鍾魈「あら、親戚のお子さんですか?」
「先生は物知りだから色々教わると良いぞ」
「…(悔しい)」
「そんな顔をするな。俺にとってお前は大事な恋人だぞ(頭なでなで)」
「それなら、そうではなく、その…、手を…(ぎゅっ)」
「ははっ…。お前から積極的に来られるのも案外良いものだな」
「まぁ…」
「まだまだ甘えたい年頃なのだろうな」
「…(これではダメなのか)」
「すまない、少し上を向いてくれないか」
「はぁ…。…… //////」
(ざわざわ)
「ふむ…。やはり曖昧な態度はよくないな」
「人前です…」
「だが、あのように見られるのは嫌だったのだろう?」
「ですが…」
「俺は他人からどう見られようと気にしていない。それより、お前が憂いている方が気になる」
「顔が近いです。それ以上はお止めください(両手で顔覆う)」
「ははっ…(ご機嫌)」