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    さくみ

    @393online

    随時ラクガキか小説更新。大分やりたい放題。なお、勝手に消すことあるます。気に入った、刺さったものあればリアクション、感想等どうぞ🌠

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    さくみ

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    ルークの誕生日に間に合わなかったYL。これ以上進まずまだ終わってない現状笑
    もう諦めた…来年新しい何か考えます。ジェイドとお戯れだけで終わっちまった笑

    「ルーク。今日はあなたの誕生日でしたね」
    自室で学校の宿題を進める最中、家庭教師のジェイドから言われた。
    「そうだけど…まぁ俺チキン食えりゃ満足だし」
    「私からあなたにプレゼントをご用意しましたよ」
    にこやかな笑顔を浮かべる姿に恐怖でルークは身構えた。
    「おや、なんですかその警戒は」
    「アンタからのプレゼント歴代思い返しても恐怖しかないんだっつーの!」
    幼少時期、最初は玩具かと思いきやドリル冊子のオンパレード、次はやる気みなぎると言う怪しげな薬(結局カフェイン入りの目がシャッキリしただけ)、拷問器具等年々怪しさも増大し素直に喜べるものではない。
    「今年はとびっきりです♡」
    「いらねーよ!」
    「まぁ、そう言わず。ただのチケットですから」
    「ん?チケット?」
    渡された封筒には"for you♡"と印字されたシールが貼ってあり、そこを剥がす。指を突っ込み取り出したのは本当に2枚のチケットだった。チケットの場所は巷で話題の遊園地。
    「古い友人からどうだ?と頂いたのですが、人が多い所は好みませんしね。他に考えましたが、生憎喜ぶ子どもも身近に1人だけ。そう、あなたかな?と」
    「俺かよ!」
    「仲の宜しい方を選んで行かれては?」
    「…うーん…」
    ルークの中にはガイが浮かんだが、他に1人だけ思い浮かべた人物に連絡を入れた。

    - ̗̀☾⋆ ̖́-- ̗̀☾⋆ ̖́-- ̗̀☾⋆ ̖́-

    「おー!ルークじゃねぇか珍しいな。オレに電話するとは。明日は大雪かねぇ」
    「だー一言余計だっつーの!」
    ルークがかけた相手、部活の先輩のユーリ。部内では仲はいい方なのでダメ元で連絡してみたのだ。
    「で?ルークおぼっちゃまが何の用だ?」
    「えーと、遊園地のチケットを貰ったから、お前に声掛けたんだ」
    「ほー、オレと行きたい、と?」
    「嫌、か?」

    「別に。意外だな、遊園地とか興味あるのか」
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    さわら

    DOODLE貴方はさわらのアシュグレで『ひねくれた告白』をお題にして140文字SSを書いてください。
    #shindanmaker
    https://shindanmaker.com/375517
    140字を毎回無視するやつ
     口付けるように指先が額に触れる。
     普段は重く長い前髪に隠れたそこを皮膚の硬い指先がかき分けるように暴いて、するりとなぞる。
     驚くように肩を揺らした。けれどそれ以上の抵抗らしい抵抗はできない。ただされるがまま、額をなぞる指の感触に意識を向ける。
     アッシュの指がなぞっているそこには、本来であればなかったはずのものがあった。ある時から消えない傷となって残り続けているそれは、過去のグレイとアッシュを同じ記憶で繋げている。
     アッシュがこちらに触れようと伸ばしてくる腕にはいつも恐怖を覚えた。その手にいつだって脅かされていたから、条件反射で身が竦む。けれど、実際に触れられると違うのだ。
     荒々しいと見せかけて、まるで壊れ物に触れるかのような手付き。それは、本当に口付けられる瞬間と似ていた。唇が触れ合ったときもそれはそれは驚いたものだけれど、最終的にはこの男に身を任せてしまう。今と同じように。
     乱暴なところばかりしか知らないせいか、そんなふうに触れられてしまうと、勘違いをしてしまいそうになるのだ。まるで、あのアッシュが『優しい』と錯覚してしまう。
     そんなはずはないのに、彼からはついぞ受け 2766