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    さくみ

    @393online

    随時ラクガキか小説更新。大分やりたい放題。なお、勝手に消すことあるます。気に入った、刺さったものあればリアクション、感想等どうぞ🌠

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    さくみ

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    …進まねえ。記憶持ったままルーク現パロ転生派生。ダメだ…思いつかん。からメモ程度。

    無題…っ」
    目を開けたそこは、見た事ない場所だった。はて、自分は先程エルドラントでローレライを解放した、はずだった。
    「ここは…」
    部屋、だろうがイマイチ馴染みがない。ベッドから身体を半分起こした。
    「あ、そうか夢に違いないな、なーんだ夢か!」
    ルークはベッドから降りる。敷いているラグのフワフワ感が足に広がる。夢の割には妙にリアルだ。
    「夢の割にはリアルだなぁ」

    ─────コンコン

    「はーい?」
    「貴様何時まで寝てやがる」
    「アッ、アアアアアアッシュ」
    衝撃が走った。アッシュはエルドラントで死んだはず。何故だろうか。
    「あ、そうか忘れてたこれ夢だもんな、アッシュが居たって可笑しくはない事だよな~」
    「何だヘラヘラしやがって…」
    机の上に置いてあった日記帳の角で叩かれた。
    「いっでぇ!何すんだアッシュ殺す気かー!」
    「フンッ…休日だろうが昼まで寝てるヤツがあるか!」
    バンッっと大きな音でドアが締まる。ルークは叩かれた場所を抑え痛みにのたうち回った。
    「クソ…ハゲッシュめ……あれ?」
    ここで、究極の疑問が脳裏を過ぎる。
    「何で夢なのに…痛い?」
    叩かれた場所は、出血こそなかったが、くっきり赤みを帯びていた。
    「……夢じゃ、ない?」
    いよいよ自分の頬を抓った。爪もたててやった。
    「いった……夢じゃないんだ。現実なんだ…」
    窓を開け放つ。
    ここは高台なのか、少し目線を向ければ街を一望出来た。
    「何だよ、これ……」


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    さわら

    DOODLE貴方はさわらのアシュグレで『ひねくれた告白』をお題にして140文字SSを書いてください。
    #shindanmaker
    https://shindanmaker.com/375517
    140字を毎回無視するやつ
     口付けるように指先が額に触れる。
     普段は重く長い前髪に隠れたそこを皮膚の硬い指先がかき分けるように暴いて、するりとなぞる。
     驚くように肩を揺らした。けれどそれ以上の抵抗らしい抵抗はできない。ただされるがまま、額をなぞる指の感触に意識を向ける。
     アッシュの指がなぞっているそこには、本来であればなかったはずのものがあった。ある時から消えない傷となって残り続けているそれは、過去のグレイとアッシュを同じ記憶で繋げている。
     アッシュがこちらに触れようと伸ばしてくる腕にはいつも恐怖を覚えた。その手にいつだって脅かされていたから、条件反射で身が竦む。けれど、実際に触れられると違うのだ。
     荒々しいと見せかけて、まるで壊れ物に触れるかのような手付き。それは、本当に口付けられる瞬間と似ていた。唇が触れ合ったときもそれはそれは驚いたものだけれど、最終的にはこの男に身を任せてしまう。今と同じように。
     乱暴なところばかりしか知らないせいか、そんなふうに触れられてしまうと、勘違いをしてしまいそうになるのだ。まるで、あのアッシュが『優しい』と錯覚してしまう。
     そんなはずはないのに、彼からはついぞ受け 2766