小ネタ平和路線のロスライにロディがロディを誘拐する世界線ありますか?(???)
いきなりの襲撃だったから、ロクなこと出来ずに謎パワーによって鎮圧されるロスライ
何故かドリフトの剣持ったロディが本懐と会い見える。
「おたくがこの世界のロディマスか…。
バーウィップグラーナウィーピニボン!!」
ってにっこり小さなエネルゴンキューブを差し出して、オイルの海にさ立ってて欲しい。
異様過ぎる光景にロディマスドン引き
「やぁ、マトリクスの所有資格を持つものよ。私はロディマス…と言ってもこの世界のでは無いけれどね。」
「それで?顔も見せれねえ俺のパチモンがここに何しに来た。」
「おたくに用があってきたんだ。」
それで自分の世界線に来てほしいってお願い(強制)する。船長ロディの納得するわけないだろの表情に合点が言ったとでも言うように手を叩く侵入者さん…。
「いきなり言われても困るよな…おたくには特別に考える時間をあげよう。」
5からスタート
でカウントダウンが始まってすぐ、気を失ってるドリフトやマグナスの首に謎パワーかの剣か銃が食い込む
「逃げろ…ロディマス」
ってメガ様が手を伸ばそうとする、ロディマスって名乗った奴がチラリとそっちをみて、合図するように手を挙げると…伸ばした腕をドリやウルマグがやられてるように槍の下部分で止められてほしい。手首にバッテン作る感じでさドンってさ
「これはロディマスが決める事だ。この世界の破壊者よ。」
メガ様の上に謎パワーで槍が出現ロディ涙目。
ナスがテイゲを庇うように抱きしめてる。
その背中に同じように照準合わせてる槍
それ見てやめろやめろよ!!やるなら俺からやれって抑えつけられてるホワール。
平和路線だからラング先生もいるよ。
気を失ってるだけだけど、たぶん放置したら死ぬんじゃないかってくらいのオイル流してる
それでも聴こるカウントダウンは淡々としていて…
3
2
、
、
、
1
で
ロディが持ってたドリフトの剣を地面に突き刺す。首を垂れてさ絶望したお顔。
剣を振るってこいつの命を終わらせたいけどその前に仲間の首とスパークが飛ぶから服従しか選択肢がない。
「忠誠を…!忠誠を誓うっだから!!もう…」
「口の利き方がなってないようだね?」
唇を噛むロディ。慣れない敬語を使うの難しいね
「っ…。俺の全てをッ、アンタに。だから、あいつらに手を出さないで…」
って言った瞬間どっかから謎の鎖がジャララって出てきてロディをそのまま拘束するやつ。囚人のように立膝のまま動けない。
が、そもそもロディびっくりして動けない。
その鎖が自分の胸からも出てるから。
「……ぇ、?」
「ふふ…おたくならそう言ってくれると信じてたよ」
って動けないままのロディに向かってきてほしいコツコツって音だけしか響かない船内
RPG風に言ってほしい
「共鳴してるんだよ。」
ロディの後ろに回りながら肩触れる
触れられた肩が嫌に強張るのは恐怖からか、はたまた嫌悪からか、触らないでほしいロディ。
「ごらん?こんなにも綺麗に輝いている…やはり君はマトリクスに選ばれているんだ。」
今の状況飲み込めなくて、嫌だ!嫌だ!!って本当は言いたいロディは必死に身を捩るけど、そんなロディを抱きしめて
「そっか…でも大丈夫。力をちゃんと受け取れるかわかんなくて怖いだけだじきなれるさ!」
って笑顔で言って欲しい
それで恐怖で絶叫しそうになったロディ包み込むように後ろから抱きしめてほしい。片手は胸にもう一方の手は口にさ。
ロディマスに入れたのは先ほど、侵入者が、手に持っていたエネルゴン。そしてメガ様がそのエネルゴンが僅かに同じ光を発していた事を思い出す。
「怖がらなくていい。さぁ飲み込むんだ。」
「ひっ……ぁ、っ〜〜〜!!!!?!!!」
ビクンッてロディの体がした後に光が収縮して溶けるように楔が消える。
メガ様の力ですら、踠いてもびくともしなかった槍とかの拘束が若干、緩む。
「行こうか」
って言われて音もなく立つ侵入者。
無言で歩き出すロディ
行くな…ってメガ様の懇願が届くはずもなく…
ロスライから消えるよ。
消える前にやっとこさ意識を取り戻したマグナスとドリフト。ここのセカンド及びサードコマンダーである彼らの事をそれを知ってか知らずか。
