Recent Search
    You can send more Emoji when you create an account.
    Sign Up, Sign In

    ill_DOCyu

    ヒプマイの寂雷先生と麻天狼が好きです。
    宜しくお願いします。

    ☆quiet follow Send AirSkeb request Yell with Emoji 💖 👍 🎉 😍
    POIPOI 11

    ill_DOCyu

    ☆quiet follow

    【⚖️💉小説】

    寂雷が獄をやんわりと誘うお話。
    脳がリラックスを求めてたので
    自給自足に書いた超短編🌟

    致してはないので全年齢です🌷

    #獄寂
    prisonSilence
    #旧知
    oldKnowledge
    #寂雷
    silentThunder
    #獄

    「……寂雷…おい、寂雷!」

    遠くから獄の声が聞こえる。
    ふわふわとした浮遊感の中で、その声だけがやけにツンと耳に響く。
    ここは確か……

    「寂雷!ほら起きろって!」

    貼り付いたように重い瞼を開けると私の顔を覗き込む獄の顔がどアップで見えた。

    「獄……」
    「ったく、論文仕上げたいから付き合えって言ったのお前だろうが。開始早々10分で寝入るなんて問題外だぞ」

    そうだ。再来週発表しなくてはいけない論文があったのだ。
    始めは自力で取り掛かっていたものの、夜勤続きなこともあり自宅ではどうも睡魔に勝てない。
    そこで獄の自宅にお邪魔して見張り役を頼んでいたのだが……
    背もたれ付きの椅子の上でうーん、と伸びをする。

    「獄の家、居心地が良くてリラックスしてしまうんだよね」
    ポカっと頭を殴られる。
    「真面目にやれ」
    「やっているさ」
    しかし、こんなにまどろむとは思っていなかったんだ。嘘じゃない。本当の話。

    「獄がキスしてくれたら少しは頑張れるかもしれない」
    「あ??」
    「怒らないで。獄が癒してくれたら、もうひと踏ん張りできそうな気がするんだ」
    「ガラにもなく甘えんじゃねぇ」
    「たまにはいいじゃないか。それに」

    隣でそっぽを向く獄の裾を指先で掴む。

    「少し運動もしたいしね」

    その言葉に獄がやれやれといった様で振り向く。

    「時間なくなっても知らねぇぞ」
    「構わないさ」

    次の瞬間、高級住宅街の一室でふかふかのローベッドにもつれ込む2人の男がいたことは、私たち以外、誰も知らない。



    (🔞垢に続く…かも??)
    Tap to full screen .Repost is prohibited
    💖💖💘💒😋💞💞💒💖💖💘😋💘💘💞🙏🙏🙏💞😭🌋💒☺💖💖💖🙏🙏🙏💖💖❤💖💖😍💯👏💖💘💞❤💖😭
    Let's send reactions!
    Replies from the creator

    ill_DOCyu

    DOODLE【ヒプアニの開闢門と旧知の妄想その2】
    開闢門が同期の寂雷に告白した過去があり、それが獄のせいで叶わなかった過去があるとしたら…!!

    大人になった寂雷が真正ヒプノシスマイクの性能について開闢門に助けを求めた時、交換条件として寂雷自身を求める展開もあったかも?!?!?

    ……という妄想です。

    前作と繋がってます。
    書きたいところだけ書き殴った。
    ⚠️全ては捏造です⚠️
    交換条件「いいだろう。ただし条件がある」
    「条件?」
    「まさか君はこの高度な技術をタダでもらい受けようなんて思ってはいないだろう?」
    「それに関しては先ほど謝礼の話を」
    「俺が欲しいのは、金で買えないもの──」
     開闢門が振り返る。大きく発光するモニターを背に、表情は見えない。
    「君自身だ」
    「どういう……意味かな」
    「そのままだよ。大学時代のあの日のことを忘れたとは言わせない」
     寂雷の脳にかつての記憶が蘇る。開闢門から告白されたあの日、確かに自分は首を縦には振らなかった。自分の隣にはいつも獄がいた。時を経て今も──。しかしそれとこれとは話が別だ。
    「だが私は……!」
    「生憎金は困ってないんだ。断るならそれもいいだろう。だがこの技術は、世界中探せどそう簡単には見つからない。君も本当は分かっているのだろう?」
    892

    related works