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    premkun2212

    @premkun2212

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    recommended works

    tukune_xxx

    MOURNINGギャグ寄りの過去のお話
    真菰ちゃん目線のやつ
    ギャグよりなので温かい目でみてください
    錆兎君は今日も残念だ

     私の幼馴染みの錆兎が〝おかしい〟という事に気がついたのは幼稚園の頃。
     どのクラスにも一人くらいいる〝格好いい男の子〟錆兎はそれに分類される。そう言った男の子はモテる。
     頬に傷はあるものの基本的には顔が整っており、男らしい部分とそして女の子への配慮も決して忘れない。錆兎は幼稚園児ながらも同い年の女の子の視線を釘付けにしてきた。時より先生までもが錆兎の魅力に取り憑かれ、風の噂によりと錆兎のファンクラブと呼ばれるものがあったそうな。
     そう言った意味でも錆兎は〝おかしい〟と思うが、私が思う〝おかしい〟部分はそこではない。それは――――
    「義勇、手出せよ」
    「どうしてだ?」
    「お前、いつもフラフラしてるから危ない、だから手を貸せ。繋いでやるから」
    「うん」
     家が近い子たちが集まって一緒に幼稚園へ歩いて行く。子供同士が二人ずつ手を繋ぐのだが、錆兎はいつも私のもう一人の幼馴染み・義勇と手を繋ぎたがる。二人はいつも一緒にいるので仲がいいだろうと思っていたが、義勇が他の子と手を繋ごうとすると「義勇の手は俺のだから」と言い、義勇が他の子と手を繋ぐのを阻止しようとする。それ 3808

    ASIApixiv

    TRAINING視させていただいたMMDの映像があまりにも美しくて感動したので、さねぎゆでそれを表現する練習です。「明日は待ち合わせしねぇかァ?」

    同棲している恋人からの提案に俺は「なぜ?」と聞いた。

    「たまにはいいだろうがァ」

    いつもより歯切れの悪い返事に少しの疑問が沸いたが、確かに一緒に住む様になってから待ち合わせなどしたことはない。「懐かしいな」と昔を思い出して返事をすれば、「だろォ」と恋人は微笑んだ。


    待ち合わせに指定された場所へ向かう。
    恋人は俺よりも1時間以上前に家を出た。「色々寄ってから行くわァ」と言って。

    地図アプリが示したその場所は、大きな礼拝堂のある教会だった。
    重厚な扉を引くとギーっと音が響いた。
    ゆっくりと中を覗き込む様に扉を開けていく。

    最初に見えたのは暗い中に並ぶ木製の長椅子。
    更に扉を引いて見えて来たのは眩し光。それに思わず俺は眼を瞑った。
    扉を引きながらゆっくりと目を開ける。

    正面の十字架をあしらった大きなガラス窓から注ぐ真っ白い光。
    それは木製の長椅子に挟まれ、俺のいる入り口まで真っ直ぐに伸びる通路に、十字架を映し出している。
    キラキラと舞う塵すら神々しく見えた。

    その光の中に立つ人影。真っ白い光を背負うその人影は顔は影になり見えない。
    しかし光 749