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    ぐみ助(フグミ)

    @hunyasuma

    できた文をなんでも載せる倉庫。
    書くジャンルはそのときの旬で。
    小説風なものを多く置く予定です(セリフのみとか、メモ程度)
    リアクション頂けるとめちゃくちゃ嬉しいです……😇

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    ぐみ助(フグミ)

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    うちデアのキャスエレと賢獅子。術組、槍組同士なんですけど、仲良かったらかわいいなぁって。
    ほぼ会話のみなので、ラジオ感覚で読んで下さい。

    ##FGO

    とあるカルデアで、キャスター対策委員会なるものが定期的に開かれている。委員会というが、メンバーはたったの2人。委員会にしたのはただ響きがかっこよかったから、それだけのこと。この会では特定のキャスタークラスのサーヴァントに翻弄されてしまう同志であり、NP50 %チャージスキル持ち、全体バスター宝具のランサー……エレシュキガルとアルトリア・ランサーがお互いの悩みをぶつけ合う。ただの、女子会である。

    「今日は特別ゲストを呼びました!」
    「おぉー」
    「藤丸立香さんです!」
    ランサーのパチパチ音
    「……えーっと、俺ここにいて大丈夫?殺されない?」

    (キャスニキとか王様とかとかとかとか!)

    「なんでマスターが命を落とすことになるのだわ?」
    「何が起ころうともマスターのことは私が守りますのでご安心を」

    (天然しかいない!!!)

    「……と、さっそく今日の議題はこれよ」
    どこからか出してきたフリップを机にドンと置くエレシュキガル。それには『キスをするタイミングについて』と書いてある。

    (やっだこれ俺聞いちゃだめなヤツーー!!)

    「アルトリア……貴方はその、よく自分からしてるって言ってたじゃない?私も頑張って挑戦してみてはいるのだけれど、は、恥ずかしくって……!」

    (あぁ……エレちゃんはかわいいなぁ……)

    「私の場合は相手方がする気配がないといいますか……むしろ隙だらけなので、したい時にしちゃってますね」

    (あぁ……トリアさんはかっちょいいなぁ……)

    「そ、それでもすごいのだわ。羨ましい……キャスターってば、人目がないタイミングですぐにキスをするから……」
    「ほぉ。ちなみにどのよう感じでしょうか?」
    「えっ!」

    (あぁあああああああああああああ俺は空気ぃいいいいい)

    「……っどんな……?」

    ほわんほわんエレエレ〜
    〜レイシフト先にて〜
    「それじゃあ指示どおり、北の方角へ進んでくよー」
    「「あーい」」
    マスターにぞろぞろ着いてく鯖たち。後続にエレシュキガルとキャスニキ。
    「嬢ちゃーん」
    「?なに、」
    (チュ)
    「!!」
    「ご馳走様♡」

    「こ、こんな……感じ……」
    「クーフーリン・キャスター……やはり不埒な男ですね」

    (えっあの時そんなことしてたの???)

    「あの、私ばっかりじゃなくて、貴方のも聞いても?」
    「ああ、はい。そうですね……」

    ほわんほわんトリア〜
    「キャスター。また寝ていないのでは」
    「そんなことは、ない」
    「嘘をつかないでください。ほら、寝室に行きますよ」
    賢王の腕を摑んで引っ張っていこうとするアルトリア。しかし賢王は、少しも動く気配がない。
    「……キャスター?」
    「余計なお世話だ。我のことは気にし、」
    (チュ)
    「します。貴方のパートナーなのですから」

    「こういう時にしがちですかね」
    「ひゃ〜〜!!」

    ※マスターは甘酸っぱさの摂取量の限界値を超えたため気絶してます

    「アドバイスというほどではありませんが、戦闘と同じですよ。相手が油断をする癖と隙がわかれば、躊躇わずにいくのみです」
    「なるほど……キャスターのこと、もっと観察してみるのだわ」
    「ええ。エレシュキガルならできますよ」
    あははうふふと笑い合う2人。その様を眺めることしかできなかったマスターの顔は悟りを開いている。
    (俺、必要だったのかな……とりあえずここの話は墓場まで持っていこう)

    解散後、どこからか聞きつけてきた金髪と青髪の強面キャスターズに詰め寄られたマスターが軽くチビったのを知るのは、通りすがりのフォウくんだけであった。
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