美味しそう…「あれ?流川じゃね!」
後ろから聞き慣れた声に振り向く。
「あ!やっぱり流川だ!お前も買い物?」
「宮城先輩…」
あまりプライベートでは人に会いたくない…
オレは挨拶だけすまして帰ろうとすると
「お前とこんなところで会うなんて珍しいなぁ~」
オレの気持ちを知ってか知らずか宮城先輩は勝手に話かけてくる。
「先輩オレ…「アンナに付き合わされて来たんだけどアイツオレを誘ったのにダチからメール来て行っちまったんだ」
アンナって誰だよなんて思っていたら
「あぁ…アンナって妹ね!オレはアヤちゃんだけだから!」
っと聞いてもいないことに答える先輩。
そろそろ解放して欲しいと思っている。
「なぁ!お前買い物終わったのか?」
「………」
「なら付き合え!先輩命令だ!」
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