Recent Search
    Create an account to bookmark works.
    Sign Up, Sign In

    esukiyu3

    ☆quiet follow Send AirSkeb request Yell with Emoji 🍮 🍵 🍶 🍙
    POIPOI 30

    esukiyu3

    ☆quiet follow

    てんごくのえこひいき8の裏。描写は入ってませんが致しているのでR18です。1枚目はモブ聡なので気を付けてください。

    Tap to full screen (size:630x928).Repost is prohibited
    ⏮🅰📈⏮ℹ📈🇴😢💕💕😭😭😭😭😭😭😭😭😭😭😭😭😭😭😭💗💗💗💗💗😭😭😭😭😭😭😭😭😭😭😭
    Let's send reactions!
    Replies from the creator

    esukiyu3

    PROGRESS7月マ!5発行予定の、モブ視点全年齢の書き下ろし部分の草案です(大幅に加筆修正あるはず)。
    タイトル『名前のない僕はいない』全年齢
    マロでお題くださった方、ありがとうございますね! 
    再録予定は↓
    ・縁の器/僕の強運/キラキラの一等星/僕の作り手/ヒガン
    で多分200p前後です。各話の間に、狂児さんの家の鏡に住む幽霊視点の話が挟みこみます。
    名前のない僕はいない「へー、こんな億ションでも首吊る馬鹿がおるんか~」
     人の声がする。随分艶のある男の声だ。オートロックの玄関がカードキーで開いたと同時に聞こえてきたので、随分五月蠅い住人が来たな、と僕は思った。
    「でも、どこで吊ったん? 随分綺麗みたいやけど」
     ドカドカと足音がこちらへやってくる。この部屋の間取りは高級マンションなだけあって、無駄に広い。玄関から入って、リビング、キッチンなどを通り抜けて、このサニタリールームに入ってくると、鏡に映しだされたのは随分顔の濃い色男だった。
     年の頃は三十代くらいか。意志の強そうな眉に、いちいち目鼻立ちの主張が激しい顔。だが、それらが綺麗に配置されているので、ハッと人の目を惹くような若い男がそこにはいた。
    3219

    recommended works

    しんや

    MOURNINGTwitterから再掲
    供養なので、切ったとこも入れてます。
    付き合ってない狂聡。
    鍋を食べて、アルコール誤飲する狂児のお話。
    付き合ってないけど、わりと甘い、はずです。
    自室のドアを開けると、顔の強いおっさんのヤクザが、エプロンをつけて鼻歌を歌いながら白菜を刻んでいた。
    (うわぁ、帰ってしょっぱなから、情報量多すぎや…)
    「おっ、聡実くんお帰り~。バイトお疲れさんやね。もうちょいで鍋できるから、手ぇ洗っといで」
    狂児がいるのは、今日鍋をしようと連絡が来ていたので分かっていた。
    廊下まで出汁のいい匂いがしてきたから、ああ、作っているのだのとも分かっていたのに、実際に目にすると、いつも思考がフリーズする。
    ついでに、捲られたワイシャツの袖口から、『聡実』の文字が覗いているのにも慣れなくて、聡実はそっと目をそらした。
    ただいまと返事をしたらいいのか一瞬迷って、手ぇ洗ってきますとだけ言って、バスルームへ入った。
    (たまにしか見んから、慣れんわ…)
    料理をする狂児も、『聡実』も。そんなもの慣れなくてもいい気もするが。
    洗面台でザーッと手を洗っていると、狂児の鼻歌が再開されていた。
    (珍しい…、洋楽や)
    古い曲だがTVなどで度々使われており、聡実でも知っていた。
    低い声で柔らかく歌われるそれは、耳に心地よい。
    (鼻歌の方がずっと上手いで…)
    狂児が聞けばショックを 8478