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    肝醤油

    @akimooooooshoyu

    今まで描いてきた落書きを置いておくとこ。
    ほぼ🐬🦈かヒプマイしかない。

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    肝醤油

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    左馬刻様誕生日おめでとう〜🎉
    と、言うことで昔書いた童話パロサマイチ。微乱寂。
    終始ふざけてる。全編ギャグです。左馬刻がナチュラルに女装してる。
    ※この作品を見る時は、頭を空っぽにして何も考えないようにしてから読もう!!

    #サマイチ
    flathead

    サマデレラむかしむかしあるところに、サマデレラと言う美しい娘(?)がおりました。サマデレラは大切な妹と幸せに暮らしていましたが、ある日突然、妹は洗脳されて家を出て行ってしまいました。サマデレラは悲しみました。やさぐれてしまったサマデレラは、かてん組の若頭としてハマのシマを掃除する毎日をおくりました。
    そんなある日、いつものようにシマを掃除していると、サマデレラの前に魔法つかいがあらわれました。魔法つかいはこう言いました。

    「サマデレラ〜!突然だけど舞踏会行きたくない?」

    ウインクしながら言う魔法つかいに、サマデレラは迷惑そうにタバコをふかしながら言いました。

    「行かねぇ」

    「えぇ〜!楽しいよ!美味しいお料理にきれいなお姉さんもいるよ!ねぇ行こうよサマデレラ〜!」

    エプロンを引っ張りながら駄々をこねる魔法つかいを引き剥がしながら、サマデレラはタバコをぷかぷかとふかします。

    「ウゼェ!オレ様は仕事あんだよ!そんなに行きてぇならテメェだけで行けや!」

    大声でそう叫ばれてしまい、魔法つかいはほっぺたをふくらまして言いました。

    「あーあ残念だなぁ。じゃあ僕だけで舞踏会いってこよーっと。あ、その前にこの前王子様と撮った写真インスタにあげよ。」

    そう言いながら魔法つかいはポケットからスマホを取り出しました。サマデレラは気にせずにタバコを吸っていましたが、チラリと見えた写真にが気になって聞きました。

    「……オイ、それ見せろや」

    「ん?」

    「見せろって言ってんだよ」

    「何〜?あ、王子様の写真?はいどーぞ。」

    魔法つかいは写真をサマデレラにみせてあげました。サマデレラは写真をじっと見ると、小さな声でこう言いました。

    「……行く。」

    あまりにも小さい声だったので、魔法つかいはもう一度聞き返しました。

    「え?何??聞こえなーい」

    「チッ行けばいいんだろ行けば!!」

    サマデレラの答えに魔法つかいは喜びました。
    サマデレラは王子様に一目惚れをしてしまったのでした。

    「じゃあ僕がサマデレラを可愛くプロデュースしてあげる❤」

    魔法つかいは杖をひとふりすると、たちまちサマデレラはキレイなドレスにかわりました。サマデレラはキレイになった自分を見て、魔法つかいに言いました。

    「オレ様のアロハどこやったんだよ」

    「そんなの魔法で吹き飛んだに決まってんじゃん。プ○キュアだってそうでしょ?」

    「俺が知ってるプリキ○アはそんなことしねぇんだわ。」

    何はともあれ、サマデレラと魔法つかいは舞踏会のあるお城へ向かうことにしました。



    「カシラ、お疲れ様です。到着しました。」

    「おぉ、世話んなったな。」

    黒塗りの高級車から降りたサマデレラは、舎弟にお礼を言いながらお城を見ました。りっぱな門の横には、「山田」と書かれた表札がかかっています。そういえば、サマデレラは王子様の名前を聞いていませんでした。サマデレラは魔法つかいに聞きました。

