今更ながら　一昨年の感想とメンズの評価一昨年のレイアース一気見の感想として、メンズへの評価が（当たり前ですが、３０周年ですから）大きく変わったなと思います。
正直言って、魔法が使えないL氏やF氏が一定の評価を得るとは、放映当時では考えられなかった。
それって、あの当時の価値観の反映だと思います。
当時は魔神に乗れる（あるいはそれと同等の）強さがあること＆何らかの肩書があることがステータスであり、評価の対象だったから、
魔物と一緒に戦えるA氏はともかく、魔法が使えない剣士２名の評価って低かったです。
内の守りであったり、魔法騎士（女性）の見守り・心理的ケアってあんまり評価対象ではなかったのかなと思います。

それが30年経って、世間の男性の評価軸が肩書や収入のみから変わってきて、

CLAMP人気投票と、レイアース功名が辻功名が辻というと、山内一豊が夫妻の知恵と愛で出世してゆく話だと思うんですが、ちょっとこれを思わせる話がありました。
以前、NEWTYPEのCLAMPのキャラクター人気投票（２０周年だったかな…）で（当時ツバサが掲載中というのもあって）男女各一名づつ選出する式のキャラクター人気ランキングがありました。
で、男女別に結果が出ていたのですが、確か三人娘はそれぞれ順当な順位だったんです。問題は男性編。
フェリは少なくともその当時は、あまり個人での人気はなかったと思います。（放映当時のＣＤでネタにされてましたね）
なのに、まさかのレイアースの男性陣で唯一ランクインしてました。
三人娘の順位を考えると、おそらく他CPは票が割れてしまったんだろうなと思います。

home,home,sweet home「イーグル、起きとるか？」
彼の様子を見るために、ノックをして開けた部屋全体が、真っ暗になっているのに、カルディナは驚いた。
ただ暗闇なのではない。この国にはない赤や黄色のの光が無数に、おそらくは雨に濡れているのであろう、ぼんやりとした雲の向こうで瞬いている。
他国を旅したことのあるカルディナには見覚えがあった。
イーグルはベットの上に半身を起こしながら、手元の機械の操作をしていた。仕組みは不明だが、これで部屋全体に映し出しているものらしい。
「こりゃえらい景色やな。これ、オートザムかいな？」
まだ身を起こすのがやっとの彼は、彼女ににっこりとほほ笑みかけた。
「ええ。」
「里心がついたとか？」
「まあ、そんなところです」

Parkour！イーグルのリハビリの一環として、城の中を使用したパルクール大会を書きたい。
城の一角を使用して、一周して戻ってくるという競技形式にしたい。タイムと演技点で勝負で、結果は観客の投票と各国からの審査員で決める。
ちなみに最初は、セフィーロ・オートザム・チゼータ…だけのはずだった。

一番手がフェリオ（セフィーロ）。とにかく早い、最速で戻ってくる。演技（トリック）も最低限で、野生動物を思わせるような俊敏さと豪快さで決めてゆく。
但し、ステップなどはまだまだ粗い。カメラや観客に見られるという認識が薄いらしく、体がぶれるシーンが多い。大技頼みなところがある。
（けがをしない様に一心に祈っている風ちゃんも見どころ）

次がイーグル（オートザム　療養中）。このコース、事前に練習できるため療養中の彼が最短で移動でき、自分の演技（トリック）ができる場所を入念に計算している。

フェリオがコスプレする話高校２年生の１２月。風ちゃんの誕生日に、光ちゃんと海ちゃんに呼び止められるフェリオ。風ちゃんの誕生日の準備をしたいからと言われる。
内容が仮装だといわれて、また風ちゃんが盛装するのだと思って頬を緩めるが、光ちゃんから紙袋を渡される。
「サイズはほぼ一緒だと思うから」
「ん…？」
「仮装するのは、フェリオだよ」

オートザムの服装を参考に、アスコットと四苦八苦して着替える。着替えたのは学ランで、下にパーカーを着込んでいる。光は靴まで持ってきていた。
なんでも光の一番下のお兄さんのおさがりだそう。
アスコットは光の２番目のお兄さんのおさがりだというブレザーを着ている。
ランティスも含めて、計６人で、城の中でもあまりセフィーロらしくない場所で写真を撮る。