「あぁ、自己紹介がまだだったな…
元サイバトロン総司令官、ロディマスコンボイだ。改めてよろしく、未来の司令官殿」
って外套を取る。
ロディマスが少し歳を取ったようなそんな機体にはスパークがあるはずの部分だけぽっかりと空洞で、皆んないろんな意味で絶句する。
軽い握手でもするように、あちらの世界に連れていく為に手を差し伸べる。
心ここに在らずのロディマスは当然のように無反応。どんどんと近づいて来る灰色さえ。オプティックに写しているのか、それが何を意味するのかすらわからないのか。
いつまた意識手放してもおかしくないくらいの重症なのにドリフトとウルマグが立ち上がって、船長取り返そうとするけど、あと数センチ、ミリの所で虚空を切る。
クソ…って普段なら言わないような言葉を吐いて今度こそダウン。
重篤な機体からメディカルベイに。とは言ってもみんなまともに動けないくらい大破してる。特に、ドリとウルマグが重傷でなんで動けてたんだ…ってアンブロンとかに言われる。
もしかしたら、ユニクロン関連…?ロディのクローン…??かもしれないって騒ぎまくるけど、それはもう解決したはずだし(自バースなので……)、少し形は違ったけれど二つに割れた筈のマトリクスがちゃんと完全体であるはず無いと船内プチパニック。(自バースなので、あの件がなくマトリクスは一つです…)
黒幕はロディを連れ去った側のバースのプライマス……なんかではなく、クインテッサ…。
マトリクスを開ける存在が全部ではないけれどパーになったからロディに目をつけた感じ。
そっち平和になってるんだから借りてくね〜って感覚でロディを攫っててほしい。
たぶんすたせいさんみたいになってるよロディ司令官
謎パワーorクインテッサの謎技術で記憶が改竄されたロディがロスライの写真で思い出しそうになって頭割れるって言う世界線ありますか…。
それか何かの決意表明みたいなのを録画してたらいいな。船長室の休憩スラブの下に隠されるようにある。
居なくなってしまった船長の手掛かりを、出来る限りのロディマスの情報をってクルーたちで船内も他の星も自分達にある出来る限りのツテ使ったりして探す。
その時にリワインドがロディマスにあるものを頼まれてたことを思い出す。
関係ないかもって前振りで何処かにあるはずって一生懸命探してくれる。
「演説前に撮り方教えてくれって言われたやつがあるんだ。僕にはデータ渡してくれなかったけど、、」
って船長室をごそごそ探し回る。
発見したのは再生されすぎてテープが少し伸びてしまっているレコーダー。
それをメガトロンに渡す。
何故これをわしに?
わかんない。でも貴方が1番悔しそうだったから。
ってまだ何かあるかもしれないって背中向けながら言うんだ。
やっとロディが連れ去られた場所がわかる。
サンダークラッシュ様も本当はついていきたかったけど、ロディが戻ってきた時に船がめちゃくちゃになっていたら悲しいだろうと、スカベン達も船の事は任せろって誇らしげに言う。
だからもう1人の船長連れ戻してくださいよって。
んで、僅かながらの痕跡を追ってたどり着いた先は2010の世界。
その世界線の(迎えに来た方)ロディのマグナス、ディセプティコンに入ってるといいなぁ…私が蹴りをつけないといけないからなってさ、問題のロディと対決してほし……。
オートボットに入るメガ様がいるなら、
デストロンに入るウルマグもいるだろ精神
割とガルバトロンが狂ってはないし、なぜかデストロンにはオートボットがちらほら。
[自分よりヤベェ奴いると冷静になるよね
2010のマグナスが…私がいる…!?になって欲しいし、ロスライのマグナスはマグナスで君もアーマー着てるのか?…ぇ、本物!?ってちょっとコンプレックスになって欲しい
そんなこんなで、いざ最終決戦。
いの一番にロディを見つけるのはドリ。
謎改造されてしまったせいか、機体は一切、変わってないのに、濁り切ったお目目がまだロディは戻ってこないって事をドリに教えてる。
それでもドリフトが止めようと必死に食らいつく。剣は使わない、自分だけだと無理だとわかってるから、ただただ時間を稼ぐために。
離せ!
