正直期待しないようにしてた。
今まで何度も焦点があたった服部と和葉の恋の行方とキッドを合体させたところで、たぶん服部と和葉の恋は結局進まなくて(ハロ嫁のときと同じで佐藤高木みたいに結局は原作でやるだろうから)、キッドの新事実も、盗一さんが生きてる(まじ快5巻既出)だと予想してたから。←大ひねくれですみません
けれど今作で、コナン映画の可能性が見えたと思う。これだけの作品ができるのであれば、話の展開や構成で 2010年代とはもう全然違うクオリティの作品が作れるのではと思う。すでに作れてるけども!
ただし、今作は原作では明かして無かった秘密 というのが結構売りだったが、毎作それができるわけではないので、
来年にかなり期待。
●作品全体
最初:事件が難しいぺこだよ・・・・・・・・・福城聖 かっこいい クソ!悔しい でもかっこいい え沖田かわいー
中盤:事件難しすぎわろた・・・刀もうちょっとゆっくり見せてくんない?キッド・服部・コナンの共闘シーンよすぎわろたわろた
後半;オイオイオイオイ宝争奪戦って感じしてきたんじゃねえの盛り上がってまいりましたあああああああああああああああああああ
事件難しすぎるだろ馬鹿がよ どこで戦っとんねん 死ぬでほんま
最後:服部と和葉キタ━━━━━(´Д`(〇=(゚∀゚)=〇)´Д`)━━━━━ッ ついにきたぞ!よっしゃ!いけ服部!いけ!!!うおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおお
a i k o の 曲 の 入 り ネ 申 す チ ャ ン ネ ル
か
ら
の
噓だろ・・・・おい・・・・青山剛昌・・・・おい 許さない は? おい エンドロール後に何好き勝手やっとんねん おい (←すいません)
●コナンと服部の相棒感
これ!相棒なのはもう30年ずっとだけど、今作では多く見れるのがたまらない
特に好きだったシーンは後半の刀争奪戦のチェイスシーン
コナンくんも服部も向こう見ずなところがあるけど、結局は子供の身体のコナンくんをいつもサポートしてくれる服部の相棒としての安心感は見ていてかなり嬉しくなる。特によー飛ばされる日やのう工藤!の掛け合いめっちゃ笑顔なった
それと最後、五稜郭での戦闘シーン。沖田たちがいる中、工藤と思いっきり呼ぶシーンはもかなりうれしい
●キッドの頑張り、キッドと中森警部の関係 今作の裏テーマは間違いなくキッド
今回は協力する側になって、コナン・服部のサポート役が多かったキッド。2人をとても信頼しているのが伝わってきてよかった 特に車両の中で対等で喋るシーン好きだな これくらいの距離感だよ そうだよ俺が見たかったのは
その前の戦闘シーンも好き あと最後の方セスナから落ちた服部助けたときに借りはこれで返しましたよとポーズとるのかわいい 高校生
あと月が自分の道しるべって言ってたところもマジでよかった
ってそんなことはマジでどうでもよくて(どうでもよくはないけどどうでもよくなっちゃうくらい)
今までにない、キッドの正体――黒羽快斗の面がいくつも見えた 彼も一人の高校生として 悩み 父親の背中を追い 大切な人がいて 信念がある。どうして彼はそんなことを一人で背負わないといけないのか?コナンと服部やコナンと灰原と違って 彼にはなんでも打ち明けられる人がいなんだよな。とか思っちゃって… そういう意味で快斗とコナンを比べると、全然違う作品の主人公同士なんだよな―――――とか思ってた矢先によ ほんとによ。
あと 身を乗り出すくらい驚愕したのは中森警部が何度も撃たれるシーン 刑事としてあるべき行動(漆黒のときの目暮警部やレクイエムのときの横溝兄を思い出した)は間違いないんだけど ここまではっきり描写されるのかなり珍しくないか!?それでそれを見て取り乱すキッド!!! 正直 かなり興奮した なぜならキッドがいつも心掛けているのはポーカーフェイスを忘れるな だから かっぺーのインタビューであそこは自然と力が入ってたって言ってて嬉しかったなあ
あれはキッドじゃなくて、快斗そのものだったと思う。それくらい 快斗って中森警部の存在を大事に思ってたんだなって思うと、めちゃくちゃ切なくなった だって自分を追って、逮捕しようとしてる刑事で、自分が好きな女の子のお父さんで 普段は知っててよくしてもらってる人なのに、それを騙しながらキッドやるって、なんか 黒羽快斗の心中って どんな・・・・ってますます考えてしまった‥‥ この二人は完全にルパンと銭形警部を模して剛昌がやりたかったやつなんだろうけど、物語の最後ってどう決着つける気なんだ?(まじ快の決着つける気ある?)あと、二人の言葉にはできない関係として、ルパコナ映画のときの 中森警部がキッドは発砲しないと確信してたことも思い出した 二人の間だけにある特別な関係めちゃくちゃ良い!
