「人生の反省文」 神代賢悟 私の今までの人生で特質して反省すべきなのは、「反省すべき点がない」と思っているそれ自体です。
人の生き方というものは、この空の向こう、広大な宇宙への旅路のように広く自由なものだと思います。
私たち人間は、それぞれ星の数ほどの選択肢を毎日毎秒選びながら自分がどうあるべきかを決定していきます。
私は、今までの人生で常に正しい選択ができたとは思いません。ですが、間違ったことをしてきたとも思いませんでした。
しかし、私の選択次第では、私は今よりも別の私になることができたと気づきました。
私の身の振り方、愛想の至らなさ。そして、その私の性格のどれもを変えられず、生き方を変えられなかったこの自分を曲げられない頑固さ。
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