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    ikasoumen11

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    尾勇 ポメガバースシリーズ
    無理矢理搾乳されるゆーさくさん

    強制搾乳『ああ、また、やってしまった…』
    朝起きると勇作は、またポメラニアンになってしまっていた。肉球がついた手を見つめ、軽くため息をつく。
    でも、これでまた会いに行けると思うと、やはり嬉しいと思ってしまう。今日は土曜だし丁度いい。そう考えると勇作はウキウキした。
    勇作はフリフリともふもふの尻尾を揺らしながらベッド下に潜ると、お出掛けリュックにスマフォを入れ、器用に背負ってテクテクと歩きだした。階段を降り玄関を抜け、外に出る。気持ちいい日差し。
    『あにさま…』
    そうポチポチ歩きながら、兄のマンションへと向かう。ポチポチ、ぽちぽち。

    たどり着いたマンションの入り口に居たのは、兄様。愛用のエコバックを片手に、帰ってきたところのようだった。
    ぱあぁっと明るい顔で勇作は、短い手足で目一杯駆け出してきた。
    「兄様っ!」
    ポメラニアンミサイルで突撃してきた弟に気がつくと、何時ものように抱き留める兄。もふん、と音が出そうな様だった。
    「よりによって…今ですか…」
    兄は少し渋い顔をしている。都合、悪かっただろうか。まあるい瞳で心配げに見上げる勇作に、尾形は言った。
    「…あー…客が外にもいますが、いいですか?」
    『客?』
    だっこされたまま、尾形の部屋へと向かう。
    扉を開けたら、そこには小さなもふもふの丸い玉が五つ。よちよちと兄の足元に寄ってきた。
    「みゅーん!」
    「 みゅーみゅー!!」
    『!?』
    「子猫です…土方工務店の連中に、しばらく預かってくれと頼まれまして…ああ、箱から出てきて…」
    ぽいぽい、と段ボール箱に入れるもまたこの子猫たちはみー、みーっ!と鳴きながらまた出てこようとした。
    可愛い、なんて可愛いのだ…!小さくて、丸くて、一生懸命生きている…!
    小さな四つ足を踏みしめて、みゅ、みゅ、と鳴きながらこちらに近づいてくる五匹。
    茶トラ、サバトラ、黒、三毛、白黒…毛並みはとてもカラフルだ。
    尾形は勇作の足を綺麗に拭き、床に下ろすと段ボールから這い出た五匹の子猫たちが、興味深げにちょこちょことやって来た。
    「事務所近くのごみ捨て場に、袋に入れられて棄てられてたらしいです。それを門倉が見つけて。」
    一時は死にかけたらしいが、皆門倉の強運を分けてもらったのか、こうして助かったそうだ。
    勇作は、小さな身体を震わせて感動した。
    こんな小さな命が、そんな大変な目に合うなんて。しかし、優しい人たちに助けられてこうして生きている。なんという事だろう。
    「いつもはキラウシと夏太郎が事務所で面倒みてるらしいんですけど、今日明日は二人とも抜けられない仕事あるらしいんで。」
    『そのような経緯が…そして引き受ける兄様も、なんてお優しい…!』
    ふるふる感動し、尊敬の眼差しで自分を見つめる勇作に、土方から三万貰って引き受けたのは尾形は黙っていた。
    『兄様も大変ですね…そうだ、勇作この子達の遊び相手、お引き受けします!!』
    子猫たちはおっかなびっくりながら、興味と好奇心満々に勇作に近寄ってくる。勇作はそんな子猫たちを誘き寄せるようにもふもふの尻尾を振った。
    『さぁ、こっちだ!とどまる時ではないぞ!』
    子猫たちはそれにつられて、各々勇作目指して必死に走る。
    小さな毛玉が次々勇作に飛び付き、じゃれついた。小さな白い毛玉に、さらに小さい毛玉が五つ、跳び跳ねたり突進したりしている。
    勇作は一緒に駆け回り、子猫たちのレスリングの相手をしつつ、優しい眼差しで顔や背中を舐めてやる。まるで親のようだ。