そしていろんな姿を変えて、青子と中森警部を見守ってる姿もまた切なくて コイツのこと、好きだな・・・・・・って思った。
俺は今までかっこいいキッドという存在が好きだったけど、今作で内面も合わせていいなになった
めっちゃ個人的な感想だと、対仮面野郎戦でキッドの服がすれすれで斬られるシーンがガチでエロイ 二回目以降注目
最初服部と戦うシーンで剣道の名手の服部に剣で太刀打ちできるわけないだろ・・・って思ってたら本当に焦ってる顔しててキスしたかった
そしてまだ一回しか見てないから キッドと黒羽盗一の関係をよくわかってない
私的に納得がいってないのは、黒羽盗一は 一体何をしたかったのか。
息子が自分の過去をなぞっていることをそばでずっと見ていた(なんなら導いていた)のは一体なんの目的があって?
自力で真実でたどり着いてほしかったから?
怪盗キッドはどうであるべきかを悟ってほしかったから?
黒羽盗一が自分の死を偽り、隠してきた12年間、一体何をしていたのか?
おそらく剛昌はこれを考えていて、後々(〇年後)に出そうと思ってるんじゃないかと思う。
追記4/17 anan読んだら青子に特有の仕草あるらしい なんだろう 二回目注目
●福城聖という男
まー和葉ちゃんかわいいもんね。わかるよ。って思ってたのに 医学部で顔かっこよくて声かっこよくて(ワロタ)しかも爆弾を函館山に降らそうとしたやべー奴で・・・・こいつ 女ホイホイすぎるだろ 甘いマスクで危うく騙されるかと思った 結構序盤でコイツが犯人とお面野郎だと思ってた セスナに服部いたときの「何してるんだ?!」はこっちのセリフや オチの蘭ちゃんに恐ろしく速い手刀 俺じゃなきゃ見逃してるねでかなり爆笑 コイツなんなんだよ なんか幸せになってほしい 青山剛昌へ 逆輸入お願いします
●沖田
やばい沖田かわいいかも・・・・って工藤と同じ顔だからじゃないの って思ってんだけど、顔は工藤でも快斗でも同じなんだけど(失礼)なんつーか かわいいよな・・・かわいがりたい後輩みたいな・・・愛嬌があるんだよね。けど今作ほとんどキッドでワロタ てかどっかの雑誌に遊佐さんが関西が舞台じゃないのに何故かいるって言ってて笑った 本当になぜ 今回が青山剛昌のお祭りチャンネルだからでしょうか。鬼丸も展開強引すぎてワロタけどお前も津田健次郎なんかい
追記4/17
YAIBA未読なんで知らんかったけど沖田ってYAIBAだと新選組の沖田総司の血縁設定らしい!?でなんで鬼丸が津田健次郎?確か堀川さんだったよな?これなんで?
●紅葉と伊織
今回関西舞台ちゃうのに、どういう役割できてんのやろ・・・って最初思って、お邪魔虫役かと思ったけどそれにしては最後まで服部と会ってないやん!謎解きに無理やり貢献した感はあったけど(これ今作園子もだけど)どういう・・・?とか思って 途中まで伊織が紅葉にせっかく北海道来たから告白スポット巡りという名目で観光させてんのかなって思ってんだけど、伊織、危なくなりそうな場所を避けてる?これ、確証が持てないけど、2回目で注目したい。あと105巻最初の話を読むとこの2人見る目が変わるね。あと関係ないけど伊織のDってまんまセバスチャンですげーおもろい そのためのキャスティングだよな。はい、坊ちゃまという幻聴聞こえてくる
●お宝(真実)争奪戦という展開
このキャッチコピーいいね~~~ なんつーか最初はいろんな勢力がいててんやわんやなんだけど 後半の刀チェイスシーンで、おお!争奪戦ぽくなった~~~!と思って結構感動した。
●服部と和葉
服部の告白の瞬間 曲が入ったのがあまりにも感動して涙を流してしまった――――
そこまで行くって思ってなかったんだよ この2人 やっと やっとここまで来たんだって 工藤が告白して30巻が立ち やっと告白することができたんだ
よかった よかったねって そんな思いでいっぱいになって 曲を聞きながら涙が止まらなかった
って思ったんだけど やっぱり 映画ではやらないよね そうだよね、原作でもちろんやるもんねと謎に納得。本当に悔しいけど、原作までお預けや。本当に悔しい。してやられたマジで
●来年の映画について