離れない!!
の押し問答、フレームアウトで吹き飛ばされてダウン。でも時間はちゃんと稼げたよ。って事でメガ様が。
この世界に適応しつつあるのか、身体が淡く発酵し始めるロディマスの前にドンッて現れる。
次から次へと邪魔なんだよ!って、どんどん光が強くなっていく濁りお目目のロディ。
いくら病みあがりとはいえ、流石メガ様、ロディの攻撃まるで効かない。すぐにお互いほぼ無傷の状態でロディを捕まえるし、戦闘は無意味だぞ、勝ち目ないぞとでも言える状況にする。
「思い出してくれ…。」
って祈るように、例のレコーダーを放心状態のロディマスに渡す。小型機の手には少し大きくて、大型機には小さすぎるそれはロディマスの掌にピッタリ収まる。
たぶん、レコーダーの内容は船長してて不安になっちゃう事もあるだろうしって事で自分から自分へ
未来の俺へ大丈夫?って
「(ジ…ジジッ)、アー…リワインド、コレで大丈夫?」
「バッチリだよロディマス。」
じゃあね〜って声とカシュッて扉が閉まる音。
それからしばらくすると、ロディの声が。
「演説を終えた俺?いや、船に乗ってる俺か?航海は順調…じゃないよな、コレ見てるってことは。その事気にしすぎたりしてる?」
「……………プレッシャーすげぇよな。
“間違った道に逸れたら如何しよう”。
“取り返しのつかない事が起きてしまったら”?もしかしたら…ほんとはバンブルビーが、正しかったんじゃないか、ってさ。
ずっと考えてる。きっとお前もそうだろ。」
「俺、パーセプターみたいに頭よくねぇし、マグナスみたいに真面目にできる自信もない。」
音声のみのレコーダー。旧式にも程があるその頼りなさげに呟く小さな声はロディマスを離す事無く語り続ける。
「でも……」
「俺なら上手く出来るって信じてる。」
「諦めたくなんかないし、どんな事があっても逃げ出したくなんかない。
自分ができる限りの事はしたいんだ。
みんなが笑顔で居られるような船にしようぜ。この旅が終わっても楽しかったなって、もう一度みんなでやりてぇなって思えるようなさ。俺も俺が上手く航海出来るように努力していくから……」
「負けるなロディマス」
データベースを洗いざらい浚ってみてもそんな事をしたという記録はなくて…。
でも、ロディマスコンボイではない…ロディマスの声でクルクルと回っている。
「お、れ…?」
惚けた顔で自分の音声をずっと聴き続けてほしいな。
マグナス…?って渡してきたメガトロンに言えばいいよ
ロディマス!!プライマスへの信仰を忘れたのか!!!!ってこの世界のロディに言われて
苦しそうに頭抱える。
その弾みで落としちゃった録音してた機械を落っことしちゃって、もう1人のロディに踏み抜かれるやつ。
「こんなものに毒されかけて情けないな。今、ここで、一から教えてやる。」
みんながピンチの時に
このバースのウルトラマグナス登場。
「終わりにしよう。司令官。」
真っ直ぐ銃口をロディマスに向ける。
「誰かと思えばプライマスに逆らった逆賊じゃないか。まぁ良かったよ。裏切り者を探す手間省けたからな。」
ってヘラヘラ笑いながら近づくロディ司令官。
「ロディマス…」
って言ったら
一瞬でへらへらした表情が抜け落ちて、その名前で私を呼ぶなって言って欲しい。その口で、その声で、言うのを、やめろ、って…
この世界のロディ司令官は死んでる。
宇宙ペストの回でマグナスにスパーク貫かれる。その時にクインテッサがゲームが続かん。こりゃいかんって、代用品が見つかるまで、その代用品が完全に世界に馴染むまでの間、生きながらえてる。仮の命を与えられてる存在。
