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    AkamiSW

    @AkamiSW

    シリル様至上主義でシリモニ❄️🐿推しです。シリモニ❄️🐿メインで思い付いたものなんでも咀嚼するタイプの超雑食です。
    ネタ帳代わりにメモ書き連投してます。
    特典SS、小冊子、その他SSフルコンしてます。そっちからネタ引っ張ってくることもあるのでネタバレ気にする方ご注意ください。

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    モニカが山小屋を出なかった場合の最悪の末路予想

    リディル王国の終焉フェリクス
    螺炎の事故により死亡。遺体は爆発に巻き込まれた上焼失したため確認が取れないが、焼け跡からアイリーン妃の遺品の懐中時計が発見されたため、死亡が濃厚とされている。

    シリル
    魔道具の暴走により死亡。セレンディア学園横の森の三割を氷漬けにし、自身の身体もその氷に蝕まれた状態で発見された。森で発見されたのは、自身の魔力の暴走に学園を巻き込まないようにするためだったと予想され、後世に美談として語られる。

    エリオット
    螺炎の事故により死亡。身体が焼け爛れた状態で現場から発見される。顔や体の前面が激しく損傷していたが、身に着けていた役員章と髪の色により、現場から発見された遺体がエリオットだと断定された。

    ニール
    生徒会副会長に格上げ。傷心のニールをクローディアとクローディアのクラスメイトのケイシーが支える。
    卒業後は数年後の帝国との戦争締結の立役者となるが、事実上の帝国の属国となる内容に国民からの批判は多かった。曰く
    「死んでしまっては意味がない。恥辱に苛まれようとも、生きるべきだ」

    ブリジット
    生徒会会長に格上げ。残りの任期を務めあげるが、卒業後は語学力を生かして旅に出る。約三十年後、当てもない旅の中でたまたま立ち寄った小さな教会で、フェリクスの日記を入手。残酷な真実と、何もかも手遅れなことに一人涙を流し、誰も知らない土地へと旅立つことを決める。

    ケイシー
    暗殺目的で、副会長死亡により傷心のニールに接近。クローディアと共に生徒会書記として執務を行う傍ら、フェリクス暗殺の機会をうかがう。東の倉庫での暗殺を決行し、自身は木材の搬入の担当になり、積荷の下敷きになって怪我をしようとする。しかし、切断したロープの位置が悪かったのか、木材の下敷きとなりそのまま死亡。「ああ、ついてない」と思いながらその生涯を終えた。

    クローディア
    ケイシーと共に生徒会書記として執務を行う。シリル死亡後、新たな養子をとらなかったハイオーン侯爵家の跡取りとして、ニール以外と結婚をし、その生涯を終える。曰く
    「私の我儘に巻き込まれて死んでしまうような人、近くにいてほしくないわ」

    ラナ
    セレンディア学園生徒として在学。卒業後はサザンドールで商会を開いたが、後に起きた帝国との戦火から逃れるために家族と共に縁のあったシェザリアの地へ避難。戦争終了後は国力が大きく低下した王国へ戻ることはなかった。

    グレン
    ルイスの弟子として訓練を積んだ後、四苦八苦しつつも初級魔術師試験に合格。直後に帝国との戦争となり、魔法兵団に参加することに。奮戦するも、帝国の見たことのない科学兵器を前に敗北。無名の兵士の一人として戦禍の中でその生涯を終える。

    アルバート
    セレンディア学園に編入後、生徒会長に。在学中にエリアーヌと婚約。卒業後はクロックフォード侯爵を後ろ盾にし、次期国王へとなる。
    数年の準備期間の後に帝国との戦争を行ったが、結果は敗北。責任を追及されたアルバートは、エリアーヌと共に処刑されるのであった。
    それは、貴族議会、王政の終了を意味し、これにより王国での魔術の地位は大きく低下し、時代は科学への転換期を迎えるのであった。

    ルイス
    七賢人として帝国との戦争に参戦。終結間際まで奮闘するも、帝国の新兵器により死亡。死に際、魔術ではなく科学の時代となる日も近いのかもしれない、と思う。

    モニカ
    七賢人として帝国との戦争に参戦。奮戦するも、帝国兵に取り囲まれて行動不能に。すると、突如現れた黒竜により、一帯の森が焼失、破壊されつくし、帝国兵共々死亡したと判断された。突如現れた黒竜は、その後南の空へ飛び立っていったという。

    ネロ
    七賢人として帝国との戦争に参戦するモニカに同行。モニカが窮地に陥った際、あたり一帯を燃やし尽くし、モニカを抱えてひとまず南へ、遠くへ遠くへ退避。ショックで食事も水分摂取も忘れたモニカが弱っていることは理解できたが、程度が判断できないネロは、行き着いた先の砂漠でモニカを抱えて家々を回るが、不審な装いの二人組に貴重な水や食料を与えてくれる人はほとんどいなかった。
    ネロの腕の中で衰弱していくモニカは、最後にネロに取り込まれることを望み、ネロもそれを受け入れた。
    ――砂漠の中を歩く一人の少女は、異国のローブを身に着けていた。砂漠には適さない足元でありがなら、その大地をしっかりと踏みしめて道なき道を進んでいく。少女がふと空を見上げた時、その顔を覆い隠していたフードがはらりと肩に滑り落ちた。
    星を映すその瞳は、鮮やかな金色をしていた。
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