    子猫たちは勇作に慣れてきたのか、皆どんどん手加減なくぶつかり、甘えた声でキューキューと鳴きながら勇作にすり寄ってくる。
    と、その時一匹の茶トラが勇作の豊かな毛並みの中に首を突っ込んだ。
    『!?!?』
    勇作は驚いて、身を転がして子猫から離れる。
    まさか!そんな、しかし…!
    茶トラの子猫は、みゅー、みゅーと鳴きながら再び勇作の方へと向かってくる。
    すると、こんどは白黒が勇作の腹毛に首を入れる。
    『ちょっ!やめてください!いけません!そこはっ!ああっ!!駄目です!!あっ!』
    白い茂みの中に隠れていた乳首を見つけた一匹が、かぷり、と吸い付いた。先ほどの、茶トラと同じように。
    『ひぁああっ!駄目ですっ!私は
    男の子なんで、ミルクは!でませんっ…ひあっ!!』
    しかし、勇作の言葉など聞いてないと言わんばかりに、ちゅうちゅうと子猫は吸い付いた乳首をさらに強く吸い、ミルクを飲もうとする。
    それを見て、他の子猫達もみゅー、みゅーと寄ってくる。皆、一様に丸い瞳は一点を見つめ、同じ顔をしていた。
    『やっああ!兄様っ!助けてください!』
    キュンキュンと鳴きながら兄に助けを求める。
    しかし、兄は非情にもその状態の勇作を一瞥すると
    「ああ、子猫たちをよろしくお願いしますね。俺はこいつらのミルクを作ってきますので。」
    『ちょっ、兄様、兄様ー!!』
    悲痛にキャンキャンと鳴く勇作を無視して、尾形は台所でミルクを作り始める。
    勇作は必死に身を起こし逃げるが、子猫たちにより部屋のすみに追い詰められる。
    子猫たちはまさに飢えた獣の目をして勇作を見つめジリジリ忍び寄った。そして次々飛び付いてきては皆乳首を口に含もうとしてくる。
    抵抗するも次から次に来る子猫たちの波状攻撃。
    勇作もさすがに抵抗したが、空腹の子猫たちの力は凄まじい。しかも先ほど遊んで体力を削っていた勇作は、ついに五匹に倒された。
    ぐいぐいと白い毛並みを強引に掻き分け、首を突っ込む子猫たち。並んだ八つの薄紅の乳首を見つけると、それをまさぐり小さな舌で舐め歯の生えてない口内に、勇作の乳首を各々咥えた。
    『だ、駄目です!乳首を、吸わないでくださいっ!!いやぁ…!!』
    短い手足を空にバタバタとさせ踠くが、子猫五匹に力一杯押さえられ、抵抗空しく小さな薄紅色の小粒大の小さい乳首は次々吸い付かれる。お腹が空いているのか、子猫たちは必死にちゅぱちゅばとミルクにありつこうとしていた。
    『そ、そんなに強く、吸わないで…ああっ…ミルクはでないんです…でないんですってばぁ…』
    勇作の叫びも空しく、お構い無しに揉まれて吸いつかれた。
    なんてことだ…吸っても何も出ないのに…母猫じゃないのに、と勇作は軽くショックを受けていた。子猫たちはポジションが定まったのか、ちゅうちゅう、と乳首をなおも必死に吸い続ける。
    五つの頭が並んでちゅうちゅう吸う姿に、だんだん勇作の抵抗の力も抜けていった。

    「出来ました、ありがとうございますね。」
    尾形が小さな哺乳瓶を持って戻ってきた時、勇作は抵抗を全てあきらめたのか四肢をだらりと床に投げ、虚ろな目をして搾乳されていた。ちゅうちゅうと必死に乳を吸う子猫たち。母猫と同じポーズで出ない乳を与える勇作の無の顔に、思わず吹き出しそうになるのを尾形は飲み込む。
    「いやぁ、助かりましたよ。こいつら作ってる間大人しく待ってないし。」
    勇作の乳を吸い続ける五匹のうち一匹を引っ張り上げ、ミルクを与える。
    兄の手のひらで、ちゅちゅ、と力強く哺乳瓶からミルクを飲む子猫を、勇作は良かったと微笑ましく思う気持ちより、男なのにリアルタイムで搾乳されるショックの方に打ちひしがれていた。
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