バスケ部と ヨクジョウあれこれ《導入》┈┈┈┈┈┈┈┈┈┈
要はお風呂えちです。
何書こうかずっと迷ってたんですがお風呂ネタがとても大好きなのでこれにしました。
バ部は本当に等身大の高校生感があって最高ですね。
実はジャミ監初めてでした。好きです。
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※全部ぬるめ。本番があるようなないような。
書いてる私が本番より前戯の方が好きなので…どろどろえっちを期待されていた方はすみません。
※バスケ部員3人のポジション捏造
本編の中で触れている人と触れていない人がいますが、それぞれ下記のイメージで書いています。
ジャミル:ポイントガード(4番)
フロイド:センター(5番)
エース:スモールフォワード(7番)
エースがエースであれ
※今回の各夢主ちゃんは、それぞれがそれぞれと既に付き合っています。処女でもないです。
でもまだちょっとウブ、そんな関係性です。
楽しんでいただけると嬉しいです。
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≪導入≫
土曜日。
ナイトレイブンカレッジ内の体育館には学生たちの熱気が籠っていた。
校舎と同じく、とにかく広くて設備の整った学園の体育館が練習試合の会場に使用されることは少なくない。マジカルシフトと違って魔法を使えるか否かは関係ないバスケットボール部の試合は、ナイトレイブンカレッジやロイヤルソードアカデミーなどの魔法士養成学校以外の普通科高校のバスケ部も何校か参加していた。
一歩屋外に出れば凍てつく冬の風が吹きつけてくるが、館内で試合に励む選手たちは総じて汗だくである。
応援に駆け付けた監督生も、最初はコートを着込んで縮こまっていたというのに、彼らの活躍を見る度どんどん気分が高揚して、いつの間にやら選手たちと同じように汗を滲ませながら声援を送っていた。
「がんばれーっ!」
「いけー!なんだゾー!!」
腕に抱えたグリムと共に、コートに向かって叫ぶ。
間もなく試合終了のホイッスルが鳴る。
ナイトレイブンカレッジVSハンドレッドハイスクール。これが本日のラストゲームで、スコアは78-79で負けている。
黒のユニフォームと黄色のユニフォームがフィールドを駆け回る。
あと1ゴール。これを決めた人がヒーローだ。
全身全霊を注いだ声援が彼に届いたのか。
相手選手の持っていたボールを奪い、ディフェンスを振り切りながら一直線に相手ゴールへ。
敵味方関係なくまとめて翻弄し、確実に切り込んだフリースローライン。電光掲示板のタイムは残り2秒を示している。
もうここしかない。
グッと踏み込み大きくジャンプをした彼がボールを放つのと、タイムアップの合図が重なる。
その場にいる全員が固唾を呑んで見つめる先にあるボールは、ゴガガ…とゴールリングの縁に当たり、シュオッとネットに吸い込まれていく。
ホイッスルの音をかき消す歓声が、体育館中に響き渡った。
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シュートを決めたのは誰?
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