    「オイ、その王子ってやつはなんて言うんだよ。」

    「え?言ってなかったけ?山田一郎って言うんだよ!今日は王子様の婚約者を探すパーティなんだ!」

    「は?婚約?聞いてねぇぞ乱数。」

    サマデレラはキレながら聞き返しました。そんなサマデレラを無視して魔法つかいはお城に入っていきました。サマデレラもモヤモヤしながらあとをついていきました。
    そのころ、王子様は自分の結婚相手を探すのに疲れていました。結婚にあまり乗り気ではない王子様は、会場を見渡しながらため息をつきました。

    「一郎くん、大丈夫ですか?」

    王子様の近くでお客のリストを見ていた側近が王子様を心配して声をかけてきました。

    「体調が優れないようですが、休憩しますか?」

    「いや、大丈夫です!せっかく寂雷さんが計画してくれたんだし、最後までいねぇとメンツが立たねぇっすから!」

    あわててそう言うと、側近は心配そうな顔をしながらも分かってくれました。
    王子様はつぎつぎと来るお姫様たちに挨拶しながら、またひっそりため息をつきました。
    そのときです。会場がざわざわとしだしたかと思えば、お姫様たちをかき分けて誰かがやってきたではありませんか。それはあのサマデレラでした。突然あらわれたサマデレラに王子様は驚きました。そしてサマデレラは王子様に向かってこう言いました。

    「テメェが一郎だな?」

    まさか名前で呼ばれるとは思っていなかった王子様は、驚きのあまり声が出ませんでした。
    サマデレラは親指でダンスホールを指すと、低い声で言いました。

    「ちょっとツラ貸せや」

    サマデレラは王子様をダンスに誘いました。
    ダンスホールのまんなかでサマデレラにリードされる王子様は、混乱しながら言いました。

    「いや、逆じゃね?」

    「あ?何も間違ってねぇだろが」

    なぜ自分が女性サイドなのかを聞いただけなのですが間を置かずに答えられてしまい、王子様はそれ以上何も言えませんでした。曲が終わると周りから大歓声が聞こえました。サマデレラは王子様の目を見つめると、微笑みながら手を握りました。

    「一郎、オレ様と結婚しねぇか?」

    まさかの発言に、王子様は驚いてしまいましたが、その顔と声の優しさに、王子様はすっかりサマデレラのとりこになってしまいました。
    サマデレラが満足そうに鼻を鳴らすと、王子様の頭を掴んで唇を近づけました。そのとき、人ごみから魔法つかいの声が聞こえました

    「サマデレラ〜!やばいよ!時間ない!!」



    王子様との時間を邪魔されてしまったサマデレラは大きく舌打ちをすると、魔法つかいに向かって大声で聞きました。

    「時間がねぇってどういうことだ!」

    「えっとね〜、説明し忘れてたけど、12時になったら魔法解けちゃうの!ごめんに〜!」

    てへ、と舌を出して可愛くあやまる魔法つかいに殺意をいだきながら、サマデレラは冷静に考えます。

    「いやこのまま解けたらオレ様全裸じゃねぇか!!」

    そうです。サマデレラの着ていたアロハシャツは爆散してしまっています。このまま12時になれば、サマデレラは公共の場で裸になる露出狂として豚箱にぶち込まれてしまうのです。それだけは何とか避けたいサマデレラは、必死に考えたあと、1つアイデアが思いつきました。

    「うおっ!?」

    「一郎くん!?」
    サマデレラは王子様をお米様抱っこして門へと走り出しました。魔法つかいはそれを面白がってけらけらと笑っています。側近は攫われた王子様を助けるべくマイクを取り出しますが、魔法つかいがそれを止めました。

    「大丈夫だよ〜☆サマデレラは一郎王子の婚約者だよ!だから安心してねっ❤」

    「そうなんですか。私としたことが…」

    物分りのいい側近はマイクをなおしました。それを見た王子様はびっくりしてしまいました。

    「じゃ、寂雷さん!?俺攫われてるんすけど〜!?」

    「黙ってろ、舌噛むぞ。」

    一方その頃、側近と魔法つかいは話に花を咲かせてました。

    「へぇ〜、寂雷って面白いね!今度デート行こうよ!」

    「デートだなんて…ふふ、飴村くんは実に興味深いですね。」

    側近と魔法つかいはデートに行く約束をしていました。
    サマデレラは携帯でどこかに連絡すると、すぐに黒塗りの高級車が目の前に止まりました。王子様を後ろの座席に放り投げると、すぐにサマデレラも後ろに乗り込みました。

