Recent Search
    Create an account to bookmark works.
    Sign Up, Sign In

    さくみ

    @393online

    随時ラクガキか小説更新。大分やりたい放題。なお、勝手に消すことあるます。気に入った、刺さったものあればリアクション、感想等どうぞ🌠

    ☆quiet follow Yell with Emoji 🙌 👏 👍 👌
    POIPOI 157

    さくみ

    ☆quiet follow

    …進まねえ。記憶持ったままルーク現パロ転生派生。ダメだ…思いつかん。からメモ程度。

    無題…っ」
    目を開けたそこは、見た事ない場所だった。はて、自分は先程エルドラントでローレライを解放した、はずだった。
    「ここは…」
    部屋、だろうがイマイチ馴染みがない。ベッドから身体を半分起こした。
    「あ、そうか夢に違いないな、なーんだ夢か!」
    ルークはベッドから降りる。敷いているラグのフワフワ感が足に広がる。夢の割には妙にリアルだ。
    「夢の割にはリアルだなぁ」

    ─────コンコン

    「はーい?」
    「貴様何時まで寝てやがる」
    「アッ、アアアアアアッシュ」
    衝撃が走った。アッシュはエルドラントで死んだはず。何故だろうか。
    「あ、そうか忘れてたこれ夢だもんな、アッシュが居たって可笑しくはない事だよな~」
    「何だヘラヘラしやがって…」
    机の上に置いてあった日記帳の角で叩かれた。
    「いっでぇ!何すんだアッシュ殺す気かー!」
    「フンッ…休日だろうが昼まで寝てるヤツがあるか!」
    バンッっと大きな音でドアが締まる。ルークは叩かれた場所を抑え痛みにのたうち回った。
    「クソ…ハゲッシュめ……あれ?」
    ここで、究極の疑問が脳裏を過ぎる。
    「何で夢なのに…痛い?」
    叩かれた場所は、出血こそなかったが、くっきり赤みを帯びていた。
    「……夢じゃ、ない?」
    いよいよ自分の頬を抓った。爪もたててやった。
    「いった……夢じゃないんだ。現実なんだ…」
    窓を開け放つ。
    ここは高台なのか、少し目線を向ければ街を一望出来た。
    「何だよ、これ……」


    Tap to full screen .Repost is prohibited
    Let's send reactions!
    Replies from the creator

    recommended works

    sakikuryo

    REHABILI高杉社長について書きたい咲紅さんはあの川の土手にいっせいに彼岸花が咲く頃、国道にかかるしろい歩道橋の上で認めざるを得なかった変容についての話をしてください。

    #さみしいなにかをかく #shindanmaker
    https://shindanmaker.com/595943
    社長+ぐだ謎の時空の謎のレイシフトだと思ってふわっと読むことを推奨
    社長+ぐだ
    ぐだの性別はふわっと不問

    ==
     股の下をくぐって大型車が何台も行き来するというのは、ことによると吹っ飛ばされそうな心許無さを感ずるものらしいが、その点、高杉は状況をいくらでも楽しむ度量があった。酔狂と言い換えてもいい。直接触れたわけでもないのに、アスファルトの振動が柱を伝って、片側二車線道路を大きく跨いだ歩行者用の橋を震わせる。
     歩道橋のさびた手摺を掴み、うわあ、と小さく呟いたマスターはと言えば、ワイバーンに追われている時よりも、ともすると、危機感めいたものを横顔に湛えている。おかしなやつだ。高杉はそう思って、しかしふと、よく知っているからこそ怖いこともあるのだろうと思い直した。ピストルを不用意にべたべた触るのはピストルが何なのか知らないからだ。絵巻の中の妖怪にできることだってたかが知れている。高杉にとっては呪いの類よりも刀のほうが、生々しく死を感じさせるものだったし、あるいは畳に敷かれた布団のほうがおぞましく生を鈍らせるものだった。自分より百年か二百年、後の世に生まれたマスターなら、巨大なイソギンチャク以上にお四トントラックが恐ろしいことだってあるのだろう。
    2634