Parkour!イーグルのリハビリの一環として、城の中を使用したパルクール大会を書きたい。
城の一角を使用して、一周して戻ってくるという競技形式にしたい。タイムと演技点で勝負で、結果は観客の投票と各国からの審査員で決める。
ちなみに最初は、セフィーロ・オートザム・チゼータ…だけのはずだった。
一番手がフェリオ(セフィーロ)。とにかく早い、最速で戻ってくる。演技(トリック)も最低限で、野生動物を思わせるような俊敏さと豪快さで決めてゆく。
但し、ステップなどはまだまだ粗い。カメラや観客に見られるという認識が薄いらしく、体がぶれるシーンが多い。大技頼みなところがある。
(けがをしない様に一心に祈っている風ちゃんも見どころ)
次がイーグル(オートザム 療養中)。このコース、事前に練習できるため療養中の彼が最短で移動でき、自分の演技(トリック)ができる場所を入念に計算している。
それをまるで精密機器のような正確さでこなしてポイントを稼ぐタイプ。
(ザズと光は見ていてはらはらしているだろうな)
次がカルディナ(チゼータ)。まるで踊るようにステップを踏んで、軽やかに舞う。体幹も安定していて、ぶれるところが少ない。
見られるという経験は観客・カメラを通して最も豊かな人なので、サービス精神旺盛。あの羽衣を美しく魅せつつなので、おそらくタイムは最も遅い。
最後は光。突然、周囲にやるように言われて飛び入り参加。
当然動きは危なっかしいし、見ていてはらはらする。あわやケガ…!という場面もある。
ただ、表情がもっとも「素人」らしく、見ていて楽しい。観客を思わずそこに引き込んで、光ちゃんを頑張れ!と応援してしまうような華がある。
終わり!と思いきや、ここで「ダメじゃ!!」という声が。
各国揃っているのに、ファーレンだけがないのは許せない!とおかんむりのアスカ様。
ファーレンの威光を示すのじゃ!と高らかにいい、シノビの一人を指名する。
本当の最後はこのシノビ(本名不明・おそらく男性)。
本当の飛び入り参加なので、周囲は「全然だめだろうな…」という雰囲気。
だがしかし、動作の正確性やタイム、何よりスタミナがこれまでのメンバーとは比較にならない。
実はこのコース、数分とはいえ移動しながら、演技(トリック)を決めるのはかなり過酷。
今までの4名は最後まで息を切らさずにゴール出来てはいなかった。
結果、優勝はファーレン。
で、負けた4名をどう描こうかなと。
(個人的には負け方に価値観や人間性が出ると思ってます)
光とカルディナはま、仕方ないよねで全く引きずらずに終わりそう。
自分の努力より、相手の方が優れていたという意味で、フェリオが唯一悔しがるかなと。
でもすぐに、このシノビに「教えてくれ!」とか言ってそうだと思う。
一番描きたいのはイーグルで、もちろん全盛期の彼ならぶっちぎりで一番。
少しずつ動けるようになっているという思いはあれど、現役の軍人に比べれば差はあると思い知らされそう。
ちょっとぐらついたところで、そこで「あなたならできるはずです、待ってます」とかこのシノビに言ってほしいかな。