自由意思なんて無いし、ただの命令を遂行する為のロボットと化してる。
クインテッサの言う事絶対。
ロディ司令官の目的…というよりクインテッサから与えられた使命は自分の代わりを探してちゃんと使えるように仕立て上げる事。
近い将来使えなくなる駒より使える駒の方が断然いいし(自バースなので…。
ペストはロディ司令官が死ぬ寸前でマトリクスが覚醒して消し飛び、オプも先の大戦で死んだ機体全員、慌てたクインテッサのミスで生き返った。異論は認める。
でも、異常なまでのロディ司令官のプライマスに対する妄信でみんなサイバトロン離れてく
↓からの
マグナスすら責任感じてしまってデストロン入り
結果、死人ならぬ屍機、1機だけのサイバトロンの完成
「もうすぐで私の後継者は完全となる。」
みたいにロディ司令官陶酔したように言って欲しい。
「ようやくオールスパークに戻れるのだ…プライマスも喜んでくださるだろう…。」
その声に呼応するように、船長の方のロディが言うんだ。
「プライマス、が。仰ってたんだ……」
ボソボソブツブツなんか呟いてるけど聞き取れない。ロディ…?ってメガ様
「ッ〜〜!?!!だから!!戦わないと…宇宙を一つにしないといけないんだ!!!」
暴走気味になった時にやっとロスライのウルマグ来てくれる。ウルマグたぶん足止めくらってた。
「みんなの、為に。」
ってそのみんなを殺めようとした瞬間
「ちょっとは……周りの事考えろぉおおおお!!!」ってウルマグ全力でロディマスを殴りつける。
腕ねじ曲がるし、なんなら何回か地面をゴム鞠みたいに跳ねて激突した壁にめり込む。
それでも動こうとするロディマスをアーマーから降りたミニマスが破損部避けて優しく抑えつける。
「…すぐに仕事ほっぽり出すわ、毎回厄介ごと持ち込むわで、散々私を困らせてきた。
よくわかないあのバッチにも、犯罪者予備軍しかいないクルー達にもだ…!」
「それでも、君が頑張ってきたことは誰よりも知ってるつもりでいた。いつもいつも、誰かの為に動いていた君を、心配していた。…わかった気になっていた。」
それが間違いだって気づいた時から後悔したよ。なんでもっと早く気付かなかったのかってね。
「君は私の光だ。アーマーに隠れるように息を潜めた私を引っ張ってくれた。ぐちゃぐちゃで規則もへったくれもないあの航路全てが私には輝いて見えたんだ。」
「……私を見てくれ、ロディマス」
いやいやって首振るロディマス。パニックになっていてもっかいフレームアウトしようとする(そんな事したら、絶対危ないのはロディマスの方)。チリって火が上がろうとした瞬間にダウンしていたはずのドリフトがギュッて腰に抱きついて離れなくなるし、メガ様は折れてない方の手を優しく握る。大丈夫だよってここに居るよってただただ抱き締める。
「不器用で良い。上手く進めなくたって一向に構わない。頼む、戻ってきてくれ。
君が居ない船なんて私は御免だ。
負けるな。ロディ…」
額こっつんこ。びっくりしたロディの口がポカンって開く。
物理的な強い衝撃とロスライの思い出で突っ込まれていた…スパークの深くまで根を張っていた筈のマトリクスのカケラが口から零れ落ちる。
一瞬落ちたようにがっくりってシャットダウンするけれど、
3人が「…ロディマス?」って声かけたら再起動。
薄暗い濁っりきっていた紺色のオプティックはすっかり元の明るい澄み切った水色に。
……れは…俺は強いだろ?
