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    きょゆ

    @110kym801

    日本語迷子のヒューマンです。怪異
    現在hrakに灼熱 ファ事狂乱
    ※己の煩悩・貪欲・劣情のままにポイピクに載せております。癖強設定大好きな生き物です。
    アブノーマルな描写ましましです。ご注意下さいませ。
    頭のネジは外れてます。
    アブノーマルな描写ましましです。(2回目)

    北 斗、jojo、papuwa、ワンピ、鰤、目盾21、hrak、dcst、一撃男、進撃、マギなど

    宜しくお願いします。

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    ほしいも

    DONEチョコレートと猗窩♀煉♀

    ■現代パロディ
    ■相互女体化、恋雪ちゃんと猗窩♀煉♀ちゃん
    「サロン・デュ・ショコラは戦場らしい。」
     わかってるの?と念押しする友人は、目鼻立ちのはっきりとした美人だ。バレンタイン商戦とは無縁そうな彼女は、兄のために上等なチョコレートを買い求めて催事場、もとい戦場へと足を伸ばしてきたと話していた。
    「戦場とはまた大袈裟だな!」
    「梅ちゃんは、初売り会場も戦場って言っていましたね。」
     絶対に朝一番の開店と共に行くべし、という強い進軍指示を違えず、開店の5分前に待ち合わせて訪れた催事会場の熱気は、成る程確かに仄かな殺気を感じられるくらいの盛り上がりだ。

    「恋雪さん、人が多いのではぐれないように気を付けて。」
    「ありがとう、煉獄さん。迷子になったら、エレベーターの前の椅子で待ってますね。」
    「恋雪に何かあったら面倒だ、私の鞄を掴んでいろ。」
    「ありがとう、猗窩座さん。手を握るのは駄目かしら?」
    「それは駄目。」
    「私の手でよければ、」
    「それは遠慮しておこうかな。」
    「むう!」
     華やかな会場の中を、それに負けない賑やかさで進む。催事フロアはハートやリボンの装飾が揺らめいて、心なしかチョコレートの甘い香りに満ちている。ショーケースに並んだカラフ 1494