k0510_o0720☆quiet followDONEレイチュリ🔞情事が痛くて苦しいものだと思っている🦚に、そうではないと教え込む🧂の話(多少の嫉妬および苛立ちを含む)pass:18↑? Age verification Tap to full screen .Repost is prohibited Let's send reactions! freqpopularsnackothersPayment processing Replies from the creator Follow creator you care about!☆quiet follow k0510_o0720DONEレイチュリ🔞情事が痛くて苦しいものだと思っている🦚に、そうではないと教え込む🧂の話(多少の嫉妬および苛立ちを含む)pass:18↑? 12609 k0510_o0720DONEレイチュリ🧂🦚ワンウィーク【胸キュン】初デートでとある星に来た🧂🦚の話 癪だ。隣を歩く男を盗み見ながら口を尖らせてそんなことを思う。だってそうだろう。彼の人と成りを知っているからこそ、彼の行動の全てが癪なのだ。 二人並んで歩いているだけの今だってそうだ。隣の彼とは身長差があり、つまりは歩幅に差があり、そして体力にも差がある。なのにアベンチュリンが意識をせずともずっと隣合って歩いているのだ。普通に歩けば歩幅のせいで、彼の方が先に進んでしまうはずなのに。 それにさっきも。アベンチュリンがとある商店の前で歩調を緩めた時、当たり前のようにその背後に陣取った。そして人の流れから守るように引き寄せて、そしてさらに商店の前へと一歩誘導して。それの全てを当たり前のようにやっていた。 1690 k0510_o0720DONEレイチュリ🧂🦚ワンウィーク【毒を食らわば】既に毒を飲み下している🧂の話 もう終わりにしたい、と言われた。それは美しいネオンを一対持った彼からの言葉で、その顔には美しい笑みがしっかりと浮かんでいる。 「……どちらを?」 「えぇ? 僕がカンパニーに指示されている方の関係を解消できると思うかい?」 つまり、もう片方だと。彼とは大きく分けてふたつの関係を結んでいた。ひとつは戦略的パートナーという、カンパニーが勝手にあてがったものだ。彼とレイシオが組むと利益が増える傾向にあるのだとか。その真偽は定かではないし調べるつもりもないけれど、書類上は一応そういうことになっている。 そしてもうひとつ、どこにも知らせていない関係がある。爛れた関係から始まってしまったそれは、レイシオの努力の甲斐があって今は『恋人』と称されるものにまで変化していた。お互いの家に行き来したり、出かけたり、言葉でその感情を伝えあったこともある。それを今、アベンチュリンは解消したいと。 2541 k0510_o0720DONEレイチュリ🧂🦚ワンウィーク【こぼれ話】🧂が語る、取るに足らない話 ひとつの大きな仕事が終わった。カンパニーに不利益を被らせた大罪人の処刑、という大きな仕事だ。今はもう死刑なんてボタンひとつでできるようになっていて、だからレイシオがやったことといえばそれを押すことだけなのだけれど。でも、やっぱり精神的にきているのかもしれない。だって大罪人とはいえ、死刑囚とはいえ、元奴隷とはいえ。ずっと一緒に仕事をしてきた人だったから。 「にゃう?」 「……すまない、朝食の時間だな」 「にー!」 みっつの生命体に急かされて、持ったままだったそれを皿に移してやる。食事をするようになったのは彼の影響らしい。彼らの面倒を見ていた彼、その処刑された死刑囚の彼は、なんとも美味しそうに食事をしていたのだとか。最初は得体の知れない棒状の何かを口に突っ込んだり、パックの口から何かを吸い上げたりするだけのところしか見たことがなかったのに。でもそんな彼がいつからか大切そうに抱えられるくらいの包みを持って帰ってくるようになって、それを楽しそうに開いて、その中のものを口元を綻ばせながら食べて。だからどうしても気になってしまったのだと。ビーコンで翻訳された彼らの言葉は、如実にそれを伝えてくれた。 2347 k0510_o0720DONEレイチュリ🧂🦚打算で付き合っていた🧂の話「打算だった」 聞こえてきた声に反射的に息を潜めた。何でって、彼と自分の関係に対する話題だったからだ。レイシオと、それから上司であり身元引受人にもなっているジェイドの会話。たまたま彼女に用があって、執務室にいるという話を聞いたから訪れた彼女の部屋だ。アポをとるほどのものでもなかったから、ジェイドでさえアベンチュリンがここにいるとは思っていないだろう。 「ふぅん。どこからか聞いても?」 「彼からの想いに応えたところからだな。それだけで彼の行動が多少はましになるのなら必要な犠牲だろう」 犠牲、犠牲か。あぁでも確かに、彼からしたらこれは犠牲になるのか。だって潔癖だと自称するレイシオにとって、他者との接触なんてストレス以外の何物でもないだろうし。でもそれはアベンチュリンの想いに応えたら、つまり恋人という関係を持つなら避けて通れない。でも、じゃあ、その犠牲を経て彼が得たものって何なのだろう。『アベンチュリン』を得て手に入るものなんて幸運か、信用ポイントか。恋人だろうと仕事関係の情報なんて渡せないことは彼も理解しているだろうし、そうなるとそれくらいしかないと思うのだけれど。 4455 k0510_o0720DONEレイチュリ🧂🦚ワンウィーク【オフィスラブ】出張前の🦚と見送りに来た🧂の話※名前のないモブが出ます ぬぅ、と出てきた細い腕に、すぐ近くの部屋に引きずり込まれた。ほんの少しだけ開いていた扉は何かを監視するためだったらしい。抵抗すべきかとチョークを手に取る。そして、その腕の正体に気が付いて手放した。 「……随分と雑なお誘いだな」 「素直にこっち来てくれたってことは、了承してくれたってことだと思ってるんだけど」 だって僕の力じゃ君を引っ張り込めないし。そう言った彼は首に腕を回して、背伸びをするようにして口付けてきた。ちゅ、とかわいらしい音を立てて離れていくそれを視線で追えば、薄い唇が弧を描く。 「これから遠征だろう。こんなことをしている暇はないと思うが?」 「そういう君はどうしてここにいるのかな。遠征に出る恋人を見送りに来てくれたんだって、ちょっと自惚れてたんだけど」 2598