映画「NOPE」感想文あのチンパンジーの劇と聖書の一節が繋がってるって　テーマパークでみんな吸い込まれたときに気づいたんだけど震えたよね。映画面白すぎるっ。
相変わらず何も知らずみたので、(TLでタイトルだけみてた)映画のジャンルが始めわからなかった。ホラーからSFになった時驚いたし、サスペンスでもあるし。

境界線の話としてみた。このラインを超えることは無礼で「ホント無理‼︎」な行為なんですよ…って。個人ではない、笑い者として見せ物として扱われた、チンパンジーやアジア人子役、馬…
ゴーディのラインを超えた役者はボコボコにされてチンパンジーのような様相なったし、暴れるチンパンジー(ゴーディ)を見た上でグータッチをできると思った彼は、白いUFOと馬を見せ物にしようとして食べられてしまう。家に汚物を落とし、馬や家族を奪った白い雲のUFO(？)は彼らによって爆発した。

別れる決心の感想(文字)　ありとあらゆるあお(青、蒼　碧、藍)が出てくる度「海だ…」と思いながら見ていた。デートのシーンやへジュンの部屋、ソレの家、プール、取り調べ室で一緒に携帯覗いた瞬間。僕らって同じ海を共有してませんか？ってへジュンが思う(思ったんじゃないかと予測する)度に海を感じた。
　二番目の旦那さんのプールでも赤を流し去って青を広げる、深い呼吸とともにクラゲになる夢をみせてくれる(瞑想？)、へジュンに海を連れてきてくれるのはソレなのにな。

本物の海のシーンは言わずもがな、美しい。どうやって撮ったんだろう。感情と一緒に波の形や色まで変わっていって、最後へジュンが取り乱し叫ぶときの黒い波とか本当に格好良かった。ライオン海岸？だった気がして帰って探したけど見つからなかったよ。どこなの？

遊戯「元気だった？」
「ええ。忙しかったですけど。どうぞ、昼食はできてます」
　ジュウォンは宿直明けで、明日は非番。昼からドンシクが来た。
　ドンシクは、珍しくテレビゲームをやっているジュウォンの隣に座った。
「あれ、あなたの分は？」
　ジュウォンは最近、ベトナム料理に凝っているらしい。小洒落た器に盛られたフォーが湯気を立てている。
「僕は、ブランチを食べたのでまだ空腹ではありません。熱いので気を付けて」
　ブランチ。ジョンジェといたせいで割とお坊ちゃんの暮らしには慣れているし、ドンシクも両親が元気だった頃は、西洋文化寄りの行事や習慣も経験していた。でも、ナム所長と過ごすことが増え、離れていた文化だ。
「俺のためだけにわざわざ作ってくれたの？」

合鍵　ドンシクに合鍵をもらった。

　マニャンの二軒と現在の自宅の分。いくら警察官同士だったからといっても、あまりに不用心ではないか？
　そう思ったが、こうなる前はお互い好き勝手に不法侵入していたから、今更か。
　それでも嬉しさより神妙な気持ちが勝ってしまって、存在感を持て余す。
　僕なんかに心を許し過ぎじゃないか、イ・ドンシク。
　それともまた何か、試されているのか？
　不在時に出入りする可能性や必要があって、それを無期限で許されるのがこんなに早いなんて。
　でも確かに、お互いの気持ちを確かめた時にはもう「所長にもらったあの家で、いつか一緒に暮らしませんか」と提案されていた。自分もそうしたいと言ったはずだ。
　今はわからないが「いつか」ならと思った。なんとなく、それは警官を辞めるか、勤務地が偶然あの家に近くなった時だと思った。