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    UNDERTALEの自AUだったものです。ほぼほぼ供養
    死ネタ、墓ネタが主体なのでお気をつけ下さい。あと一人オリキャラがいます

    #undertaleAU

    Gravetale 表(UNDERTALE 自AU)○あらすじ
     それは幾度となくG√が繰り返された世界線。
     ある時、Charaは唐突に自我を取り戻した。周囲にPlayerの気配はなく、同時にMonster達の気配もない。そこにあったのは塵と冷気が渦巻く嘗ての故郷……墓場と化した灰色の世界だった。
     一体、この世界に何が起きたのか。何故今更になって自分は己を取り戻せたのか。Playerは何処へいったのか。ぼろぼろなお花Flowey、ゴースト状態のPapyrus、そして謎の少女Aspholと共に、Charaは謎と死の気配に満ちた地下世界へと踏み込むのだった──

    ○世界観
     ざっくり言うと文字通り殆どのMonsterが死んだ地下世界。塵と冷気が常に空気を満たしており、全体的に灰色がかっている。至る所にSansが作った墓があるが時折壊れているのもある。
     イメージカラーは灰色がかった水色。おどろおどろしい恐怖や悪意というよりは、それを通り越した無味乾燥な死が満ちた世界。木乃伊みたいなもの。
     殆どのMonsterが死んでいる為、登場人物は非常に少ない。小さく、深く。

    ○登場人物
    ・Chara
     主人公。ある日唐突にPlayerの気配が消え、物語の主導権を取り返した。記憶が欠落しており、ここ最近の記録も分かっていない。自分に何が出来るのか、どうして地下世界が墓場と化したのかを探るために冒険することとなる。
     とても子供らしい性格。我儘で何かと仕切りたがりで文句も言いがち、だが仲良くなった他人を見捨てる事はない。G√の事やPlayerの事である種の達観や諦念を持っているが、それよりも久しぶりの自由に燥いでいる節がある。良くも悪くも年相応のマセガキといった感じ。
     反面、今までの経験によってある程度の戦闘能力と知性を持っている。これによってFloweyの企みやAspholの正体についても探っていく事になる。同時に、Loveが1なのに戦えてしまう程G√を重ねてきている事に自嘲と倦みを抱いている。
     尚、SAVEやLOADの力は使えるが、RESETは使えない。

    ・Asphol
     オリジナルキャラクターな謎の少女。黄金の花畑の上で、Charaに寄り添うように眠っていた。名前以外の全ての記憶を失っているようだが、「何か大きな役目を背負ってここに来た」という確信はあるようで、それを見つけるためにCharaと同行する。
     灰色のワンピースに銀髪に赤い瞳と、全体的に色が薄い。肌の色もかなり白に近く、仕草の良さや振る舞いから人形を彷彿とさせる。そこからとても子供らしく明るい言動が出てくるので、初対面の人は面食らいがち。無邪気で天真爛漫、素直で明朗快活と正に絵に描いたようなお年頃の女の子。
     ……だが、PlayerやG√などメタに近い部分に関してはかなり冷徹。「ゲームである以上Playerに罪はない」「遊ばれないゲームに価値はありますか?」と語ってはCharaやSansと争い沙汰になっている。思考がPlayer側というよりはド正論だけど致命的に口下手。墓荒らしを目の当たりにして許せないと語る程度には善性を持ち合わせている。
     OPTIONというケツイの力を持っている。平たく言うと明るさやSEを操る力で、一部地域の明るさを最低にして見えなくしたり、ダメージを受ける際に回復SEを流してダメージを軽減したり出来る。ハートの色は“黒抜きの赤”。
     名前の由来はギリシャの花、Asphodelus albusより。尚性別は無い。

