Recent Search
    You can send more Emoji when you create an account.
    Sign Up, Sign In

    flask_gk

    ☆quiet follow Yell with Emoji 💖 👍 🎉 😍
    POIPOI 16

    flask_gk

    ☆quiet follow

    ハッピーハロウィン!
    以前書いた異世界ファンタジー風味尾月宇佐月の世界線のハロウィン話です
    https://www.pixiv.net/novel/show.php?id=21157207
    こちらから読めます(r18、キャプション必読)

    厨二病な設定なのでご注意を

    ・尾形が東の魔王、宇佐美が西の魔王
    ・月島さんは人間で特別な力を持ってました。今はふたりの花嫁、性的なことにとても疎いです

    Tap to full screen .Repost is prohibited
    💖💖💖💖💖💖💖☺☺💯💯👏👏☺☺💖☺💖💒💖💖☺👏🎋🅰🐍🅰ℹℹ💕💕💕💕💕
    Let's send reactions!
    Replies from the creator

    flask_gk

    DOODLE貴族令息尾形×護衛月島
    月島は護衛する貴族令息の尾形に夜伽を命じられ、渋々従うこととなった。尾形は月島の逃げ道をことごとく封じた。
    ただの性欲処理ではないことに気付いた月島は辞職することを決意。しかし尾形はそれを許さない。
    溺愛されていることを知った月島と尾形の攻防はどちらが勝利するのだろうか?

    なんちゃって異世界ものです。
    細かいことは気にしない方向け。
    謎のノリで書いてます。
    俺が護衛する貴族令息に夜伽を命じられ、溺愛された件月島は護衛対象の尾形から言われたことが理解出来ず、聞き返した。どうか聞き間違いであってくれと願いながら。
    「なん、て仰い、ました…?」
    「聞いてないフリがお上手ですね。必死に口説いてるのに、つれない人だ」
    「口説…?」
    「ええ、今晩湯浴みの後に俺の寝所にと」
    「…はい…?」
    「俺が何を望んでいるのか分かるでしょう?月島さん」
    「えっ、と…?夜伽をお望みなら、そういう方を手配致しますので」
    「…」
    「ああ、ご心配なく。ちゃんと口が堅いものを」
    必死に最適案を提案する月島だったが、尾形は無情にもそれを遮った。
    「月島さん」
    「…はい」
    「別に男に抱かれるのは初めてではないんでしょう?アンタは絶対花沢の醜聞になることを吹聴しませんし、丁度いい」
    5921

    recommended works

    other8e

    MOURNING幸せであれ
    ※しじみ食べたことないので食感は検索してみたけど実際のところ知りません
    「嶺二」
    ぼくの名前を呼ぶ声にゆっくり目を開けると、ベッドの端に腰をかけたランランの姿があった。
    「おはよう、嶺二。やっと起きたな」
    ランランはぼくの頬をそっと撫でてふわりと微笑む。少しくすぐったい。カーテンの隙間から射し込む陽の光が、ランランのまだセットしていないふわふわの髪の毛を明るく照らしてきらきらと輝いている。
    「いまなんじ?」
    身を起こしながら聞くと、7時だと教えてくれた。ちょうどいい時間だ。
    体を起こしたものの疲労の残る体はまだ少しだるくて、ベッドの上でぼうっとしてしまう。ランランの小さく笑うような声が聞こえたかと思うと、ぎしりとベッドの軋む音と唇に優しく触れる感触。それにうっとりとする間もなくランランはぼくから離れて、物足りなさを感じて見上げるぼくの髪を大きな手でくしゃくしゃとかき乱した。
    「ちょっとー!」
    「目ぇ覚めただろ?朝飯作ってあるから早く顔洗ってこい」
    「うん」


    着替えは後回しにして、顔を洗って歯を磨いてリビングに向かうと、美味しそうな匂いがぼくを待っていた。
    「わー!すっごい!和食だ…!」
    テーブルには、お味噌汁に焼き鮭に卵焼きが並んでいて、どれもまだ白い 2846

    namidabara

    PROGRESS5/18 進捗
    1日目/初日だから一番幸せ絶頂なパート書いてたけど、この後の事考えるとなんか気が重くなっちゃったな……
    尾月原稿「そんなに気になるならさ、奪ってくればいいじゃん。いつかの三島みたいに」
    宇佐美は頬杖をついたまま言う。おどろおどろしい雰囲気を漂わせて向こうの卓を見つめるだけの尾形にうんざりしてきたようだ。いつかの三島のように。ようするに、腕相撲大会で勝ち抜いて月島を攫ってとっとと帰れ、ということだろう。
    尾形は何を馬鹿な、と顔を顰める。そんなことするなんて柄じゃない。第一、三島にしたように杉元が自分に手加減するとは思えなかった。尾形百之助という男は勝てない勝負には挑まない性質なのだ。腕を痛めて負ける無様な未来は容易に想像できた。だから、そんな馬鹿なことはしない。
    つまんないの~。カクテルを傾けて言う宇佐美に舌打ちをしながら、手元の全く減らないレモンサワーを舐めてちらりと盗み見る。白い肌をすっかり真っ赤にした月島の傍には、様々な人間が入れ替わり立ち代わりやってくる。そのどれもに大口を開けて笑ったり、はにかんで笑ったりして対応しているから、きっとうんと沢山の祝福を受け取っているのだろう。途切れない人影たちは月島の人望をありありと見せつけていた。坊主頭をわしわしと撫でまわす菊田が憎たらしくて仕方がない。
    5846