キャプション読んで😊 今までのとは無関係だけどルーンとプレイヤー「………起きられるかい?」
………眠い…。まだ寝ていたい…………。そう思ってう〜ん、と体を動かすとかしゃり、と何かの音が聞こえる。そんなに重くなく、軽い音。でも、なにか違和感がある。そんな音のするもの、俺の部屋にあっただろうか。とにかく起きなければならない気がして、ゆっくりと瞼を開ける。
「あぁ、よかった 目が覚めたんだね」
にこりと微笑むその優しそうな眼差しは
「………ルーン…?」
「そうだよ。ふふっ」
いつもの笑みで、でも何かをどうしよもなく愛おしいと感じているような目で…俺を見てから、そのままぎゅっとされる。あったかい…。
でも、それを感じる前、腕がつん、と引っ張られる感覚があった。ルーンが手を回したのは俺の腰で、腕や手ではないはずだ。なのに何故…?
右腕を見てみると、そこには………手錠がついていた。
「………っ、は!?なんだこれ…………!?!?どうなってんだ!!??」
「ふふっ」
な、なんで…。
なんでルーンは笑ってるんだ………?
手錠の先を見ると、俺の右腕と繋がれているのは俺の左腕などではない。ルーンの左腕だ。勿論ルーンの力ならこれくらい外すこと……壊すことは容易いだろう。なのに笑っているだけ、ということは………「ルーン」
「ん?」
「どういうつもりだ」
「ははっ、簡単だよ」
そう言うと、ルーンは届かないほど遠くにあるとても素敵なものを見つめるような、そんな夢を見るようなうっとりした目で何かを語り始めた。
「ぼくはキミを見た日からずっとずーっと………好きだったんだ でも、キミはぼくを子供としてしか見ていないだろう?だから、ぼくももう少しいい子でいることをやめたんだ。だって、キミを大好きだから でも、キミがぼくに言う大好きは、ぼくの大好きとは違うんだろう?それに、ぼくの想いをわかってくれない………だから」
だから………なんだよ。彼は、俺に抱きついたまま、肩に置いていた頭をずり落ちるようにして腰のあたりまで滑らせ、右手の人差し指を『それ』のあたりでくるくると動かす。
「だから、わからせてあげようって」「?????」
「閉じ込めて、他の人間が目につかないようにして、常にぼくのことしか見えないようにして、ずーっとぼくのことを考えていてよ。そしたら、キミもきっとわかってくれるよ。」
言いたいことはたくさんあった。『は?』『そんなことしないで』『もっとちゃんと教えろ』でも、そんなの今は言う気になれなかった。
「ぼく…………キミを好きなぶん辛かったんだよ。ぼく以外にもその笑顔をみせて、その声をきかせて、その涙を見せて………そんなキミをみていて辛かったんだ ぼくだけに見せて、ぼくだけと生きていてほしくて」
「……………」
「ここまでキミを運ぶのも容易じゃなかった。何人も潰して殺してしまったよ。でも、キミに愛されるためだから………っ」
嬉しそうに息を吸い込むと、ルーンは続けた。
「幸せに近づいているんだって、すごくゾクゾクした…………!!!!」
人殺しをしておいて、何を言っているんだ。
「おい、いい加減に───!?」
俺が喋ろうとすると、ルーンが咄嗟に口を塞いできた。手で押さえつけるとかそんなんじゃない。
「ん………………っ」
口で口を塞ぐ、というのが一番わかり易いだろう。ルーンの舌が俺の舌を絡め取ってくる。吸われて、逃げようとしてもすぐに追いつかれて、逃げられない。彼は息継ぎをするために一度口を離し、真っ赤な蕩けた顔ではーっ、と息を吸うとかぶりつくようにまたキスしてくる。
「んっ………………♡」
ルーンとは思えないような甘い声をあげながら、くちゅり、くちゅりと音をたててまだ続ける。
「………………………っ、ぷは」
ルーンは幸せそうにキスをやめる。その舌からは糸が垂れ下がっていて、俺の顔と距離が離れるに連れて切れていく。蕩けた顔のまま俺を見つめて、
「これがキミの味……………。甘い…。もっと欲しくなる………………ははっ……………………今日まで我慢していてよかった……幸せだ…………………」
ルーンの顔からわかるように、今のは結構気持ちいいキスだった。俺はホモでもなければショタコンでもない。なのになんでこんなに…………。
「ねぇ……………もっと…………………っ」
そう言って俺にまた顔を近づけてくる。しゃらん。
「った………… ……………ルーン、これ、外してくれ。」
「っ…………嫌だ、キミはぼくを拒んでいるだろう?逃げられてしまうじゃないか ずっとここにいてくれ ぼくと二人でずっとずっと、ぼくを愛して、ぼくに愛されていてよ……!!!!!」それに答えるべく、俺は返答を行動に移した。
「な、なんだい──────っ」
さっきのルーンと同じことをしただけだ。『大好き』を伝えるために。
「っ♡……………どういう、つもり、だ」
「逃げないよ。俺は同性愛者でもない。ショタコンでもない。でも、きっと同じ意味でルーンを好きなんだ。ルーンだから、好きなんだ」
「っ……………!!!!嬉しいな……………さっきよりも幸せだ……………もっと…………………もっと、!!!」
またキスをする。これから何回されるのだろう、と思いながら受け入れる。そして、かしゃん、という音。
「もうこれはいらない。これがないほうがキミに触れられるからね………!!!!」
手錠も解除。俺たちは、また、覚えたてでぎこちない、でも幸せなキスをした。
「ん…………っ♡」
「?ルーン??」
ルーンの息が荒い。流石にやりすぎただろうか。……………?え??
「ル、ルーン……………」
ルーンは、俺の足に乗った状態で、『何か』を俺の太ももあたりで擦っている。
「こ、こうしていると………なんでかはわからないけれど、気持ちいんだ………っ、あっ……っ♡」
そんなルーンを見ていると、自分も変な気分になってくる。
「…………ルーン」
「っ……………なんだい…………っっ♡」
「一回やめれるか…?」
「えっ……………、?う、うんっ……………」
そして俺は、ルーンのズボンに手をかけ、そのまま下ろす。
「ひっ……………!?」
「これを、こうして」
ズボンから出てきた『それ』を握り、上下に擦る。
「やっ、あっ………♡まって、なに…………っ、っ!!!!!ぅあぁっ………♡/////」
多分、ルーンはこういうことをしたことがない。……、勢いが強かったか…?でも、そう考えたときにはもう遅い。本能が、意地悪をしたがっている。手のスピードが早くなる。
「!?!?ぁあっ、ぅう、な、なんかへん……………っ♡♡で、もきもちい………っ///♡……っ!?!?!?ぁ、っひあぁあぁぁ!!!!/////♡♡♡」
白い液体が飛び散る。ルーンは息を荒げて、口ではーっ、はーっ、と息をしている。
「…………ルーン、どうだった?」
「…………たりない」
「え?」
「まだ……………、たりない」