あぁ、誰よりも
ってミニマスが抱きしめた後に痛ッッてぇえ!!!!!って叫ぶ。
強く殴りすぎなんだよアンタは!!って言って、す、すまんっていつのまにかアーマー着たマグナスがコント始めるやつ。
戯れあってる暇はないぞってマトリクスのカケラを踏み潰したメガ様に一喝されたらいいと思うよ。でも状況把握<<喜びが強過ぎて、おかえり船長ってドリフトに抱きつかれながら言われる。それからお互いぼろぼろだからくすくす笑っちゃう。
そんでこの世界の決着もつく。
ああ、本当に遅すぎた懺悔だ。おたくはまだまだ年若い一介の戦士なのにな。
幼すぎた君に背負わすべきものでは無かったのかもしれない。
私がマトリクスを開けていれば、
私があの時自分を保てていれば…
私が、私が本当に守りたかった、救いたかったのは……本当に愛したかったのは、、
ってぐだぐだ言ってるウルマグに、既に死んでるけれど、死にかけのロディ司令官が口を塞ぐ。
「そいつは、もう死んで……オールスパークに、戻っているやつだ。断じて、わたしではない。」
それに泣きそうな顔になる元ナンバーツー。ロディ司令官最期の力を振り絞って言うんだ。ガンガン警鐘をならすクインテッサの意思を無視して自分の伝えたかった事を…蟠りが邪魔して言えるはずなかったね。
なけなしのプライドとしてきた事への後ろめたさで、意地悪言ってしまう。
「はは、散って叶わぬ恋なんて、しなきゃ…よか…たよ。おたくもわたしを、そいつを、いつかわすれ、るさ…」
口を解放されたウルマグはロディ司令官が動かなくなった後に言うんだ。お互い、最後まで臆病だったから、お互いに否定されたく無かったんだ。
「好きです。愛してます、あなたの全てを」
ずっと耳元で囁くんだ。もう返事も聞けない相手に向かって言い続けるんだ。
歩くマナーみたいな奴がさ。顔ぐしゃぐしゃにしながら、吐露する。思いの丈を言えなかった分、遅すぎるけれど、もう伝わることは無いけれど、伝わるように。
今までずっと我慢してた反動か何かで、感情が爆発して、心の中で暴れる暴れる。
でも地面を抉る荒々しいその指も愛しい人に触れようとした瞬間に触る事を躊躇うほど弱々しいものになっちゃう。
結局抱きしめられないまま、自分からは触れられなかったまま、遺体は運ばれていくよ。
思いを告げられた世界と
告げられなかった世界
その後の世界のお話。
マトリクスとロディ司令官のご遺体はなんやかんやあって封印される事になる。
お互いの世界のパーセプターやホイジャ(ブレインストームとノーティカちゃんもかな)は調べたそうに(興味半分、あんまりにもこの世界の2人が報われなさすぎての同情半分)してるけれど、もう被害者を増やさないって事でたぶん厳重に埋葬ではなく、保管される。
これがあった後だから、デストロンとサイバトロンのいざこざは少しだけ落ち着いてくる。けどやっぱりこれからも対立はしていく。先の戦で元凶を討ち取ったという事でマグナスはサイバトロンのシティーコマンダーに復帰。忙しく働いてる。
先の戦いで負傷した機体達も全員療養中。怪我の具合は機体によって違うけれど、いつも通り。まあなんとかなるでしょってなる。
ロディ司令官のウルマグはひっそりと主のいないお墓を建てるよ。
ダニエルと一緒にする釣りが趣味で、お昼寝が好きだった彼の為に。死んでからも一人で頑張り続けた彼の為に。
暖かい日が照らす小高い丘。一年中四季折々の花々が咲き乱れている。そばには小さいけれど湖も見えて、そこで遊ぶことに不慣れで不器用だけれど釣りを頑張ってる青い機体がいる。今日は釣れなかった、惜しかったなんてお仕事の合間に抜け出しては言うんだ。たぶんお墓には何も入っていないけれど、それでもずっとずっと通う。
帰る頃になると必ず言うんだ。
「この気持ちは、これから先もきっと変わる事がないよ。ロディマス」
ギゴガゴって変形し走り去っていく運搬車を見送る機体が丘の上にいるよ。
「馬っっ鹿だなぁ…」
