「メリア ハッピーバレンタイン!」
渡したのは、友達として。軽い気持ちだった。
「私に‥?」
戸惑いながら受け取るその手は、震えているように見えた。
「──ありがとう」
目をキラキラさせながら、素直にお礼を言ってくれる。
「いいえ どういたしまして」
言葉だけで、メリアがとても感動しているのがわかる。
それだけで渡した甲斐がある。
なんだったら もっと良いのを作れば良かったかも。
「此が バレ

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