Ma2rikako☆quiet followDONEオルフォ×ホ。転生個性なし現パロ。父子設定なのできんしんそーかんです。それでも大丈夫な18歳以上の方はどうぞ。 Tap to full screen .Repost is prohibited Let's send reactions! freqpopularsnackothersPayment processing Replies from the creator Follow creator you care about!☆quiet follow Ma2rikakoDOODLEXでお題頂いたもの。有難うございました。転パロ燈啓です。18↑ 4911 Ma2rikakoMEMOPixivに投稿した荼ホ小説『鏡鳴』の補足です。https://www.pixiv.net/novel/show.php?id=21415185『鏡』を使った荼ホを何か…と妄想した結果できたお話です。詳細と言えるほどの設定は考えていないのですが、なんとなくの説明となります。気になるな~と言う方はよろしければどうぞ!パスは「yes」です。 1143 Ma2rikakoDONEホークスハッピーバースデイ!お誕生日話ではないのですがささやかながら荼ホを添えて。指輪掌の三分の一程の位置、そこから手首に向かって、更にそのずっと上まで皮膚の色が変色している腕。焼け爛れた、火傷の痕だらけの身体。その赤黒い皮膚と通常な状態の皮膚との境目を金属で繋ぎ止めているおどろおどろしい掌が、ホークスの掌を掬いあげた。そっと。その普段の様子からは想像もつかないほどに優しい手つきだった。伏せられていた瞼が持ち上がりホークスを見上げる。この男はこんな顔をしない。穏やかな、毒気の抜けた淡い間接照明のような温かい微笑みだった。髪の色は覚えていない。黒だったか、白だったか。継ぎ接ぎの掌に重なる様に乗せられた自分の掌。その素手の甲を親指がそっとなぞる。そうして指を、薬指を中心に包まれ、そこに銀色の輪っかがそっと嵌められた。 4637 Ma2rikakoDONE糖度100%のクリスマス・イブ燈啓。#荼ホワンドロライ 『聖夜』をお借りしました。過去は消えない高校生の時、燈矢が啓悟と付き合う事になって初めて行ったデートがクリスマスマーケットだった。 たった今、手にしたばかりの湯気の昇るホットワインを両手で支え、ちびちびと口を付ける啓悟を見ながら燈矢は初めてこのクリスマスマーケットに来た日の事を思い出していた。 最初は同じ高校に在籍していると言うだけで特に何の接点もないただの先輩と後輩という関係だった。それなりに目立つ存在だった二人はそれとなく相手のことを知ってはいたが、本当に何の接点もなかったのだ。それがある日つながった。恋人を欲しがっていた男女数名が交流を深めようと遊園地でのグループデート、いわゆる合コンの企画を立ち上げたのだ。そんな中、燈矢を紹介してほしかった啓悟の女子クラスメイトと、啓悟を狙っていた燈矢の女子クラスメイトの希望が合致したことからそれぞれに声がかけられ、二人もその合コンに参加することとなったのだ。それが接点だった。 6465 Ma2rikakoREHABILIインフルから復活したので。短いお話。荼ホ。寒い日の朝寒さは感じる。 寒いのは嫌いじゃない。けれども寒いものは寒い。 鈍くなった体感でも、首筋からうっすらと冷え込んだ空気が纏わりついてくる感覚。隣のぬくもりが離れていく感覚。自分を包んでいた布が取り払われていく感触。 そんなどこからか湧いてきた苛つく感情にうっすらと目を開けた。少し目線を下げると見える肌色は、昨夜肌を重ねた男の背中だった。 その均整の取れた背中、肩甲骨の辺りからは赤い羽が小さく纏まっていた。その背筋が伸びる。うーん、と声を漏らしながら両手を上げ、伸びをした背中。羽先もピンと張って、そしてふっと力が抜けて脱力する。今度は「ふわ~」とあくびをする声。大口を開けてどんなまぬけ面をしているのか少し興味はあったが今まだ眠い。剝がされた分の掛布を取り戻したい。そう思って腕に意識を送る。俺の右腕はその男の腰に絡みついていた。それを自覚した途端に、男は俺のその腕を掴んでポイと乱雑に避ける。 2115 Ma2rikakoDOODLE最近、入村という言葉をよく聞くので燈啓ちゃんを入村させてみた。特に大きな事件もなくたんたんと話が進む感じです。時代的には昭和くらい。ある村での出来事その村に年若い青年が2人、ふらりとやってきてもう一年が経つ。 都市の近代化が進む中、未だに閉鎖的なその村では突然やってきたよそ者を警戒するそぶりも見られたが、今ではもうすっかり村の一員としてその二人は受け入れられていた。 「燈矢~見て見て!!」 ただっぴろい畑の真ん中で、サツマイモの束が連なった蔓を掲げて元気に手を振っているのがそのよそ者だったうちの一人だ。啓悟はいつも笑顔の絶やさない人好きのする青年だった。落ち着いた色の金髪は日に照らされるとふんわりと輝き、そこにいるだけで周囲の人間に安心感と笑顔をもたらした。 「お~すげぇなぁ」 そして、その泥だけの満面の笑顔で手を振られていたのがもう一人のよそ者、燈矢だった。燈矢は未だ一本目を掘り出せずに畑に座り込んで少し離れたところにいる啓悟に手を上げて応える。彼は啓悟とは真逆で自分から村人と交流を持つことに積極的ではなかった。だが、真っ白い髪に、村の若い女性たちは一度は見惚れるだろう整った顔立ち、常に気だるげな雰囲気を纏ってはいたが、不思議と冷たいという印象はなかった。 6509