    ・Flowey
     お花のFlowey。何故かぼろぼろ。Chara達に対して「Monsterを皆殺しにしたのはSans」と告げ、彼を倒すように協力関係を持ち掛けてくる。結果、数少ない情報持ちとして植木鉢の形で同行する事に。
     基本的な性格は本家と変わらず。狡猾で、享楽的で、満たされる事がない。CharaやSansの状態からRESETの力を持っているのはSansだと推測し、それでなくとも絶対の墓守であるSansは邪魔なので、Chara達に処理させようとする。
     ……が、最初から警戒しているCharaや子供っぽいのに突然冷徹になるAsphol、安心安定のリアルスターなPapyrusとパーティを組んだために何かとツッコミ役になりがち。単独行動しようにも、一度したらCharaが瓶詰めにしだした。何だかんだ言ってChara達の奇行に付き合ってしまうため、所謂引っ掻き回し役の筈だが、何かと不憫な目に遭いやすい。
     ぼろぼろなのはChara達に会う前にSansに見付かって“墓荒らし”として襲われた為。但し、少なくともこのタイムラインではFloweyは墓荒らしはしていない。

    ・Papyrus
     ゴースト状態のリアルスター。Snowdinを抜けた先の道(G√で死ぬ場所)を彷徨っていた所をChara達に見付けてもらい、「Sansに皆を殺した理由を聞くため」「Chara達の手助けをしたいから」と同行する事になる。
     最初は記憶も姿も曖昧な白い靄だったが、Chara達がACTを重ねた結果本来の姿を取り戻す。それでもゴーストなので下半身がなく頭から黒く長いベールを被っている。パーティに加わってからは、Papyrusとしての象徴である赤いスカーフをベールの下に首に巻くようになる。全体的に鈍色がかった世界の中で最も鮮烈な色。
     基本的な性格は本家と変わらない。ただ、Sansに殺された事をはっきりと(強烈に)記憶しており、「何故?どうして?」という混乱や戸惑いを抱いている。答えが知りたいが知るのが怖い、という恐怖も抱えており、それを一同に見せないように明るく振る舞う。……流石にこのパーティだとバレてしまっているが、敢えて誰も触れないでいる。
     死んだのに何故ゴーストとしてこの世に残っているのかは不明。本人曰く「暖かいものが胸に触れた」ら彷徨っていたらしい。青攻撃も普通に使えるが、生きていた頃より弱体化している模様。Chara達は何者かがPapyrusにケツイの力を与えたと睨んでおり、もしかしてFriskなのでは、とも推測している。

    ・Sans
     狂った墓守。地下世界を墓場へと変えた者。
     タイムラインを自覚して早々虐殺へと奔り、殺せるMonster全てを殺してまわった。その後全員分の墓を作り、毎日手入れと警備のために地下世界中を見て回っている。そして新たなMonsterに会えば殺して墓を作り、Playerと思しき者と会えば激高して抹殺に掛かる。
     しかし、MonsterやPlayerの範囲、定義がかなり曖昧になっており、「他のMonsterに友好的ならMonster、そうじゃないならPlayer」という最低基準すらグラッグラに揺れている。その時本人がそう思うならそう、といった感じで、出会う度にChara達への印象がコロコロ変わってとても相手し辛い。それでなくとも度重なる虐殺と弔いによって性格や認識が破綻しており、現状では意思疎通すら不可能。
     いつもの服の上着を捨て、代わりにすっぽりと黒いローブを着ている。その様は宛ら死神の様。首からは少し大きめの瓶を紐で提げており、中には今まで殺してきたMonsterの塵が詰まっている。この塵を操って様々な物体に変える事が可能で、大抵は死神らしく大鎌か墓の手入れ用の箒に変えている。
     Papyrusを殺したことがかなりのストレスになっており、鮮烈な赤を見るとPapyrusの偽物だと思って即座に殺しにかかる。また、罪悪感に悩まされている間はゴースト状態のPapyrusを視認できない。
     LOVEは19。これは単純に、“本家で殺せるキャラクター”の内Sansだけ殺せていないため。このLOVEの高さもあって、極めて離人症的・無痛症的な無感情になっている。
     因みにだが、当然ながら墓荒らしをしているのは彼ではない。
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