない。そんな指切りでもしそうなクサい約束を、過去の自分はしたと言うのか。そんな子供じみた約束で、この男は命をかけてオレを守ったと言うのか。

    「ターレス、…その、助けてもらったことには礼を言う。だがさっきから何を言っているんだ?オレにはさっぱり…」

    わからない。
    なんだか勝手にバツが悪くなって俯いたオレを見て、ターレスまたクスリと笑う。
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    裏のるあん

    MAIKING誰だよ!「2度と文章は書かん!」とか言ったやつはぁ!!!!(ドンガラピッシャーン!)

    タレラディです。書きかけです。
    原稿でヒィヒィ言ってるのに何書いてるんだろうというツッコミで出来てます(?)
    現実逃避のたびに続き書きます。
    紅より赤し赤い。
    いや、紅いと言うのが正解だろうか。
    赤というには黒くくすみ、まるで流れ出た血のよう。じんわりと戻る意識と視界に広がる紅。意識が戻る感覚と反して、自分は死んだのだと思わず考えた。が、目を瞑れば暗くなり、開けばまた紅い。どうやらこの紅は、現実に目の前に広がる光景らしい。

    …生きてる。

    途端にひらける思考。ゴォゴォと空気を揺らす低い音と、物が焼ける臭い。
    視界を埋める紅は、大地の劫火を写した空だった。自分はそれを見ている。…見えている?…ここは、どこだ。

    (…‼︎)
    ーーガバッ!

    勢いよく起き上がる。寝ている場合ではない。
    今の戦況は?ナッパやベジータは無事か。思い出せ…そう、たしか……この惑星の奴らはとんでもない怪物を飼い慣らしていた。こんな惑星3人で十分だと、援軍も持たずにやってきたオレたちは……データにも無い桁違いの戦闘力を持った奴らに歯が立たなかった。それから…どうした?…オレは……その怪物にオレは……
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