って苦笑いしてるのに泣きそうな声が微かに風に乗って聞こえたらいいな。
こっからはロスライ編
ロスライに帰った船長はめたんこ甘やかされるし、イジられるしでストレスフル。
うがー!!ってなるけど、余計、皆んなもっと構いまくる。やっと自分たちの日常が戻ってきたんだって、喜びまくる。
ドリフトベッタリで離れないし、なにかと理由つけてはメガトロンやマグナスがついて行こうとするし、ラチェットや医療系専門の子たちに体調はどうだってよく聞かれる。
パーさんやブレストからは調べさせろと船長室に凸されまくる。
船内で技術組に拉致られかけたり、やたらと大型機からも中型機からもお姫様抱っこや荷担ぎで運ばれたり、その状況に悶々としてる。心配すぎだっつーの。って思ってて欲しい。
今思えば黒歴史的な事をみんなの前でやらかしちゃったせいか、スキッズやゲッダーウェイが渾身のロディのモノマネをスワーブのバーで披露するからロディ赤い機体を更に赤くしてかんかんになる。2人は黒焦げ(命に別状無し)、バーも消化器ないとあかんくらいに燃え盛る。これが本当のバー、ベキュー
普段は自分が振り回して振り回され慣れてないから、そりゃもう盛大に拗ねちゃって…
ラングせんせーの部屋に立て篭もる。
立て篭もる前に嫌がらせとしてホワールに銃渡して発砲許可くらい出しちゃう。グリムロックにも船内でおもっきり遊べって通信で言うんじゃないかな。
「ロディマーース何処だーーー!?」
って大声のドリフト。ロディマスに何かあったのか!?って一生懸命廊下走ってる。
その心配されてる船長はめちゃめちゃオコ。たまたまラング先生の所に来てたアラート、フォートレスそれからラング先生に匿ってもらってる。
んで、甘やかされる。のでもっと顔がむくれる
「みんな嬉しいんですよ。」
「……。」
「そろそろ出た方がいいんじゃないか?」
「……。」
「心配しすぎて大騒ぎし出す奴が出…」
るぞって言い切る前にまた拉致られたかも!!至急捜索願いを出す!繰り返す至急…ってブラスターが船内放送する。
あっちゃーってなってるフォートレスとアラート。まぁまぁと宥めるラング先生。
それからちょっとだけラング先生や警備員組とお菓子食べてたら、バーまで燃やすのはやり過ぎたって事でマグナスとメガ様がくる。
なんでロディの場所を知ってたのかは察してください。
なんやかんや会話して…
少しいい雰囲気になった所に邪魔者もとい、
「誰だよ!?ホワールに銃渡したやつ!!」
って銃乱射しまくってるホワールから逃げてきたスワーブが部屋に転がり込んでくる。
グリムロックまで暴れてるし散々だったよ…みたいな事と共に開け放たれたドアから響き渡る銃声、悲鳴、阿鼻叫喚、時折聞こえるキルコンズとサイナスの怒号。
メガ様、ウルマグがロディマスを見つめる。
あ、えっと…これはそのって焦り出した船長にまさか…って2人が目を見合わせた瞬間に
ギゴガゴの変形音がして、部屋を逃走する羽根つき痛車。それを追いかけるようにして、
「「ロディマーーーース!!!」」
って大声でブチギレ二機の声がして
終わり
バタバタと嵐が過ぎ去った部屋の中で、苦笑いしてるラング先生、おっきな音にびっくりしてアラートの頭のやつがウ〜って鳴って、それを物理で止めようとするフォートトス。
その部屋を右に曲がると、白い機体が走ってる。
ドリフトの「ロディーー!」って声がドップラー効果している廊下、全速力で爆走してる赤い車とその赤い車を追いかける2機の大型機が通り過ぎた後。角を曲がってリワインドとクロムドームが歩いてくる。
目的地は先程から、カーチェイスを繰り広げている、我らが船長達の船長室。
着いた2人は仮眠が取れるリチャージスラブへ。リワインドがその下に潜り込んで、まだ新品同然の新しいレコーダーを引っ張り出す。小型機には少し大きくて、大型機には小さいそれ。
カチリと再生すると聞こえるのは、
もう決して一機だけの声じゃなかった。