    「ちょ、え、どこ行くんだ?」

    「ヨコハマに決まってんだろ。あのままあそこにいりゃ事案だろーが。あぁ、役所よってくれ。婚姻届貰ってこねぇと。一郎、指輪買いに行くか?今でも空いてる店あっかな……」

    役所に到着すると、婚姻届の手続きをしながら、サマデレラは王子様に言いました。

    「一郎、本当に俺様のもんになってくれるか?」

    王子様は繋いでいた手を握り返しながら、笑顔でこう答えました。

    「ああ、俺はお前がいいんだ。愛してるぜ、サマデレラ」

    王子様の愛の言葉に、サマデレラは嬉しい気持ちをそのままに言い返しました。

    「俺様も愛してるぜ、いちろ……」

    カチッ、と時計が12時を差しました。サマデレラのドレスは爆発して、たちまち全裸になってしまいました。
    役所で全裸をさらしてしまったサマデレラは、クソデカボイスの警官に連れられて、豚箱にぶち込まれてしまいました。

    おしまい
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    何でも許せる人向け。
    左馬刻が目を覚ますとそこは真っ暗だった。真夜中に目覚めちまったかとも思ったが、何かがいつもと違っている。ここが自分の部屋ならば例え真夜中であっても窓は南向きにある為カーテンの隙間から月明かりがうっすら差し込んでいるはずだ。しかし今は何も見えない。本当の暗闇だった。

    なら、ここはどこだ?

    耳を澄ましてみる。ポツポツと雨の音が聞こえる。あぁ、だから月の光が届いていないのか。
    他の音も探る。部屋から遠い場所で、誰かの足音が聞こえた気がした。
    周りの匂いを嗅いでみた。薬品と血が混ざったような匂い。これは嗅ぎ慣れた匂いだ。それにこの部屋の空気…。もしやと思い枕に鼻を埋める。
    やっぱり。
    枕からは自分の匂いがした。良かった。てことはここは俺の家の俺の部屋か。ならばベッドサイドランプが右側にあるはず。それをつければこの気色悪ぃ暗闇もなくなるは、ずっ…
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    TIRED【小説】サマへの好きを拗らせているイチと、イチが他の男を好きになったと勘違いしてるサマが2人で違法マイクを回収する話④
    ※H歴崩壊後
    ※名前があるモブ♂が出張ります、モブいちっぽい瞬間がありますがサマイチの話です。
    カーテンの隙間から薄い紫の空が見える。 まだ日は昇りきっていないが、どうやら朝になったようだ。
     のろのろと体を起こしスマホを手に取ると、時刻は五時を過ぎたばかりだった。
     隣で寝息をたてている一郎は起きる気配がない。
     昨晩は終ぞ正気に戻ることはなかったが、あれからもう一度欲を吐き出させると電池が切れたように眠ってしまった。
     健気に縋りついて「抱いてくれ」とせがまれたが、それだけはしなかった。長年執着し続けた相手のぐずぐずに乱れる姿を見せられて欲情しないはずがなかったが、その欲求を何とか堪えることができたのは偏に「かつては自分こそが一郎の唯一無二であった」というプライドのおかげだった。
     もう成人したというのに、元来中性的で幼げな顔立ちをしているせいか、眠っている姿は出会ったばかりの頃とそう変わらない気がした。
     綺麗な黒髪を梳いてぽんぽん、と慈しむように頭を撫でると、左馬刻はゆっくりとベッドから抜け出した。
     肩までしっかりと布団をかけてやり、前髪を掻き上げて形のいい額に静かに口付ける。

    「今度、俺様を他の野郎と間違えやがったら殺してやる」

     左馬刻が口にしたのは酷く物騒な脅 4404