暗い室内、放り投げられた靴、ひっくり返ったソファー、人の喋り声。
そんな物ばかりが充満した元我が家に、トードは足を踏み入れた。
人影が一つ、侵入者にも気付かず手元を熱心に動かしながら笑っている。声色は三つ分、低いのと、中間と、高いの。一人が発している、3人分の会話。全く、いったいどれだけこの男を1人で放置したんだろうか。思わず、溜息を一つ吐いてしまった。

「エッド。」

一歩踏み出す。カツン、と普段なら革靴が高らかに鳴り響くはずだが、今のトードの足を包むのは高級そうな光沢のある革靴ではなく一般的なスニーカーだ。音なんか鳴らない。けれど、たった一言名前を呼ばれた男はゆらり、と此方を振り返って、それから思いっきり飛び掛かってきた。

route：teller空白。
世界が終わり、また始まるその再構築の瞬間の、空白。
そんな文字通り何も無い世界にふたつの影が漂っていた。

「…どうしたの、トード。」

エッドの姿を模した願望機は、眼前の男に問いかける。エッドの決意の元、この世界はハジマリを迎えようとしているというのに。それは、少なくとも願望機が見ていた限りでは彼が最も望む世界だったはずなのに。
不思議そうに瞬く友人の姿に、トードは一つ、笑みを浮かべた。

「なァ、願望機。世界が再構築されりゃ、俺らは当たり前だが無になる。記憶も魂も一から作り直される。そうだな？」
「そうだね。それがどうかした？」

さも当然の事を、けれどそれ故にエッドが決断を先延ばしにしていた事を、彼は繰り返す。

这是开车前的糖庆祝成年的派对总是会开得很晚，其中不乏有各种各样的酒水、各种各样的娱乐活动、还有为了成年后进行狂欢的一切一切。

虽说是第一次正式接触酒水，但是罗伊德倒是表现出罕见的强大酒量，明明被好几个狐朋狗友强抓住进行灌酒，但是最后也只是不太清醒的微醺，甚至还有精神帮忙送自己少有的年长好友基内亚里回家。

“年长好友”吗……其实更准确来说、应该是“暗恋对象”。具体的原因和经过已经忘干净了，等回过神来的时候，已经整个脑子都被这个健谈又爽朗、像个男孩子一样的女生侵占了。明明一开始甚至还以为对方是个男孩子，如今却对对方心生爱慕，仅仅只是现在这样扶着醉醺醺的对方都会让自己心跳加快，真的很不成样子啊……

虽然不清楚对方现在意识已经迷迷糊糊的情况下能不能听到自己现在仿佛打鼓一般的心跳声，但为了掩饰这过于明显的声音，罗伊德走路的时候都用力地多走了几步，试图用脚步声掩盖自己完全藏不住的心跳声。

女帝短打之三自从皇女凰含光的婚约被解除以后，女帝凰凌世时不时就会召那个提出退婚的小家伙来自己的御书房。

虽说这位开国女帝风流成性，但是怎么也不会对跟自己差40岁的10岁小孩做些什么不道德的事，所以大家都只当是无聊的女帝想找个人聊天，但他们都不知道为什么女帝偏偏找这个提出退婚的小家伙。

今天女帝再次召来了那位年幼的朝议郎之子，小家伙看上去虎头虎脑的，但平时说话却莫名成熟，让人难以想象他才10岁出头。

“陛下今天召我过来，一定是有什么要紧事吧。”王超说着挺直了腰板，像是试图在这位即使坐在椅子上也比自己高出许多的女帝面前显得不那么幼小。然而他其实也知道，这位喜怒无常的开国女帝每次召他过来，都只不过是聊聊家常说说闲话，并没有什么有实际意义的事。