長野県警きたーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー個人的には工藤夫婦&毛利夫婦か刑事メインがよかったから結構嬉しい 新しいキャラがメインはるって嬉しいから。
でも長野県警のトリオだけじゃ難しいから、景光さんの話をするのではないかと予想。
こうめいさんも大和さんも、コナンくんといい関係ができそうだからめっちゃ楽しみ 脚本的に櫻井さんが来たら結構いい感じになりそうでは
●その他 雑記
今回の映画はかなり構成が難しい。断片的でミステリーを追いつつ、キャラの関係性や他の勢力の動きも見せつつ、アクションも入れる。
謎が難しくて、構成するの大変だったんだろうなって思う。両隣に座ってた小学生くらいの子たちが途中からもう飽きてきて本当に気が散った絶対再チャレンジする
今回のアクションは割とよかったかも 爆弾メインじゃなくてチェイスメインだったしなーーチェイス見ててハラハラして楽しかった
セスナで二人が戦うシーンはやりたい放題チャンネルすぎワロタだったけど なんか良かった。二人ともはっきりとした信念があったからね。あの時屋敷の前でお預けになった決着はなるほどこの時のために取っといてたのね~となった
結構メインキャラの掘り下げが多め?だったから ある程度コナン見てる人からするとこういう時は○○なことあったよな_~になって楽しい。すごく単純な例を出すと、服部の帽子のつばの向きとか、和葉ちゃんが握ってる御守りとか、沖田が服部と戦いたがってる理由とか、青子ちゃんとか
あとこいつらめちゃくちゃ歴史的美術品すぐ使って戦うやんけ 素手で触るし
あと土方さん エロい それもう7割ぐらい津田健次郎がエロいって言ってるようなもん 津田健次郎エロい
あと兼定がいるって言うシーンクソエロい 兼定になりたかった俺が 逆手で屛風ごと刺すシーンもかなりエロい 津田健次郎いつもありがとう
悪党どもめっちゃ悪党でいい 発砲どころか街の人巻き込むこともガキを撃ち殺そうとすることにも容赦ねえ 近年コナン映画で稀に見る悪党
なんか足が悪いヴェルトいた?
やばい沖田はんかわいすぎキッドが変装してるってわかってるのにかわいいなって思ってる 悔しい
OP
今年のOPはまたほんに最高やね。最初のタイトルロゴが入ってくるイントロがガチで神 ぶわっと来た 鳥肌ものだった
そして内容が詰まってるからか紹介はかなり簡潔で驚いた 服部とキッドが喋る演出かなり良い OPちゃんと作ってくれてありがとうほんま
和風アレンジもよかった
音楽
相変わらずマジで良い 今まで20作以上見てきてるからこそ、菅野さんの音楽はまだ全部新しくてワクワクさせてくれる。キッドのとかめちゃくちゃ印象的だった 個人的に冒頭でキッドを服部が追い詰めてるシーンの曲かっけえ
今年キミがいればなかった・・・と思ってたら どうやらサントラに入ってるらしい
ここからはいつもの俺の逆転アンチ↓
●優作と有希子のシーンについて
この映画、こんなによかったのに
ただ一つだけ本当に許せないことがある それは、最後の優作と有希子のシーンだ。マジで優作と有希子が出てきてめっちゃ嬉しかったのに!!!もう なんで どうして
後付けの設定とは言え それはやりすぎチャンネルだよ もう横転大横転大回転だよ ダメだよそんなことしちゃ
どれだけそれが興ざめかと言うと 赤井さんと明美さんが実はいとこだったってくらい興ざめだよ。
これだけは本当に許せなかった 工藤新一とキッドは運命のライバルで 他人だから 邂逅 なんだろうが
かなり複雑 もし原作でこの設定生かそうとしてきたらマジでどうしよう
もし盗一という最強のカードを名探偵コナンに持ち込まれて、組織と関わったらと思うと本当に今からやるせない
追記4/17 数日考えて これって本当に後付けの設定なのか?になってきて自信がなくなった 青山剛昌のイケメン顔がおなじなんじゃないんすか。誰か教えてくれ。
しかも 優作はどう思ってんだ?怪盗だって知ってんだよね?刀の争いで人が命を落としたんだよ?盗品だよ?それをプレゼントとしてもらって飾ってる優作の倫理観に違和感覚えた なんか違うんだよ。ベルツリー以降でキッドと優作&有希子が組織関係で絡んできた違和感がマジで大きくなってきてる。複雑だ。この考え方俺は間違ってるのだろうか ああ・・・