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    kame_SF

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    kame_SF

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    彫り師×貴族フロジャンの妄想吐き出し 小説じゃないです!
    無理やりネタ?

    お坊ちゃんジャン(年齢ウーン…青年期かな)、観に行ったサーカスの団員の刺青に惚れ、それを彫ったという彫り師に自ら会いに行く。彼はフロックという名で、予想よりも若く、ジャンと同い年だった。また社交性と秀でた容姿を併せ持っていて、ジャンは好印象を持つ。
    フロックは画家も兼業しているようで、それを聞いたジャンは仕事を依頼する。
    「絵を一枚描いてくれないか。あんたの絵をぜひ部屋に飾りたいんだ」
    「入れ墨じゃなくていいのか?」
    「俺が? 入れ墨を? 彫るわけないだろ、そんな恥ずかしいもの……おっと、失礼。いや、あんたの仕事を貶すわけじゃないんだがな、……」
    ド失礼ムーブとマウントを特に気にせずにこにこジャンの話を聞いているフロック。
    ジャンの帰り際、フロックは雑談とばかりに話し出す。
    「ほんと残念だな、お前の肌、俺の入れ墨がよく似合うと思うんだが……」
    それからジャンの身体を遠慮もなくじろじろ見てくるフロック。思わずジャンは、部屋に入った時から感じていたことを口に出す。
    「ずっと思ってたんだが、俺の身体じろじろ見るのやめてくれないか? 不躾なヤツだな」
    「ああ悪い……お前のどこにどんな入れ墨を彫ろうか考えていたんだ。服の上からだと難しいな」
    「しつこいな、入れ墨はやらないと言っているだろ。依頼はこれで完了したな、俺はもう帰る」
    「まあ待てよ。これから、俺の手でお前を完成させてやるんだから」
    何気なく近寄るフロックの懐には、知り合いの医師から貰った麻睡剤の壜が忍ばせてあった(刺青丸パクリ)

    麻酔で眠るジャンの背中にデカデカと入れ墨を彫るフロック。彼はジャンに一目惚れをしていて、「この男に彫ることこそ俺が彫り師をしていた意味だったんだ」と確信した。
    生意気なことを言うジャンをにこにこ見つめながら、この口から施術の痛みにうめく声を早く聞きたいと思っていた。その望みは、ジャンの麻酔が覚めて果たされた。
    意識が覚醒しても、痛みも相まって十分に体を動かせなくて、抵抗を諦める。硬いベッドに寝かせられ背中に彫られながら、いろんなことを考えて泣くジャン。
    「もう一生、人前で裸になれない」
    「俺の前で脱げばいい」
    「婚約も破綻だ」
    「俺がいるだろ」
    「勘当かもしれない」
    「俺だけがお前を受け入れてやれるんだな」
    手を動かしながら歌うように返答するフロックと、彼の言葉なんか全く耳に入らずぶつぶつ泣き言を漏らしつづけるジャン。フロックは、自分の入れ墨がこんなにも似合う男ならば、中身まできっと自分好みに決まってる、と思っているから、結婚生活を夢想したりしていた。(実際好みだったりする)それなりに稼ぎがあるのでジャンを箱入り娘よろしくずっと家の中で保護(監禁)してやろう、とも考えていた。ジャンが嘆くように、彼らの生きる世界(実際の近代文化は知らないのでボヤかし)では入れ墨は多くの場合蔑まれ、見世物小屋やサーカスで芸術品として提示しない限りその美に目を向けてくれない。そんなのもったいない、こんな美しいものが他人の侮辱で汚されるくらいなら、俺の手の中でずっと慈しんでやろう、とフロックは思った。

    苦痛の果て、出来上がった入れ墨。背中に大きく蛇(適当チョイス…元ネタ通り蜘蛛でもいいかな…)が描かれていた。到底誤魔化せないその大きさ、派手さへの絶望は、その美しさと、自分と蛇が一体化したかのような錯覚でしばらくの間忘れてしまった。鏡に映る自身の入れ墨に見惚れるジャンに、フロックは「これこそジャンの本来の姿だったんだ。お前はやっと、あるべき姿に変身したんだ。本当に美しいよ、お前は」と称賛を送る。

    社交界にも家族にも受け入れられるはずがないので、フロックの思い通りに彼の保護下に身を置くジャン。なんだかんだ幸せになる。だって素敵な入れ墨入れてもらったんだから…☺️
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    kame_SF

    PROGRESSジャンくんは6人組大人気アイドルグループの1人、フロックくんは同じ事務所の大人数アイドルグループの1人で最近ソロ活動に力を入れ始めて知名度上がってきたところ。ジャンくんも歌手・ダンサーとして足を固めようとしている段階で、この度記念すべき初のソロコンサートを開催…という設定。
    そのソロコンのお誕生日に開催された公演に来たオタクが書いたレポ、という設定……
    💞4/7 ジャンくんソロコン/〇〇アリーナ/お誕生日公演レポ/スタンド2列目💞幻覚のレポです

    セトリも衣装も今までの公演と変わらずで、曲の間にも特に誕生日の話はなし。あの子自分から言い出せないタイプなのかも…ってこっちがソワソワしてた。で、事件はMC入る前のメドレーで起こるんですけども!!

    初期曲メドレー中、めっちゃスタンド席にファンサ振り撒いてたジャンくん! 多分誰かの「バーンして」うちわを見てバーンしてたんだけど、その後他のいろんな方向に(たぶん無作為に)撃ちまくってて、機関銃かな?っていう連射を浴びた…昇天した…楽しそうな悪戯っ子の顔してて19歳愛おしい。
    かと思ったら、上方スタジオ際のアリーナ席の方ジーッと見てて、どうしたのかと思ったら急にそっちにも特大バーンをしてて。アリーナ側からは当然歓声上がったんだけど、その直後もっと大きな悲鳴になったよ…スクリーンに観客席のフロックくんが映ってたから…。
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